野菜嫌いなは大人でもなぜ食べられない?理由や子供への指導法とは

今回は野菜嫌いや好き嫌いが多い人って大人になればなんでも食べられるようになるの?という疑問点などを述べさせていただければと思います。

自分の子供が全然野菜を食べてくれない、大人になったら好き嫌いは治るのかな、など心配してしまう親御さんも多いでしょう。

私自身も小さい頃からほとんど野菜を食べられず苦労しながら成人を迎えてしまったあ経緯などもあるので実体験などを踏まえながらご紹介させていただければと思います。

野菜が嫌いになってしまった理由

まずは焦点を『野菜嫌い』という所に絞って様々な内容を述べさせていただければと思います。そもそもなぜ野菜嫌いに育ってしまったのかという所から言うと、食事の与え方や赤ちゃんの頃に食べさせたものなどが影響を与えているのではないかと考えられます。

私自身うまれたばかりの頃は普通に野菜を食べていたそうですが少し大きくなった時には全く野菜を食べていなかったと言うと経緯です。

ではどのタイミングで野菜を食べなくなってしまったかというと歯も生えてきてある程度普通のものが食べられるようになったあたりだと言います。野菜を食べた時の「シャキッ」とした食感がおそらくダメだったみたいです。

その頃から「この子は野菜をあまり食べてくれないから仕方無く別の好きな食べ物を、、」などと言った形で甘やかされた結果このようになってしまったと言います。

野菜嫌いは直せる?

野菜嫌いは直せる?

そもそも子供自身が「野菜は絶対に食べたくない、まずい、吐きそう」などと言う印象を持ってしまうと無理矢理野菜嫌いを治そうと親がいくら努力しても正直難しくあまりにも強制しすぎてしまうと逆効果となってしまうかもしれません。

私自身も物心ついた頃から全く野菜が食べられなかった為小学校の給食などで必ず食べなければならないと言う先生の時は毎日苦労していた記憶が鮮明に残っています。

つい親としは少しずつで良いから野菜を食べて欲しいと言う思いから少量の野菜をそのまま食卓に出してしまいがちです。しかし野菜嫌いの子供からしたらこれはNGです。

というのも子供からしてみると先入観から「野菜はどうしても食べたくない」と思ってしまう子がほとんどです。その為野菜をそのまんまの姿で出すのはあまり効果的ではないと言えます。

見えない野菜から食べさせる

ではどのようにしたら自然と野菜を食べられるようになるのかを考えてみた時に子供としては「先入観で野菜はダメ」と思っている為「野菜の形として見えなければ良い」ただそれだけなのです。

野菜をそのまま出すよりも形がない状態まで細かくしてしまったものを他の料理に混ぜ込むなどすれば少しでも野菜を摂取させたいというのはクリアできるでしょう。

まずはここが第一段階となります。子供の好きなものの味になり切ってしまっていれば正直野菜がどの料理にどのくらい入っているかなどわからないのです。

例としてあげるのであればハンバーグの中に通常よりも多めに食べさせたい野菜をみじん切りにして忍び込ませてあげるなどが良いでしょう。

そうすれば子供も通常のハンバーグだと思って普通に食べてくれるはずです。

ただこの野菜ハンバーグを子供としては食べてくれると思いますが「野菜が多めに入っている」ということは絶対に隠しておいた方が良いです。

というのも野菜嫌いのこどもの舌はかなり敏感なので一度でも「野菜が多く入っているハンバーグだ」ということを認識してしまうと次に作った時にたとえ全く同じ味や触感だったとしても先入観で「野菜が入っている」と思い込み、もしかしたら食べてくれなくなってしまう可能性もあるのです。

そうなってしまっては全く野菜を摂取してくれないままになってしまうでしょう。

少しずつ見える野菜を食べさせる

そして見えない野菜が全く問題なく食べれる段階まで来れたら少しずつ形の見えるものに挑戦させてあげる形となります。

ただし無理に食べさせるのはあまり効果がありません。
勉強も強制的にドリルやワークのようなものをやらせるよりも自ら進んで取り組んでくれた方が自然と頭の中に入ってくれるのと一緒です。

ではどのようにしたら自然と食べてくれるのかと言うと、大好きな食べ物の中にどうしても野菜が見える形で入ってしまっているものなどを与えてみるのが良いかと思います。例として例えるのであればハンバーガーの中に自然とレタスやトマトが入っていると思います。

しかし野菜嫌いの子からしてみれば「レタスとトマトは抜きで食べたい」というのが本心でしょう。私自身も同じ状況にあったら必ず野菜を取り除いて食べていました。

しかしこの中に入っている野菜を全て含めて初めてハンバーガーだ、という認識であれば自然と少し食べてみようかなという気持ちになれるはずです。確かに最初はなかなかハンバーガーとはいえど野菜にかぶりつくという行動には勇気がいるものです。

