皆さんは関東の有名温泉地といえばどこが思い浮かぶでしょうか。今回はそんな関東の有名温泉地でもある箱根湯本にある「月の宿紗ら」という温泉旅館に宿泊してきましたので館内やお部屋の様子、食事、温泉など様々な点をご紹介させていただこうと思います。
これから月の宿紗らへいく予定のある方や箱根のどの温泉旅館を予約しようか迷っているという方は是非参考にしてみてください。
月の宿紗らへチェックイン
今回は【箱根の旅2022年春編】ということで新宿からロマンスカーを利用して箱根湯本まで向かいました。展望席は取れなかったもののやはりロマンスカーは景色を眺める為に特化した車両なので窓が大きくて快適です。また、都心から郊外へ少しずつ変化していく様子も伺えます。
そして無事箱根湯本に到着すると月の宿紗らまでは徒歩10分ちょっとなので川沿いの道を歩いて向かいます。
そして無事到着!
こちらの扉から中に入ってみると「月の宿」の象徴なのか満月をモチーフにしたエントランスが。
さらに奥へ進むとチェックインカウンターのあるロビーがあります。
今回は15時チェックインだったのですが少し早めの14時半くらいに到着してしまった為館内を少し散策していました。
また、ウェルカムドリンクとしてお茶やコーヒーをいただくことができました。
他にはお土産店もありますね。
また、月の宿紗らは屋上庭園もあり、こちらで一休みすることも可能です。
そして時間になったので再びロビーへ戻り鍵を受け取って部屋へ向かいます。
月の宿紗らの部屋紹介
では続いて客室のご紹介をさせていただきます。まず鍵を開けて部屋に入ると正面と右手にドアが現れます。
正面のドアを開くと客室へとつながっており縦に細長い部屋となっていました。
ベッドは2台あるのですが奥のベッドは2人用、手前のベッドが1人用という事で3人まで宿泊できるようです。
そして部屋の中央にはソファがあります。
お菓子は饅頭と煎餅が置かれています。
テレビは50インチほどの大きさで横にはミニバーもついていてこちらでお湯を沸かすようの水も利用できますね。
テレビ台の下にはグラスやコーヒーといったものが備え付けで置いてあります。
他にはクローゼットも完備されており、館内着や温泉に行く際に利用する湯籠が入っていました。
またこちらの化粧台も面白い仕様となっており、通常であれば鏡が初めから見える仕様になっている場合がほとんどですが、箱根細工の模様がついておりあえて開くタイプの仕様となっています。
洗面所は左右にシャワールーム、トイレがそれぞれあるコンパクトな空間でした。
アメニティもしっかり揃っており、トイレは清掃が行き届いており綺麗でした。
そして部屋の目玉でもある客室露天風呂のご紹介です。部屋の一番奥の扉から外へ出ることができ、自分の好きなタイミングでお湯を張っていつでいつでも入ることができます。
右上の白いボタンを押すと2分間お湯が出る仕組みとなっているので満タンにするまでは5回ほど押さなければならないのが少し面倒ですがすぐにお湯は出てきます。
普段家のお風呂の湯船でしか浸かることがないので新鮮な気分を味和なうことができました。目の前の景色は緑にあふれていますね。
客室露天風呂であればお酒を飲みながらでも携帯で動画を見ながらでも入る事が可能なので大浴場より使い勝手はいいですが温泉ではないのでそちらだけがネックですね。
月の宿紗らの夕食
では続いて月の宿紗らで提供される夕食についてご紹介させていただきます。食事会場は2階にあるレストランです。
2部制度に分かれており、今回私は前半の17:15〜の少し早めの夕食とさせていただきました。ちなみに後半は19:45〜だそうです。
座席に案内されると月がモチーフになった前菜が用意されていました。
1品ずつ詳細が書かれた紙も用意されていましたが達筆で少し分かりにくいですが細かく書かれているようです。
また、提供される料理のメニューに関してもこちらに載っています。
ではまず食前酒からいただきます。口当たりの優しい梅酒でした。
前菜もいただきながら注文したスパークリングワインをいただきます。
今回のプランでは飲み放題付きのプランとなっており、さらにプレミアムプランとのことでこちらのスパークリングワインを含む数多くの種類のお酒を何杯でもいただけました。
料理に戻りますが続いては土瓶蒸しです。初めに火をつけて10分ほどでいただけました。
やはり土瓶蒸しは優しい口当たりが良いですね。中には肉団子やワカメといった物が入っていました。
そしてお造りです。今回のお刺身は牡丹海老、イカ、鯛のお刺身でこちらも素材本来の味を堪能できました。
続いて運ばれてきたのは今回のメイン黒毛和牛のすき焼きです。お肉にも綺麗なサシが入っていて綺麗です。
また、同時に白米や赤だし、生卵なども運ばれてきました。
先に入れた野菜などが煮立ってきたのでお肉を入れていただきます。
とても柔らかく口の中でとろけるような食感とすき焼きの味がとてもマッチしていました。
そして最後に〆のうどんが運ばれてきました。
やはり最後にすき焼きの出汁を使ったうどんを少量いただくというのは最高ですね♪
そしてデザートはフルーツのジュレと羊羹が運ばれてきて夕食の終了となります。
前菜から最後まで非常に豪華な料理を堪能できました!
