日本人の人気海外旅行先としても常に上位にランクインしている台湾。今回はそんな台湾旅行3泊4日における費用をついて中心に航空券やホテル、人気のオプショナルツアーなどについてご紹介させていただければと思います。
また、私自身実際に3泊4日で台湾（台北）旅行へ行った内容も別記にまとめているものがございますので気になる方は是非こちらも参考にしていただければと思います。
台湾旅行の魅力について
まず初めに台湾の魅力についてご紹介させていただければと思います。台湾は、アジアの中でも魅力的な観光地の一つです。台湾の魅力は、以下のような点が挙げられます。
1つ目に美食が豊富なことが挙げられます。台湾は、中華料理が発展した地域の一つであり、その中でも特に有名なのが夜市の食べ物です。夜市には、牛肉麺や小籠包、豆花、臭豆腐など、さまざまな料理があり、観光客からも人気が高いです。
また、台湾は温泉が豊富なことでも知られています。台湾各地には、天然の温泉があり、健康や美容にも効果的です。代表的な温泉地としては、北投温泉、礁溪温泉、関子嶺温泉などがあります。
さらに、歴史的な建築物や文化財が多数存在しています。例えば、台北市内にある国立故宮博物院は、中国の皇室が所蔵していた美術品を展示する博物館であり、世界的にも有名です。また、台湾には、台湾原住民や漢民族、外来民族など、さまざまな民族が共存してきた歴史があり、それぞれの文化が残っています。
最後に、台湾の自然も魅力の一つです。例えば、太魯閣国家公園には、絶壁や渓谷などの美しい景色が広がっています。また、日月潭や阿里山などの観光地でも、自然を楽しむことができます。
以上のように、台湾は、美食や温泉、歴史的な建築物や文化財、そして自然など、さまざまな魅力が詰まった観光地です。
台湾旅行の定番は何泊何日？
続いては台湾旅行のベストな日数についてですが、台北を中心に回る場合3泊4日もあれば十分な日程と言えるでしょう。3泊4日で台湾を訪れる場合、まずは台北市内を中心に観光することがおすすめです。台北市内には、台湾の歴史や文化を学べる故宮博物院や、台湾のシンボルである台北101、中正記念堂や士林夜市、龍山寺など、数多くの観光スポットがあります。また、台湾の伝統的な美食を味わうこともできます。
次に、台北市外の観光地を巡ることもできます。例えば、九份や十分の滝、瑞芳の黄金博物館、淡水老街など、台北市外にも魅力的な観光地があります。さらに、自然が豊かな観光地としては、陽明山国家公園や基隆の翡翠湾、新北市の野柳地質公園などがあります。
3泊4日の旅行では、台湾全土を回ることはできませんが、台北市内と周辺地域をじっくりと楽しむことができます。また、比較的短い期間であるため、費用も抑えることができます。
ただし、3泊4日の旅行でも、あまりスケジュールを詰め込みすぎると疲れてしまうことがあります。旅行の目的やスタイルによって、ゆっくりと過ごすことも大切です。また、旅行前にはしっかりと計画を立て、自分の予算やスケジュールに合わせて旅程を調整することが重要です。
台湾旅行の航空券はどのくらいの費用？
次に台湾へ行くのに最も大切な航空券についてです。台湾への航空券の料金は、出発地や時期、予約時期、航空会社などによって異なります。一般的には、ビジネスクラスやファーストクラスの料金が高く、エコノミークラスの料金が比較的安くなっています。
以下は、東京から台北へのエコノミークラスの航空券の料金の目安です。
- ローシーズン（1月〜3月、11月〜12月）：約2万円〜3万円
- ミドルシーズン（4月〜6月、9月〜10月）：約3万円〜4万円
- ハイシーズン（7月〜8月）：約4万円〜5万円
ビジネスクラスやファーストクラスの料金は、エコノミークラスの料金よりも2倍以上、3倍以上になることもあります。
また、航空会社によっても料金が異なります。日本と台湾を結ぶ航空会社としては、日本航空（JAL）、全日本空輸（ANA）、エバー航空、チャイナエアラインなどがあります。各航空会社の特典やサービス、マイルプログラムなども異なるため、自分に合った航空会社を選ぶことも重要です。
航空券の料金を節約する方法としては、早期予約や深夜便、週末泊などを利用する方法があります。また、格安航空会社（LCC）も台湾への便を運航しているため、価格を比較してみることもおすすめです。
台湾旅行のホテル費用はどのくらい？
続いてはホテルの費用となります。日本と比較すると相場としては安めの印象ですがホテルのランクや設備、立地、予約時期などによって異なります。一般的には、高級ホテルの料金が高く、ビジネスホテルや旅館の料金が比較的安くなっています。
以下は、台北市内での1泊あたりの宿泊費の目安です。
- 高級ホテル：1万円〜3万円以上
- ミドルクラスホテル：5,000円〜1万円
- ビジネスホテル：3,000円〜5,000円
- 旅館：2,000円〜3,000円
上記の料金は、一般的な目安として参考になりますが、季節や予約時期によって大きく変動することがあります。また、立地条件によっても料金は異なります。3泊4日の場合は上記の費用が3倍となります。
また、台湾では、Airbnbや民泊などの個人宿泊施設もあります。こうした施設は、ホテルよりも料金が安く、台湾の文化や生活に触れることができるという魅力があります。
最近では、ホテルや宿泊施設の予約サイトやアプリも充実しており、宿泊費用を節約することもできます。事前に検索して、自分に合った宿泊施設を選びましょう。
台湾で人気のオプショナルツアーは？
