9月入学のインターハイ・甲子園や部活動に与える影響は?

2020年5月現在新型コロナウイルスの影響で「9月入学」というのが話題に上がっていますがもし仮に9月入学が決定した際に部活動への影響はどうなるのかという事についてお伝えさせていただければと思います。

テレビの放送などでは学力や受験についての報道は多くされていますが部活に与える影響などはあまり報道されていないので明白になっていない部分もございますが考えられることを都度ご紹介させていただければなと言ったところでございます。

では実際に今現在の状況としてどのような形で話が進んでいるのかという所からお伝えしていきます。

 

2020年のインターハイは中止

2020年のインターハイは中止

まずは2020年のインターハイ、つまり全国大会に関しては中止という事が決定いたしました。

このインターハイ中止という事から高校3年生にとっては最後のインターハイが無くなり、各地区大会、県予選なども中止になっていることから不完全燃焼により引退しなければならないという事が余儀なくされている状況です。

実際にこのインターハイや各県予選などで受験に向けて引退となる生徒も多い中このような事態になってしまってとても残念に感じている人も多く存在しているでしょう。

新型コロナウイルスについては未だに終息がいつなのか分からないと言ったことがありますので今後の感染拡大を避けるために苦渋の決断だと言えるでしょう。

甲子園に関しては5月1日現在ではまだ中止の発表はされていないもののインターハイが中止になっている事からおそらく中止の方向へ向かうのではないかという事が予測できます。

野球部の甲子園のみ全国大会が行われて他の部活のインターハイは中止というのは納得がいかない人も多く出てくると思われます。

 

9月入学についての意見

 

9月入学についての意見

入学式と言えば桜という昔からの流れが今回変わろうとしています。

現在話が進んでいる9月入学ですが実際に賛成の意見と反対の意見がどうなのかという事についてです。以前明治時代は日本も9月入学だったとのことで、変えられないことはないと政治家の方々が述べておりましたが実際の方向性としてはどうなのでしょうか。

政治家や各地方の自治体の方々は比較的9月入学を推奨する方が多く見られており、安倍総理も前広に考えていきたいとのことで実現に向かうかと言ったところです。

しかし実際に影響してくる学生の意見はと言うとテレビのアンケートによると10代の70%以上は9月入学に対して反対との意見が出ているそうです。

直接影響してこない20代、30代に関してはそこまで反対率というのは無かったようですが、親世代の40代の意見としても9月入学は反対と多くの意見が上がっている模様です。

9月入学となると本人や子供が影響する人はできる限り4月入学のままでいてほしいと考える人が多いのですね。

 

9月入学になるとインターハイや甲子園はどうなる?

 

それでは本題の9月入学になとインターハイや夏の甲子園はどうなるのかという事が問題点として挙げられると思います。

現在の4月入学の場合は「春休み明けに入学式が行われる」という形ですが、9月入学になると「夏休み明けに入学式が行われる」という事になるかと思います。

そして卒業式の場合現在は「春休み前の3月に行われる」という形ですが、夏休み前に当てはめてみると「7月に卒業式が行われる」という形になります。

このように卒業式の時期がずれることによって大きく影響が出てくるのがインターハイや甲子園といった夏休み中に行われる部活の全国大会が挙げられてくるのです。

もし仮にインターハイや甲子園を今まで通り夏休み中に開催するとなれば高校3年生は卒業式を迎えた後に開催されるという事になります。

高校3年生は受験などの日程も7月前後くらいになると予測ができますので丸被りとなってしまうわけですね。

また、受験勉強の期間なども現在であれば夏に引退して冬まで勉強の期間がありますが9月入学で上記の日程の様になれば勉強の期間は全く取れなくなってしまうと言えるでしょう。

 

9月入学になったらインターハイや甲子園の時期はずれる?

現在はインターハイや甲子園の開催時期が夏休み中だとお伝えさせていただきましたが、9月入学になったら部活の全国大会もずらせばいいのでは?と考える方も多いです。

しかしスポーツのシーズンと言うのは基本的に暖かい時期に行われるものです。(冬季スポーツは除く。)

なので現在は夏にインターハイや甲子園が行われているのですが、その時期をずらすとなると4月と9月では5か月の差が生じます。

つまりインターハイや甲子園を5か月後ろ倒しにするとなると1月あたりの開催となり真冬に行わなければならない事となります。

真夏の甲子園という響きが真冬の甲子園となってしまうのはなんだかしっくりきませんね…。

また、インターハイや甲子園は夏に行われておりますが、その前の県予選や支部予選などを含めると4月頃から全国大会の予選が始まっている種目も多く存在しています。

そうなるとますます9月入学になった際の部活の大会と言うのは議論を進めていかなければならないでしょう。

 

9月入学になった際のインターハイや甲子園まとめ

今回は新型コロナウイルスの影響で9月入学になったとすると毎年夏に行われているインターハイや甲子園にどのような影響を及ぼすのかという事を私的意見を交えご紹介させていただきました。

私自身も高校時代は陸上競技部に入っておりインターハイを意識して日々練習を行っていた過去がありますので日程がずれてしまうのは混乱しれしまいますね。

今まで通常通り行っていた部活の時期が急遽変更となると困る部分も多々あるかと思いますがこの辺りに関してはどうすることもできないので各自治体などが決める方針に従っていくしかなさそうですね。

 

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