やり投げのコツや練習方法について解説
今回は陸上競技の投てき種目であるやり投げのコツや練習方法、投げ方等について解説させていただこうと思います。
やり投げは単純に走ってやりを投げてその飛距離で競う競技なのですがなかなかコツをつかむのが難しかったり、どのタイミングでどう投げたらいいのかなど複雑な種目になります。
試合で力を発揮するためにどのような練習をしたら良いのかなども踏まえてポイントをいくつかご紹介させていただきたいと思います。
やり投げの助走から踏切までのポイント
まずは助走でいかに速いスピードを出してやりを投げられるかというところがカギになってきます。
もちろん助走スピードが速ければ速いほど投げる時の初速が速くなるのでやりは遠くへ飛びやすくなるというわけです。
しかしいくらスピードが出ているからと言ってバラバラなフォームで投げてもあまりうまくは飛んで行ってくれません。投げる際の踏切もとても大事なポイントになります。
実際に投げる5歩くらい前からクロスステップの姿勢に入るわけですが、この際に今までのスピードを殺してしまわないようにしなければなりません。
せっかく助走でつけたスピードがもったいないですからね。
そして投げる瞬間も体がぶれないようにしっかりと体幹を鍛えておくとより重心が安定するのでまっすぐ飛ぶようになります。
是非気になる方はこちらの体幹トレーニングの方法もご参照ください。
やりを投げる時のポイント
実際に投げる瞬間ですが、この時に力任せにがむしゃらに投げてしまっては思うように飛んでいかないでしょう。
腕をめいっぱい引いて顔のすぐ横を通るように投げます。
そして投げ方ですが、野球の球を投げるようイメージではなく、どちらかというと紙飛行機を思いっきり飛ばすようなイメージを持っていた方がより遠くに飛びます。
この時に大体角度は地面に対しておよそ30度くらいがベストと言えるでしょう。
投げ終わった後に忘れがちですが前の白線を踏んでしまったり、投げたやりが枠外に出てしまったらファールとなってしまうので注意しましょう。