北陸方面へ旅行に行く際どんなところへ行こうか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか?定番なのは石川県の金沢ですが実は北陸地方にも多くの観光名所が存在しています。
今回はそんな北陸地方富山県で人気のスポット「黒部ダム」について実際の行き方や所要時間、見どころなど実際に行ってきた感想などを踏まえてご紹介させていただければと思いますのでこれから行こうか悩んでいる人はもちろん行く日にちまで決まっている人は是非参考にしていただければと思います。
では黒部ダムについて細かく見ていきましょう。
黒部ダムの行き方や所要時間・駐車場について
まず初めに黒部ダムの行き方について簡単にご紹介させていただきます。今回私は東京から車で黒部ダムまで実際に行ってみましたがノンストップで行っても4時間ほどかかるので結構距離はあります。
日帰りで行くという人はなかなかいないと思いますが、旅行の1日目に黒部ダムの観光を含めているという場合チェックイン時間を15時とすると大まかにですが12時くらいから観光を初めて14時過ぎにはホテルに向かう準備を始めたいところです。そうなると朝8時には出ないといけないので意外と1日目に黒部ダム観光を持ってくるのはハードだという事が分かりますね。
また、車で訪れた場合駐車場は無料と有料に分かれていますが正直歩いて3分くらいの差なので無料駐車場が空いていればそちらに停める方が良いでしょう。ただし無料駐車場の方はアスファルトではなく砂利で特に区切りもないような駐車場なので心配だという方や高級車を使っているという場合は有料駐車場(1日1,000円)を利用する方が良いかもしれません。
黒部ダム公式サイト:https://www.kurobe-dam.com/access/guide_car.html
また、電車を利用していく場合東京駅から長野駅まで新幹線で行き、そこから黒部ダムの最寄りバス停である「扇沢」まで向かうルートもあります。こちらの場合新幹線とバスで乗り継ぎがうまくいけば大体3時間半ほどで到着できますが大きな差は無いので車を運転できる環境であれば車の方が使い勝手としては良いかもしれません。
黒部ダム観光
ではここからは実際に黒部ダムについてご紹介させていただきます。私が観光で訪れた際に撮影した写真と共にご紹介できればと思いますので参考にしていただけると幸いです。
まず初めに先ほども少し触れた無料駐車場に車を停めます。この場所が「扇沢」となり黒部ダムの麓に当たる場所となります。
そこから黒部ダム方面へすこし歩いて行くと切符売り場とバスの乗車口が現れます。
実際に黒部ダムは歩いて上ることはできないのでこの扇沢から専用のバスで黒部ダムまで向かう形となります。
こちらの建物から駐車場方面を見ることが出来るのですがやはり有料駐車場はガラガラの様子。
この写真だと少し見えずらいのですがさらに億が無料駐車場となりますがそちらは結構満車に近い状態でした。
先ほどの切符売り場で専用バスのチケットを購入し、次のバスが発車するまで少し待機になりましたが黒部ダムのお土産コーナーも建物の中にあります。
金曜日だった為かあまり観光客はおらず静かな雰囲気でした。
実際にバスの出発時間が来たのでこちらのゲートから電気バスの乗車口へ向かいます。
電車の改札を通るように切符を見せてバスに乗り込むのはなんだか新鮮でした。
奥へ進んでいくとバスのロータリーが現れバスの到着を待ちます。
意外と平日なので人はそんないないと思っていましたがバスに乗り込む人は結構いたのでびっくりです。
扇沢から黒部ダムはほとんどトンネルの為周りは真っ暗ですがどんどん奥へと進んでいきます。
15分ほど乗ると黒部ダムへ到着です!ずっとトンネルを走ってきたこともありあまり温度感を気にしていませんでいたがバスを降りた瞬間冷気がすごく、扇沢に居た時よりも5度くらいは体感で低く感じました。夏場ならまだいいかもしれませんが秋や春に訪れる場合は冬服の羽織りものなんかがあると良いかもしれません。
では気を取り直して黒部ダムへ向かおうとしますが早速二手に道が分かれます。黒部ダム方面へ行くか展望台方面へ行くかですが、どうせ両方行くなら最初に辛い方を…という事で階段上り220段の展望台方面から攻めてみることにしました。
階段を上るのは慣れているのでそこまで大変ではないだろうと甘く見ていましたが意外と長くて後半はしんどかったです…。
無事に階段を上り終えトンネルを抜けるとそこには黒部ダムを一望できる素晴らしい景色が広がっていました!
