大根の葉は食べ過ぎると危険?注意点や農薬・生食・どこまで食べられるかをご紹介!

冬になると帰宅時にコンビニに立ち寄っておでんを購入したくなってついつい選んでしまう大根。そして秋には秋刀魚に大根おろしと醤油やポン酢をかけていただく。そんな四季折々の食べ方ができる大根ですが、基本的に普段食べるのは根っこの部分が多いと思われます。

しかし今回は普段あまり食べられる機会が少ない「大根の葉」に着目し、「大根の葉って食べ過ぎると危険?」「大根の葉で注意すべき点は?」「生で大根の葉を食べるのはNGなの?」と言った内容を細かくご紹介させていただければと思います!

大根の葉は今まで食べずに捨ててしまっていたという方も意外と多いと思いますので是非参考にしていただければと思います。では大根の葉について詳しく見ていきましょう。

大根の葉を食べ過ぎると危険だと言われている理由とは?

ではまず大根の葉を食べ過ぎてしまうと体にどんな悪影響があるのかをご紹介していきます。体が危険な状態になってしまう理由として大根の葉には色々な栄養素があり、その中でも多く摂取してしまうと逆に危険な状態に陥ってしまうという栄養素もあるのです。

栄養と聞くと体にいいイメージばかりだと思われますが、実はあまり食べない方が良いものや摂取しすぎることによって逆効果なものもあるのです。

シュウ酸

まずあまり聞き馴染みがないかもしれませんが大根の葉にはシュウ酸という栄養素が豊富に含まれています。このシュウ酸を摂取しすぎてしまうと激痛と言われる尿路結石になってしまう可能性があると言われています。大根の葉をだべ過ぎてしまったが為に尿路結石になってしまうのは避けたいですよね。

ナトリウム

普段耳にするナトリウムは血圧を調整してくれたりと良い働きをしてくれる大事な栄養素です。しかし摂取しすぎてしまうとその働きが裏目に出てしまい、結論として血圧を大きく上昇させ、体がむくんでしまう牽引にもなってしまうのです。その結果高血圧や動脈硬化といった症状を起こしてしまい、最悪の場合には生活習慣病にまでなってしまう危険性があるので大根の葉の過剰摂取には気をつけましょう。

農薬

そして大根を育てるのに大切な薬として農薬が利用されています。そしてその農薬は基本的に大根の葉についたまま我々の手元に届く形となっています。多少であれば許容範囲となるようですが基本的に農薬は人間が摂取してしまうと様々な危険性があると言われているので大根の葉を食べる際にはしっかりと下処理をしてから食べる事が推奨されています。その下処理では大根の葉を細かい部分までよく洗い流し、熱湯でゆでてから冷水にさらすと良いでしょう。

大根の葉はどこまで食べる事が可能?

大根の葉は食べ過ぎると危険?注意点や農薬・生食・どこまで食べられるか等をご紹介!

では続いて大根の葉ってどこまで食べる事ができるの?実はあまり食べない方がいい部分もあるの?と言った点を述べさせていただきます。結論から言うと大根の葉は基本的にほぼ全ての部分を食べる事ができます。ただ大根の葉を食べる際に注意点などは存在するのでも参考にしてみてください。

大根の葉を食べる際の注意点

基本的に大根の葉は全部食べても問題ないのですが、大根の本体部分である根に近い部分はとても固く、スジも多いので極力食べるのは控えておいた方がいいかもしれません。ただじっくりと煮込んだりすれば芯まで柔らかくすることは可能なのでどうしても食べたいという方は煮物などにして食べる事をおすすめします。

そして葉っぱの先端や茎が緑ではなく黄色に変色してしまっている場合は枯れてしまっている状態となりますので食べるという事はせず包丁などでカットして処分する方が良いでしょう。

大根の葉はどうやって食べるのが良い?

では続いて大根の葉の食べ方についてどうやって食べるのが良いのかという点をご紹介していきます。大根の葉は食べられるという事が分かりましたが、あまりなじみがない為「どうやって料理に使ったらいいんだろう…?」と思う方も少なくないでしょう。そんな時におすすめな食べ方をご紹介していきます。

大根の葉ふりかけ

大根の葉を細かく包丁で切った後にしらすやごまなどを加えて強火で3分ほどサッと炒めることによって大根の葉ふりかけとして食べる事ができます。ご飯の上にかけて食べると栄養もたっぷり取ることができ、小さい子供から大人まで食べられるのでおすすめです。

浅漬け

こちらもふりかけ同様に大根の葉を細かく切ってからジップロックなどのビニール袋に適量の塩と一緒に入れます。作り方としても非常に簡単でここまでの工程が終われば後は冷蔵庫の中に1日置いておけば完成です。

大根の葉を生で食べると危険って本当?

大根の葉を生で食べると危険って本当?

