東北の有名な温泉地の中でもレトロな雰囲気が人気の銀山温泉。「一生に一度は訪れてみたい!」と思いつつも最近は人気でなかなか予約が取れないと言う声も最近よく聞きますね。
今回はそんな銀山温泉の予約が取れない・取りにくいといった点について詳しくご紹介させていただくのと共に、私自身が実際に銀山温泉で人気の高い「銀山荘」を予約して宿泊してきましたのでその時の予約状況など踏まえてご紹介させていただければと思います。
これから銀山温泉の予約をしようと思う方は是非参考にしてみてください。
銀山温泉とは
まず初めに銀山温泉について紹介させていただきます。銀山温泉は山形県尾花沢市にある温泉街で、対象のロマンあふれるレトロな温泉として人気のエリアです。
銀山温泉と聞くと少しアクセスが悪いというイメージを持たれる方も多いですが、新幹線を利用すれば東京からでも最寄りの大石田駅まで乗り換えなしで3時間弱、そこからホテルの予約をしていれば無料送迎バスで40分ほどの距離となっています。
なので移動の負担だけでいえばそこまですごくアクセスが悪いと言うわけでもございません。
また、予約が取れないと言われている銀山温泉のホテルには銀山荘、能登屋旅館、やなだ屋などの人気ホテルがあり、土日は基本的に埋まってしまっているような状態です。
やはり銀山温泉の景色を一目見ようと遠くから訪れる観光客も少なくないようですね。
銀山温泉の予約は全然取れない?
では次に本題の「銀山温泉の予約は取りずらいのか」と言う点についてです。結論から申し上げるとあらかじめ日程が決まっていれば予約を取ることは可能ですが、時期や旅行までの日にちが短いと難しいのではないかなと思います。
また、予約をしようとした日から実際に泊まるまでの期間が短ければ短いほど予約は取りにくくなりますね。たとえば「明日銀山温泉に泊まりたい!」となったとしても流石に急すぎて基本的には予約が取れません。
個人的な見解としては平日であれば1週間前くらいでも空いてる日はありますが、土日で人気の旅館の場合2か月以上前でも予約で埋まってしまっているということは全然珍しくありません。なのでもし銀山温泉で目当てのホテルを土日に予約するのであれば、3か月ほど余裕を持って予約すると良いでしょう。もちろん3か月前でも予約が取れなかったりする事もありますのでご了承ください。
特に銀山温泉は冬シーズンが大人気となります。もし行く日程や希望のホテルが決まっているようであれば、数か月前の段階でもひとまず予約まで進めて宿を抑えておくという所がポイントになります。
そして、人気旅行予約サイトの「じゃらん」なら最新の銀山温泉空き情報や、見どころ特集もございますので、なかなか銀山温泉の予約が取れないという方は是非一度目を通して見ることをお勧めします。
銀山温泉の予約が取れない・取りにくい理由について
では実際に銀山温泉の予約がなかなか取れないのでは?と思われている方に向けて、その理由となる項目をいくつか紹介させていただきます。
ホテルが少ない
まずはホテルの母数がそもそも少ないという所に予約の取りにくさがございます。というのも銀山温泉にはいくつかホテルがありますが、人気の高いホテルや人気の高い部屋は数か月前の時点である程度埋まってしまう場合がほとんどです。
目当てのホテルが予約できない
銀山温泉が予約できないと言われる理由として「どのホテルも予約できない」というよりは「銀山温泉のどこかしらの宿は予約できるが、目当てのホテルは予約が埋まってしまっている。」という意味合いもございます。
実際に常に全てのホテルが埋まっているというわけではございませんが、箱根や草津といった有名温泉エリアよりも銀山温泉は規模が小さめとなっている為、人気ホテルはすぐ埋まりやすい傾向にあるでしょう。
冬に集中する
そして先ほども少し触れさせていただきましたが、銀山温泉といえばやはり多くの方が「銀山温泉×雪景色」でレトロな雪景色を求めている為冬がとても人気なシーズンとなります。反対に夏は比較的予約が取りやすいシーズンになります。
また、冷えた体を温泉で温めたい人も多いことから冬場の銀山温泉はまさに激戦です。なので冬場の土日や年末年始のタイミングに予約を取りたいとなると夏頃から準備してようやく泊まれたなんて人も多いほどです。
雪景色を見に銀山温泉へ行くという人がほとんどだと思いますので、もし銀山温泉のホテルに泊まるのがメインで雪景色はそこまで優先度が高くない場合は冬以外に予約を入れる方が取りやすいのではないかと思います。
大晦日の銀山荘露天風呂付き客室を予約を3日前に取れた話
次に私が実際銀山温泉の有名旅館である銀山荘の予約を3日前に取ることができた実例について紹介させていただきます。
私自身元々銀山荘の存在は知っていて「いつかこんな綺麗なところに行けたら良いな〜」くらいの感じでそこまでどうしても行きたいという気持ちは持っていなかったのですが、ある日インスタグラムを見ているとストーリーの広告で銀山荘が流れてきました。