この日はあいにくの曇りで黒部ダムからの虹は見ることが出来ませんでしたがそれにしても今まで写真でしか見たことがなかった景色を目の前にするとやはり感動しますね。恐らく先ほどのルートを左側に進んでいくと前に広がっている橋の部分に出られるのだと思います。
では展望台の景色をたっぷりと堪能したところで少しずつ下って黒部ダムを目指していきます。
それにしても結構な急階段で巨大な岩の横に作られた階段しかない為恐る恐る降りていきます。
ちなみにこちらは黒部ダムを作る際に使われた器具とワイヤーのようでこの黄色いバケットに削った岩や土などを入れて遠くへ運んでいたようです。それにしてもワイヤーがとてつもなく太いのでどんな重さでも耐えられそうですがどうなのでしょうか。
細かくはこちらに記載されていましたがかなり手間暇をかけて作られたのだという事が分かりますね。
ある程度下ってきましたがすごい場所に通路や階段が作られていることが分かりますね。こんな断崖絶壁を歩ける場所はなかなかないはずです…。
ダムも良いですがこうしてみると観光用に作られた階段や通路にも力が入れられており素敵ですね。
また、ここからだと放流されている水がかなり近くで見ることが出来るので迫力がやはり違います。
なんだかんだで黒部ダムのメイン部分に到着しました。それにしてもすごい霧で奥が全然見えませんね…。
一旦ひと段落するためにソフトクリームや現地のリンゴジュースをいただきます。
フラン東京ではなかなか感じられない美味しさを味わうことが出来ましたので再度出発していきます。といっても後は先ほどの中央部分まで行くだけではあるのでゆっくりとみてみることに。
黒部ダムの中心部分まで来てみましたが放流されている方はやはり断崖絶壁。。。
落ちたら確実にアウトな気はしますがしっかりと柵はあるので安心ですね。
丁度中央部分の印なんかも記載されています。
実際に黒部ダムを作っている様子や作業中に命を落としてしまった方々の名前も記載されていました、やはり昔は今よりも過酷な状況で仕事されていた方も多くいらっしゃったと思うのでこういった方々の努力もあり黒部ダムは完成したのだとしみじみ感じました。
また、工事の風景など細かく紹介している特設会場もあったのでこちらも見てみることに。
実際に見たことはありませんが映画?ドキュメンタリー?にもなったようでその様子も少し書かれています。
こちらは削った岩を運ぶようの入れ物でしょうか。
こうして昔の人々の努力によって完成した黒部ダムの歴史などを細かく知ることが出来て良かったです。
では一通り観光も終わったので行きに来たバス乗り場まで向かいます。やはりこのトンネルに入ると冷気がすごく寒く感じますね。
バス乗り場付近には黒部ダムの模型が飾られており、なぜかお金が投げ込まれているようでしたが注意書きでお金は入れないでくれとの文字もありました。
黒部ダム観光についてまとめ
今回は富山県の観光名所でもある黒部ダムについてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?私自身も黒部ダムの存在は知っていましたが実際に訪れたのは初めてだったため今まで知らなかったことも知れてとても為になりました。
ただ曇りで霧が多く黒部ダムから放出される水からの虹を見ることが出来なかったのは少し残念でした。もし次回また行く機会があればぜひとも虹が見れる時に行けたらいいなと思います。