では次に大根の葉は生で食べると危険な理由をご紹介させていただきます。大根自体は根っこ部分は土の中に埋まって育ち、皮を向いて食べるため大根おろしなど生で食べる事は問題ありませんが大根の葉はいくつか問題点があるのです。

冒頭でも述べた通り大根の葉には農薬がついている可能性が高く、大根は基本的に根っこの部分を大きくするためであったり、葉の部分を食べる虫を来ないようにしたりという理由から農薬が使われています。そのため大根の葉を生で食べてしまうと農薬も同時に食べてしまう事になる為体に害を及ぼす危険性があるのです。なので食べる際にはしっかりと水で洗い流してから食べるようにしましょう。

そして大根の葉を生で食べると青臭さや苦みと言った独特な味を感じる人が多く、苦味の成分は「シュウ酸」という成分で、大根がまだ土に埋まっている時に野生の動物や虫と言った生物から身を守るためにこの苦味を出していると言われています。

また、このシュウ酸ですが多く摂取してしまうと体内に固まりができてしまい、尿管結石の危険性があります。もし尿路結石になってしまった場合再発防止としてシュウ酸を多く含む食べ物は控えるように言われます。

実際農薬以外の部分では大根の葉を生で食べる事に関して問題ありませんが正直青臭すぎてとても食べられたものではありません。ただ、熱湯で茹でることによってその青臭さを抜くことができるのでおいしく食べられるようになると言うわけです。

大根の葉を生で食べるデメリットまとめ

上記の内容をまとめると大根の葉には「農薬」がついている可能性が高いというのと「シュウ酸」が含まれている為しっかり洗い、湯がいてから食べると良いという事です。軽く湯がくとβカロテン、ビタミンK、ビタミンEの栄養価がアップするとも言われていますが、茹ですぎてしまうとビタミンCが流れしまう恐れがあるのでサッと湯がく程度でいいでしょう。

大根の葉の栄養素

では続いて大根の葉にはどんな栄養が含まれているの?という内容についてご紹介させていただきます。大根の葉には、通常食べられることの多い根の部分には含まれていない栄養素も多いのでどんな効果があるか順番に見ていきましょう。

ビタミンK

ビタミンKは血液を固まらせるといった効果があり、根の部分には含まれていない栄養となります。血液が固まると聞くとイメージ的には少し怖いですが、体外へ血液が出た場合出血しにくくなるといった効果があります。ビタミンKは骨を強くする性質もありますが外から摂取しなくても体内で自然と作られる成分ではあるので不足の心配はいりません

カリウム

カリウムは生きていく上で欠かすことのできない栄養素となっており、体内に取り込んだ余計な塩分を外に排出してくれ、むくみ解消などに役立ちます。また、血圧を下げてくれる効果もあるので積極的に摂取して行きたい栄養素となっています。そしてカリウムも根よりも葉の方が豊富に含まれており、およそ1.5倍ほどになるようです。

ビタミンC

聴き馴染みのあるビタミンCも大根の葉には多く含まれています。ビタミンCはビタミンKと違い自分の体内で作ることのできないので外から摂取するしかありません。主な効果としてはメラニン色素の生成を抑えることでシミやシワといった年齢とともに気になる部分を防いでくれます。そしてこのビタミンCが不足してしまうと貧血や皮下出血となってしまうので積極的に摂取した方がいい栄養素と言われています。ただしビタミンCを取りすぎてしまうと細胞を破壊してしまうともいわれているのであまりにも過剰に摂取しすぎてしまうのは逆効果です。

βカロテン

β-カロテンは緑黄色野菜と呼ばれる分類の野菜に多く含まれており、大根の根の部分にはあまり含まれていません。ただβ-カロテンは摂取しすぎてしまうと皮膚の色に変化が起こると言われており、少し黄色くなるようなイメージとなります。ただこれは病気や体への悪影響はなく、健康を害するものではないので安心してください。

カルシウム

カルシウムは牛乳などに多く含まれる成分ですが大根の葉にも豊富に含まれています。主な効果としては骨や歯を丈夫にしてくれるメリットがあるので可能であれば毎日摂取したい栄養素となっています。また、大根の根の部分にもカルシウムは含まれていますが葉の方が10倍近く豊富に含まれているとも言われています。

大根の葉はどうやって保存しておくべき?

根の葉は食べ過ぎると危険?注意点や農薬・生食・どこまで食べられるかをご紹介!

では最後に大根の葉の保存方法についてご紹介させていただきます。基本的に大根の葉は根の部分とくっついた状態でスーパーなどで売られていますが家に帰って調理をする場合すぐに切り落とした方が良いと言われています。大根の葉と根をつけた状態で長い時間置いておくことにより、根の栄養を葉が吸い上げてしまうという事が起こります。そして切り落とした大根の葉は常温ではなく冷蔵か冷凍で保存がおすすめですが量的にも結構多いと思いますのですぐに食べる予定がないという場合冷凍で保存しておくことを推奨します。

また、保存する際には切り落とした大根の葉をそのまま袋に入れて保存するのではなく、しっかりと洗って綺麗な状態にしてから保存する方が良いでしょう。

大根の葉保存期間目安

保存期間の目安として冷蔵庫に入れておく場合だと3日程度で食べきるようにした方が鮮度的に望ましいと言えます。それ以上長く保存したい場合は冷凍保存となり、1か月程度は保存しておけます。

常温で保存してしまうとすぐに傷んだり、夏であれば腐ってしまったりという恐れもあるのでしっかりと保存するようにしましょう。

大根の葉は危険?生食NGの理由や食べ方についてまとめ

これまで大根の葉を食べた場合の危険性や食べ方など様々な点をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。普段あまり食べられない大根の葉でもしっかりと調理することによって栄養豊富な食材へと変化することが分かりました。

ただ文中でも述べさせていただいた通り生で大根の葉を食べるという事は農薬やシュウ酸、独特な臭みなどかなりリスクはあるのでしっかりと調理しておいしく食べる事をお勧めします。