月の宿紗らの温泉&貸切風呂
続いては月の宿紗らで入ることのできる大浴場と貸切風呂についてご紹介させていただきます。
まず温泉は10名ほどが入れる広めの内湯と少し小さい露天の2種類があり、箱根らしい和の雰囲気の温泉に畳敷のと言うコンセプトで少し物珍しさを感じました。
出典:https://www.hotespa.net/hotels/sara/hotspring/
出典:https://www.hotespa.net/hotels/sara/hotspring/
ミストサウナもあるようでしたがドライサウナはなかったのでサウナ好きの私にとってはちょっぴり残念でしたが温泉の泉質は良かったです。
そして月の宿紗らには2種類無料で予約不要な貸切風呂があります。
まずは到着時に「花天」がたまたま空いており入る事ができました。
脱衣所はシンプルな作りとなっていました。
浴室内の方は円形のお風呂となっており、シルキーバスのように白く濁ったお湯。
ただ広さとしては少し狭めで露天風呂というわけではなかったので若干物足りなさを感じてしまう方もいるかもしれませんね。
そしてもう一つの貸切風呂「月地」です。
広さ的にはこちらもそこまで広くなく、2名程度が定員というほどの大きさでした。ただ花天とは違い、こちらは温泉となっているようですね。
月の宿紗らの朝食
では続いて一晩明けて朝食のご紹介です。朝食も昨晩と同じ会場での提供となり、前菜の各種小鉢の料理が用意されていました。
また、焼き魚は味と鮭が用意されており自分の好きなタイミングで温め直すことも可能です。
蒸し物はさつまいもやシュウマイと言った品。
白米や味噌汁も大変美味しくいただけました。
月の宿紗らの無料サービス
では最後に月の宿紗らで提供されている無料サービスについてご紹介させていただきます。
まずメインのサービスは何と言ってもアルコールの無料提供ではないでしょうか。
月の宿紗らの3階にドリンクスペースがあり、ウイスキーをはじめ、ビールやスパークリングワインも飲み放題という太っ腹。
そして滞在中は何杯でも飲んでいいとの事なので翌朝チェックアウトするまで飲む事ができるのは嬉しいですね。
ただ飲みすぎてしまい二日酔いなどには十分注意が必要ですよ。
そして無料サービスはまだまだあり、夜鳴きそばというハーフラーメンが無料でいただけるサービスもあります。
こちらもおかわり可能なようなので小腹が空いていると言う方は是非いただいてみてはいかがでしょうか。
また、夜鳴きそばについて詳しくどんなものかしりたいという方はこちらの記事も参考にしてみてください。
他には湯上がりにいただけるアイスキャンディー、朝風呂の場合は乳酸菌飲料やドリンクのサービスもございます。
月の宿紗らの宿泊ブログまとめ
今回は箱根湯本にある月の宿紗らの様子をブログ形式でご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
月の宿紗らは共立リゾートグループの為無料サービスが充実しているのが特徴的だという印象を受けました。
今回実際に宿泊してみて感じた点は下記の項目になります
全体的にとても清潔感があり綺麗
貸切風呂の大きさとクオリティ
決まった食事時間に行っても待たされる
全体的にはこんな感じでしょうか。
個人的にはお酒好が好きであるという事で飲み放題は大変嬉しかったです。
また、開放感のある露天風呂が好きなので大浴場や貸切風呂には少し物足りなさを感じてしまいましたが内湯が好きという方はそこまで気にならないかもしれません。
月の宿紗らは比較的予約が取りづらいということもあり今回はたまたま土日に空いていたので急遽予約して行ってきましたがとてもリラックスできてよかったです。