私自身も恥ずかしながら大人になってようやくハンバーガーの中の野菜を食べられるようになったので子供の頃は全く食べられませんでした。

しかし今現在は野菜が入っている方がジューシーなお肉とマッチしてハンバーガー本来の味を楽しめるということがわかり好んで野菜の入っているメニュー注文することなどが多くなりました。

子供の頃はマクドナルドなどへ行っても「レタスが入っているから」という理由でビッグマックは避けて野菜の入っていないハンバーガーを注文していました。しかし本心としては「レタス無しのビッグマックなら食べたい」と言うことを思っていたはずです。

何を言いたいかと言うと野菜嫌いの子供は「実は本当に食べたいメニューが他にあるけど野菜が入っているので仕方なく野菜が入っていないメニューから選ぶようになってしまう」と言うことです。

ですが野菜嫌いの子からしてみると「野菜が食べられないから損している」という考えは一切なく「極力野菜の入っていない食べ物で満足したい」と考えているのが本音でしょう。

なので野菜を食べられるようになってもらう2段階目としては「野菜と一緒にこの食べ物を食べたら美味しいよ」と言うことをわかってもらう事が大事です。

野菜嫌い克服についてずらずらと長文を書かせていただきましたが、まずはいきなり野菜と言うものを食べさせるのでは無く、野菜から敵対心をとってもらうと言う事が大切ですね!

大人になれば野菜嫌いは治る?

大人になれば野菜嫌いは治る?

続いては今子供の段階で野菜が全然食べられないけど大人になったら自然と食べられるようになるの?と言った疑問についてです。こちらに関しては多くの人の場合「大人になれば食の好みも変わってくるし野菜も食べられるようになるだろう」と子供が小さい頃は考えるでしょう。

しかし正直なところ私自身もですが大人になってもそのまま野菜を食べようと本人が努力しなければ野菜嫌いは絶対に治りません

というのも今まで好きなものばかり食べてきた舌からすると「野菜 = 不味いもの」というイメージが染み付いてしまっているからです。なのでもともと子供の頃からほとんど野菜をを食べられなかった人が大人になったら野菜を好んでたくさん食べるということはほとんどないかもしれません。

ただ子供の頃は一切考えていなかった分野によって野菜を進んで摂取するようになるということはあります。それが健康面に対しての懸念点です。
歳を重ねるごとに体は衰えていくのは皆同じですがやはり野菜を摂取しないで歳をとっていくと少なからず野菜を普通に食べている人よりも病気のリスクというものが出てきます。

そうなってくると嫌でも少しずつ野菜を極力摂取しなければ、、という心理のもと野菜を食べざるおえないということは出てくるでしょう。ただこれは野菜嫌いが治ったということかと言われるとそうではありません。

野菜は嫌いだけど仕方なく健康のために食べているというのが気持ちとして正しいかともわれます。なので自然と大人になれば野菜が食べられるようになるというのは半分合っているようで半分間違っているようなイメージと思っていただければ無難かなと言ったところです。

 

野菜以外にも好き嫌いが多い場合

野菜以外にも好き嫌いが多い場合

続いては今まで述べさせていただいた野菜以外にも好き嫌いがたくさんあると言う人は多いでしょう。そんな時に考えられるのはほとんどの人が味と言うより食感が苦手と言う事です。

ではなぜそう言えるのかと言うと例えば生物や刺身などが苦手という人が居たとしましょう。その人が苦手なのは刺身を口の中に入れた時にするにゅるっとする食感が苦手という人がほとんどのはずです。

基本的には刺身は醤油をつけて食べる食べ物となりますので全く同じ醤油味の焼き魚だったら食べられるはずです。

味が苦手だという人はおそらく焼き魚も嫌いだとは思いますが食感が大丈夫であれば焼き具合がレアなお肉などは食べられるはずです。

こちらも先ほど述べさせていただいた野菜の先入観と一緒ですね。

好き嫌いはほとんどの場合先入観から「この食べ物はダメだ」と思い込んでしまっている場合が多いので少しずつ解消していくしかありません。

野菜嫌いや好き嫌いが多い人についてまとめ

今回は野菜嫌いの子供の直し方や大人になったら自然と食べられるようになるのかといった内容から好き嫌いが多い人に対して様々な視点から述べさせていただきました。

実際に私自身子供のころから食べられるものが少なく、野菜なんかは一切口に入れようとも考えたことがなかったくらいなので野菜嫌いの子供の気持ちはとても理解していると思います。

ただ自然と人付き合いなどをしていく上で様々なものが食べられるようになったりという事もあったので今まだ子供が小さいという人はそこまで悩まなくてもいいのではないかなと思います。