100mで11秒台を出す方法&練習メニュー

今回は陸上部に入って短距離を専門にやっている人ならまず最初の目標として「100mで11秒台を出す」という目標を掲げている人も多いのではないでしょうか。そんな100mで11秒台を目指す人に向けたアドバイスや練習方法をお伝えさせてねいただこうと思います。

※女子選手の場合も後ろの方で述べさせていただこうと思います。

では100m11秒台という記録について詳しく見ていきましょう。

100mで11秒台を出すためには

100mで11秒台を出すためには

まず考えるポイントとしては今現在成長段階なのか、それとも練習を積んで記録が伸びていない段階なのかで大きく変わってきます。

もし中学生や高校生で陸上を始めたばかりと言うのであれば十分に伸びしろがあり、練習次第では11秒台の記録を出すのも難しいことではありません。逆に昔から陸上を続けていて、最近自己ベストの更新などがあまりできておらずタイムが止まってしまっているという段階だと少し工夫した努力が必要となるかもしれません。

成長段階の人の場合

もし陸上を始めたばかりということであれば、いきなりハードなトレーニングを行ったり過度な走り込みなどはせずに学校や団体が行なっているメニューを真剣に取り組んでみてください。始めたばかりの頃はどうしても周りの友達などとタイムを意識しあいがちで余計なトレーニングや疲労につながる練習をやってしまいがちです。

まずは陸上競技というものに慣れるために日々の練習を言われた通りに行うだけでも充分効果があります。自分に合っている練習や伸びしろだけで自然に11秒台の記録が出せる人もいるでしょう。

伸び悩んでしまった人の場合

そして以前から陸上を続けていてずっと12秒台前半くらいの記録は出せるけどなかなか11秒台かでないという人はプラスアルファで練習を付け加えてみてください。

ではどんな練習を追加したら良いのかというと今まで自分がやってきたメニューで足りないなというポイントを洗い出してみてください。例えばウエイトトレーニングをあまりやっていないようであれば本格的なうえいととれを行ってみたり、走り込みが足りないなということであればいつも以上にに本数を増やしたりと言う事です。

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上記に100mの練習方法とウエイトトレーニングについて詳しく述べて起きましたので是非参考にしてみてください。また、100mで11秒台を出すために重要なのがスタブロからのスタート練習です。やはりどうしてもスタートが決まらないと周りから出遅れてしまって一気に走りが硬くなってしまいます。

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100m11秒台は難しくない

はっきり言ってしまうと100m11秒台は練習次第で誰でも出せる記録です。陸上が好きでいい記録を出そうと常に考え、試合で活躍する自分の姿を思い浮かべるようにイメージトレーニングすることも重要です。

陸上短距離走における基礎から応用まで全般的に解説しているページもご用意させていただきましたので気になる方はこちらから参考にしてみてはいかがでしょうか。普段あまり行っていないようなトレーニング方法まで詳しく解説させていただいています。

陸上ニュースで学ぶ陸上競技短距離種目の基礎から応用へ

女子選手の場合

女子の選手で100m11秒台というのはほんのわずかのトップスプリンターと言えるでしょう。男子が10秒台の記録を出すよりもはるかに難しいと言われていますからね。しかし全国大会の決勝などで戦う場合には女子選手でも11秒台が必要となってくるはずです。

100mで11秒台を出す方法についてまとめ

今回は100mで11秒台を出すためにはどうしたらいいかという疑問に対して答えさせていただきました。陸上に慣れて練習次第では必ず出せる記録だと思いますので諦めず頑張ってみてください!