台湾には、多くの人気のオプショナルツアーがあります。以下に、代表的なツアーを紹介します。
台北101展望台ツアー
台湾を代表するランドマークとして有名な台北101の展望台に登るツアーです。高層ビルからの絶景を楽しむことができます。料金は一般的に、大人1人あたり500台湾ドル〜1,000台湾ドル程度です。
九份老街・十分瀑布ツアー
九份の風景が美しい老街を散策し、十分の瀑布を訪れるツアーです。台湾らしい景色を楽しめます。料金は、大人1人あたり2,000台湾ドル程度です。
野柳地質公園・九份・十分瀑布ツアー
台湾北部を代表する観光スポットである野柳地質公園、九份の老街、十分の瀑布を訪れるツアーです。料金は、大人1人あたり3,500台湾ドル程度です。
太魯閣渓谷ツアー
台湾を代表する渓谷の一つである太魯閣渓谷を訪れるツアーです。美しい景色を楽しみながら、トレッキングを楽しむこともできます。料金は、大人1人あたり4,000台湾ドル程度です。
巨大な仏像と烏来温泉ツアー
台湾の代表的な仏像である龍山寺と、烏来温泉を訪れるツアーです。料金は、大人1人あたり4,500台湾ドル程度です。
上記は、代表的なツアーの一例であり、その他にも多くのツアーがあります。ツアーの料金は、内容や時間帯、ツアー会社によって異なりますので、事前に確認することをおすすめします。
台湾の物価は日本と比較して高い？安い？
続いては台湾の物価についてですが、日本と比較して全般的に安いと言われています。
まず、食品や飲料品については、日本と比較してもかなり安価です。例えば、台湾の有名な夜市である士林夜市や饒河夜市では、1つの料理が100台湾ドル程度から購入できます。また、スーパーマーケットでも、日本で買うよりも安く購入できるものが多いです。
さらに、交通費についても、日本と比較してかなり安いです。台湾の公共交通機関は、鉄道やバスなどが充実しており、料金も非常に安価です。例えば、台北市内であれば、地下鉄の最安運賃は20台湾ドルです。また、タクシーについても、日本と比較して安く、距離によっては1,000円以下で移動できます。
一方で、日用品や化粧品などは、日本と比較してやや高めです。日本と同じブランド品でも、日本よりも若干高い場合があります。また、観光地である台北101や故宮博物院などの入場料も、日本の同様の観光地に比べると高めです。
総じて、台湾の物価は日本と比較して安いと言われていますが、個人の生活スタイルや購入するものによって異なります。また、日本のように多くの店舗でクレジットカードが使えるわけではないので、現金を持っておくことも重要です。
台湾旅行の安い時期と高い時期について
そして台湾旅行の安い時期と高い時期についてですが、費用は時期によって大きく変動します。一般的には、旅行のシーズンや祝日の時期は、費用が高くなる傾向があります。
まず、台湾の旅行のハイシーズンは、4月から6月の春季と、10月から12月の秋季です。この時期は気候が安定しており、イベントや祭りなども多く開催されますが、ホテルや交通機関の料金が高くなることが予想されます。
次に、台湾では1月1日の元旦、2月の春節、4月の清明節、5月の労働者の日、10月の中秋節、そして12月のクリスマスなど、祝日が多くあります。この時期は、旅行需要が高まるため、ホテルや交通機関の料金が高くなる傾向があります。
一方、台湾のオフシーズンは、7月から9月の夏季と、1月から3月の冬季です。この時期は、台湾の気候が不安定であったり、台風が多かったりするため、旅行者が少なくなります。そのため、ホテルや交通機関の料金が安くなることがあります。
また、ホテルの予約に関しては、早期予約やネット予約がお得な場合があります。また、格安航空券サイトを利用することで、割引チケットを手に入れることもできます。
総じて、台湾旅行の費用は、旅行の時期や予約のタイミングによって大きく異なります。予算に余裕がある場合は、ハイシーズンや祝日を避け、オフシーズンに訪れることをおすすめします。
台湾旅行の合計はいくらくらいかかる？
最後に結論として3泊4日の台湾旅行の費用についてまとめると旅行者の予算や旅行スタイルによって異なりますが大まかに下記の費用となる事が予測できます。
- 宿泊費用：30,000円～120,000円
- 航空券：30,000円～70,000円
- 食事代：15,000円～30,000円
- オプショナルツアー：5,000円～20,000円
- 交通費：5,000円～10,000円
- その他（土産代、入場料など）：5,000円～20,000円
以上を合計すると、3泊4日の場合最低でも80,000円から100,000円程度、高くても250,000円程度の費用が必要となります。ただし、宿泊や食事などの選択肢や、オプショナルツアーやその他の費用の有無によって大きく変わることがあります。
また、航空券や宿泊施設などは、早期予約やオフシーズンである時期に予約することで割引価格で利用することができます。計画的な旅行準備が、予算の節約につながることもあります。
それから交通費に関しては、台北市内のMRT（地下鉄）を利用する場合、1回あたり約20円程度です。タクシーやバスを利用する場合は、距離によって料金が変わります。また、台湾の観光地を巡る場合は、ツアーバスやレンタカーなどもありますが、費用は旅行者の選択次第です。
私が実際に台湾（台北）に訪れた際は節約しつつホテルもそこまで高いところにしなかったのですがおよそ合計で8万円程度でしたので贅沢な旅にしなければ10万円以内に費用を抑えることは十分可能です。
