マラソンの強い国ランキング!スポーツ全体が強いエリアを調べてみました

今回は国ごとによって陸上競技の強さが全然違うという点について着目して見ました。実際に世界陸上などを見ていると強い国はほとんどの種目で入賞者がいたり、また種目によって強い国がほとんど固定されていたりということがあるかと思います。

そんな国ごとの強さについて述べさせていただこうと思います。

短距離種目の強い国

最近では短距離の強い国と聞くとジャマイカなどが思い浮かんで来ると思います。しかし2000年代に入る前くらいまではアメリカが群を抜いてダントツで強かったとも言われています。

ジャマイカが頭角を現し始めたのが2008年の北京オリンピックで100mを当時世界新記録の9秒69で優勝したウサインボルトの出現により10年以上ジャマイカ=短距離強豪国のイメージがついているかと考えられます。ウサインボルトの他にも以前まで世界記録保持者だったアサファ・パウエルや100m,200mで世界歴代2位の記録を持つヨハン・ブレークなどが存在します。

しかしジャマイカが頭角をあらわす前までのアメリカは200mで世界歴代3位〜8位までを占めているほど層が暑い国だと言えます。なぜここまで強い選手が集まるのかというと日本や他の国に比べて骨格そのものが違うので動かせる筋肉の可動域やパワーが違ってきます。

長距離種目・マラソンの強い国

陸上の強い国

続いて長距離種目の強い国というとケニアエチオピアなどアフリカの国が多く挙がって来るでしょう。なぜケニアやアフリカなどが強いかというと育って来た生活環境にあると言われています。

子供の頃友達と遊びに行くために5〜10キロほどの山道を走って遊びに行き、家に帰る時も同じ距離を走って帰って来るという日本では考えられないような日常生活を送っているということです。そして生活する環境ですが標高2000mを超える高地での日常生活が多く、海抜0mのところに比べると酸素濃度がかなり薄くなっていると考えられます。

そんな中毎日走るのが当たり前みたいな生活をしているので自然と肺が強くなって育つという訳だそうです。ちなみにケニアはマラソンの強豪国でも知られて日本にも留学生として駅伝部に加入したりということが多いです。

そうなると長距離種目でケニア代表の座を獲得するには相当な実力がないと選んでもらえないようです。ケニア人で世界陸上のマラソンの標準記録を突破している選手が毎年250人も出るとも言われています。

技術面で優れている国

短距離や長距離といった種目に優れている国を述べさせていただきましたが技術面で優れている国も存在します。それこそ我々日本人なのです。

今や日本のお家芸とも言われている4×100mリレーですが技術の強さを証明したのはやはり2016年のリオデジャネイロオリンピックでしょう。

当時日本は全員リレーメンバー10秒台で9秒台が1人もいないチームでしたがオール9秒台で揃えていたアメリカに競り勝った時は感動しましたよね(最終結果でアメリカは失格となってしまいました。)

なぜそこまで技術面が強いのかというとやはり細かい微調整を徹底しているからでしょう。他にバトンパスの練習をここまでやる国はないそうです。また、選手全員が非常に仲がいいということも強さの秘訣だと述べられていますね。

特定の種目以外はそこまで強くないのか

先程短距離と長距離の強い国を述べさせていただきましたが真逆の種目は果たしてどうなのかという疑問点もあります。例えば長距離の強いケニアやエチオピアは短距離種目においてどうなのか。

短距離の強いアメリカやジャマイカは長距離はどうなのか。という問題です。実際に世界陸上などを見ててもわかるかと思いますが逆の種目ではほとんど目立つことが無いようです。100mとマラソンでは全くの正反対な種目になりますからね。

あまり陸上自体強く無い国

先程まで陸上競技の強い国を紹介してきましたが続いてはそこまで陸上競技が強く無い国についてご紹介していきます。世界大会の100m予選などであまり聞かない国の選手が日本の中学生くらいの記録で走っていることがたまにありますよね。

こちらは陸上自体がそもそも盛んでは無い国ですが国から1名出場できる資格を与えられるという場合があります。その条件で出場しているのでどうしても逆に目立ってしまうというわけです。

日本のお笑い芸人の猫ひろしさんはカンボジアに国籍を変えてオリンピックに出るという目標でマラソンを行なっていましたがカンボジア自体も陸上競技が盛んな国では無いため猫ひろしさんでも国の代表として走ることができるという訳です。

先日のアジア大会を見ていても生まれはジャマイカだがアジアの国に国籍を変えて国の代表として出場している選手がいましたね。

陸上・マラソンの強い国についてまとめ

今回は陸上競技は国によってなぜ強さが生まれるのかということについて述べさせていただきました。また、日本はこのまま技術力のトップを維持して頑張って欲しいですね!

陸上競技だけではなく全てのスポーツにおいて国ごとの強さなど様々あると思いますが全ての国にそれぞれ良さがありますのでスポーツ界を盛り上げられたらいいですね。

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