少し気にはなっていたのでクリックして見てみると、なんと3日後の予約が空いているではないですか。しかも今日は12月28日、、ということは予約が空いている日は大晦日から元旦にかけての1年の中でも最も人気のありそうな日。
さらに空いてる部屋が露天風呂付きのとても人気の部屋で、通常の平日でもなかなか空いてないくらいのお部屋。
私の感情としては「なぜこんな日にこんな部屋が予約可能…?」という印象でしたが、おそらく元々予約していた人が急遽やむおえずキャンセルしたのではないかと考えています。
そうでもないとさすがにその日に空いている訳がないのでとてもラッキーでした。
というように場所が少し遠いということもありますが何らかの理由で今予約している人がキャンセルとなり急に予約可能となる場合も実例としてありましたので常にサイトを見張っていればもしかしたら枠が空いて予約可能となるパターンもあるかもしれません。
また、実際に銀山荘に予約して泊まってみた感想としては、とにかく部屋の露天風呂が最高でテレビもついている半寝湯タイプのお風呂だったので何時間でも入っていられるような気がしました。
銀山温泉自体も真冬ということでかなり雪が積もっていましたが、イメージしていたレトロな銀山温泉を見ることができてとても感動的でしたね。
詳しくはこちらの記事で紹介していますのでぜひこれから銀山温泉へ行かれる方は参考にしてみてくださいね。
銀山温泉の観光について
では最後に銀山温泉の見所である温泉街のご紹介です。宿泊したホテルから温泉街には歩いて向かいます。若干銀山温泉の温泉街まで離れていますが徒歩5分ほどで行くことができるので気軽に行くことができますね。
ホテルから温泉街までは少し離れており、雪道が続いています。実際に温泉街を進んでみると近くには誰でも利用可能な足湯もありましたがあまりの大雪で実際に足湯に使っている人はいませんでした。
そして少し進むと千と千尋の神隠しのモデルとなった場所と言われている能登屋旅館がありました。味のある旅館ですね♪
銀山温泉自体はそこまで広い敷地ではありませんがレトロな雰囲気が有名で一度は見てみたく、私自身も写真でしか見たことありませんでしたがいざ実物を見てみると感動です。
それから銀山温泉の名物でもある「立ち食い豆腐」も購入してみました。
揚げ豆腐と湯豆腐の2種類です。お店は入り口付近に位置し、狭い店内には1〜2名ほど入るのがやっとです。
ただ通路の逆側にしっかりと飲食スペースがあるのでそちらで頂くことが可能です。立ち食い豆腐と言われていますが座って食べられるスペースもあるので安心ですね。
それから銀山温泉で食べたいグルメといえば「はいからさんのカレーパン」ですね。こちらのカレーパンは銀山温泉の温泉街入り口付近の売店で販売されており銀山温泉に行く人は必ずと言って良いほど召し上がられる方が多いのではないでしょうか。
焼きたてのものをくれましたが念のためにという事でさらに温めてもらいました。受け取った時はかなり熱かったですが少しかじってみると濃厚なカレーの味で外はカリッという食感が最高でした。
最後にデザートで人気なのが「伊豆の華」のソフトクリームも有名です。
混雑時には店外で並ぶこともあるほど人気のお店です。
店内は1階と2階があり座席は案内されると人気メニューの「蕎麦ソフト黒蜜きなこがけ」を注文。
10分ほど待ったタイミングで運ばれて来ました。
木枡の上に蕎麦のソフトクリームが乗り黒蜜ときな粉が備え付けられています。一口いただいてみると蕎麦の風味が口の中に漂いソフトクリームの甘さととてもマッチしていました。
それから他にもレモンサワーと海老天という組み合わせを注文。サクッと揚がった海老天をお酒と共にいただくのは最高です。
ただ1点あれ?と思ったことが。よく見ると海老天の他に何やら珍しいものが。そうです、リンゴの天ぷらも付いていました。
今まで生きて来てリンゴの天ぷらなんて食べたことがなかったので少し戸惑いましたがいざ実際に食べてみるとアップルパイのような食感でとても美味しかったです。
銀山温泉の紹介についてはざっくりとこんな感じでしょうか。
冬季は雪がすごいのでホテルの長靴やベンチコートを借りて行くとかなりスムーズに移動できるのでもし借りれるホテルであれば借りてからお出かけすると良いでしょう。
銀山温泉の予約についてまとめ
今回は銀山温泉の予約がなかなか取れないという件について個人的な実体験含めて紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
やはりWebサイト上だと土日は常に×が付いていて予約が取れないということも多いようなので、詳細を確認したいという人は実際にホテルに電話してみても良いかもしれませんね。