出張や旅行、遠距離恋愛の相手の所へ遊びに行くといった理由で新幹線を利用する機会は多いですよね。二人以上であれば基本横並びの座席にすると思いますが、一人で新幹線に乗る際どの座席が良いか迷ってしまう事も多いのではないでしょうか?
今回はそんな一人で新幹線に乗る際の座席についておすすめな位置やそれぞれのメリット・デメリットについて簡単に紹介させていただきますのでぜひこれから新幹線に一人で乗る予定がある方は参考にしてみて下さいね!
一人で新幹線に乗る時はどの席が良い?
まずは新幹線の中で最も利用客の多い東海道新幹線ののぞみやひかりに使われている1列5人掛けタイプについて紹介させていただきます。下記の画像のように2席と3席で配列されています。
一人で乗る際には基本窓側もしくは通路側を選択すると思いますので座席で言うとB以外を選ぶ方がほとんどです。というよりはよっぽどの理由がなければBを選ぶ人は居ないと言っても良いでしょう。
窓側の座席について
では実際に窓側の座席について紹介していきます。
窓側の席は座席表で言うA席とE席になりますね。車両によっても異なりますが、窓側のA席とE席にはコンセントがあるので仕事中の移動でPCを使う方にとってはおすすめしたい座席となります。
ただし不便な点としては、隣に他の乗客がいる場合トイレに行きにくかったり、気軽に通路に出れないという点がございます。
特に3席ある窓側のA席に座ってしまうと、B席とC席の人に一言断りを入れないと通路には出れないのでかりに2名とも寝ていたり声をかけにくいような人の場合通路に出るのを泣く泣く我慢というケースになる事も考えられます。
また、運よく通路に出れたとしても戻ってくる際にまた断りを入れてA席に戻らないといけない為一切通路に出る予定がない人以外はあまり効率的には良くないかもしれません。
なのでトイレが近い方や喫煙者の方は通路側の席を選んだ方が楽かもしれませんね。また、車内販売を利用する時も2名跨がなくてはいけないので少し気を遣う必要がございます。
結果としては窓側を利用される方はあまり席を立たずに外の眺めを見たい人やコンセントを利用したい方以外は逆にストレスになってしまう事も考えられますね。
通路側の席について
次に通路側の席についてですが、先ほど窓側の席のデメリットとしても挙げたよくトイレに行く人や喫煙をされる方にとっては通路側の方が良いでしょう。
通路側の席はC席とD席となり、車内販売も他の乗客を気にせず利用することが出来るので、人によってはコンセントこそ使えないもののこちらのほうがメリットと感じる場合も多いかもしれません。
しかし通路側だとトイレに行く人や車内販売の乗務員さんがひっきりなしに横を通過する為、神経質な方や気になってしまいストレスを感じるような人も居るかもしれません。なので窓側の良いところと通路側の良いところを両方見定めたうえで座席を選ぶのが最善ですね。
新幹線の座席で人気なのはE席?
では次に実際に指定する場合どの座席が人気なのかという点について紹介させていただければと思います。最近はインターネットで簡単に座席指定ができるのであらかじめ座りたい席を確実に抑えることが可能です。
好きな席といっても人によって違いはありますが、中でも最も人気なのはE席になります。やはり窓側でコンセントが使えて通路にも比較的で安いところが人気の理由なのではないでしょうか。
やはり私も一人で新幹線に乗る際はE席が空いていれば必ずそこを予約します。仮に空いていなかったとしたら同じく窓側のA席ですかね。
座席の売れる順番としてもE席→A席→D席→C席→B席の順番で満席になっていくので一番人気がE席だという事が分かりますね。
また、人気予約サイトの「じゃらん」では、ホテル+新幹線を同時に予約できるお得なプランがございますので気になる方はぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。
なぜE席が人気なのか
では実際にどうしてE席が人気なのかという理由を紹介していきます。まず、座席を選ぶ対象として「3人掛けの座席」と「2人掛けの座席」があります。指定席の売れ方を見ていると圧倒的に2人掛けの窓側であるE席が早く売り切れてしまうということに気づきました。そして私と同じ考えの人も多いのか、次に3人掛けの窓側であるA席も人気が高いです。
窓側のE席とA席が埋まってしまった後の他の座席の売れ方についてですが、2人掛けの通路側であるD席の方が先に売れる傾向が強いようです。個人的な見解ですが、シートマップは特に見ず、「おまかせ」で購入する場合に複数のお客さんが予約できるように詰めて指定することがもしかしたらあるのかもしれません。
実際には、D席とE席が横並びで埋まっていても、A席やB席は空席が目立つなんて事はよくあります。新幹線の指定席に1人で乗る場合は、特にこだわりがなければA席が一番おすすめです。というのも場合によっては隣に誰も座らない可能性が高いからです。
一人で新幹線に乗る時のおすすめ座席まとめ
今回は新幹線に一人で乗る場合におすすめな座席について紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。実際には乗るシチュエーションやどこを重視するかによって変わってきますが、個人的にはE席が最も自分に合っているなと感じました。
新幹線内でパソコン作業がしたい場合やコンセントが必須、窓側に座って景色を眺めたいという場合はE席やA席、喫煙者やトイレをよく利用する場合は通路側のC席やD席を選択すると良いでしょう。
また、隣が空席を期待するのであれば混雑しそうな時期や時間帯を避けて階段から遠い車両でA席を選択すると良いかもしれません。
ネット予約をしている場合は乗車直前などにシートマップを確認して隣に人が入っているようであれば変更することも可能ですがそこまで混雑している場合には窓側の座席を取るという事が難しいかもしれません。