大江戸温泉と言えば日本各地に展開を広げているリーズナブルな価格で宿泊できる人気温泉施設デスが今回私は鬼怒川温泉にある「鬼怒川御苑」に宿泊してきましたので温泉や夕食など様々な場面をご紹介できればと思います。
また、今回宿泊したお部屋は訳ありプランということで通常よりも価格が抑えられた内容の部屋に泊まってきましたのでそちらについても触れていければと思います。
では大江戸温泉鬼怒川御苑について詳しく見ていきましょう。
鬼怒川御苑にチェックイン
今回は特急列車を使い東京方面から鬼怒川温泉へ向かいました。特急列車についての詳細もこちらの記事で記載させて頂きましたので気になる方はご覧ください。
鬼怒川御苑は駅からは10〜15分ほどかけて徒歩で向かいます。
12月の末に訪れた為、すでに雪が積もっており鬼怒川御苑に向かうまで何度も滑りそうになってしまいました。
そんなこんなで無事鬼怒川御苑に到着!
すでに16時半くらいだったのでだいぶ薄暗いですが早速中へ入っていきます。
自動ドアを進んでいくと広いロビーが現れ、12月ということでクリスマス仕様のライトが飾られていました。
すぐ横には北海道のソフトクリームが食べ放題ということだったのでこちらもいただきました♪
とても濃厚なミルクの風味を鬼怒川御苑に来て早々堪能できるのでこれは嬉しいサービスですね。
左手に進んでいくとチェックインを行うカウンターがあるのでそちらに伺います。
無事チェックインの手続きを済ませると大江戸温泉の特徴でもある浴衣を自由に選ぶことができるので自分に合った浴衣を選んでいきます。
また、その際にアメニティも必要なものをとって部屋に持っていきます。
少し前までは全て部屋に用意されている場合が多かったのですが最近はフロントで必要なアメニティだけを持っていくパターンのホテルが増えていますよね。
そして今回宿泊するお部屋は百花の館の8階ということでフロント横のエレベーターから上がっていきます。
鬼怒川御苑の訳あり部屋紹介
では続いて今回宿泊した部屋についてご紹介させていただきます。そして冒頭でも少し触れさせていただきましたが今回訳あり部屋のプランでの滞在となりましたのでその点もご紹介できればと思います。
まず扉を開けると正面にベッドが2台並んだコンパクトな部屋となっていました。
そして最初に感じたのが「結構タバコの匂いがキツいな…」という事です。喫煙可能な部屋しか空いていなかったのか訳あり部屋だからかわかりませんが匂いに敏感な方だと少し居心地が悪く感じるかもしれません。
ただ喫煙可能な部屋であるのでこの辺が気になる方は禁煙ルームにすれば問題ないでしょう。
部屋の奥には液晶テレビもしっかりと設置されています。
トイレや洗面所、バスタブも基本的な作りとなっており特に良いというわけではありませんが問題点も見当たりません。
また、空気清浄機も完備されているためタバコの臭いが気になる方はこちらの利用も推奨します。
あとは冷蔵庫も小型ですがしっかりと完備されているのでお酒や飲み物もこちらで冷やしておく事が可能ですね。
よくホテルにあるお茶菓子のようなウェルカムサービスはありませんがお茶は用意されていたので部屋にあるケトルを利用してお湯を沸かして飲むことはできます。
窓からの景色は隣のホテルが見えるだけではあるので鬼怒川は見えませんでした。
鬼怒川御苑の夕食バイキング
では次に夕食バイキングについてご紹介させていただきます。大江戸温泉のバイキング会場はどの施設もですがとても広く見渡しがいいのが特徴的ですよね。
そして今回は北海道グルメフェアを開催中とのことで通常とは少し違ったメニューをいただけるとのことです。
では早速順番にどんなメニューがあったかご紹介させていただきます。少し小さくて見にくいかもしれませんがまずは焼きそばは中華などのコーナーから見ていきます。
麻婆豆腐やエビチリもありましたが若干辛めの印象だったので辛いのが苦手な人は少しにしておいた方がいいかもしれません。
次に目の前目で揚げたてを作ってくれる天ぷらコーナーです。メインの海老天やなす、いか、さつまいもなど定番のメニューは大体揃っているようでした。
そして子供から大人まで大好きなお寿司のコーナー。マグロやイカ、サーモン、エビなど基本的なラインナップは用意されていました。
お刺身はマグロ、タイ、エビ、サーモン、カツオがありました。
漬物や焼き魚などの一品もの、生ハムマッシュやグリンピースのフランなどお洒落な料理もありました。
白子ポン酢やとろろうなぎなどの少し高価そうな料理も。
そしてみんな大好き揚げ物コーナーです。ポテトや唐揚げ、エビフライの定番メニューはもちろん、揚げ餃子もありました。
唐揚げではなくよく見ると「ざんぎ」になっているのも北海道フェアならではでしょう。
スープカレーや本格的なカレーと言った品もあります。今回食べることができませんでしたが中には結構辛いメニューもあったようなのでこちらもからさが苦手な方は少し注意が必要ですね。
バイキングには珍しい料理もありました。カラスカレイのブランダード、マグロのカマ焼きはおそらくバイキングとしては初めて見た気がします。
ハンバーグやドリアも美味しそうですね。
サラダコーナーには数多くのサラダが並んでいるので好きなものを選び放題です♪
そして今回のお目当てとしている方も多いのではないでしょうか、そうですカニです。
鬼怒川御苑のカニは大皿から取るタイプではなく1人前ずつお皿に盛られているのでたくさん食べたい人は1皿ずつ取る必要がありました。
実際にいただいてみると全体的に小ぶりであまり味が入っていない脚も結構あったのでカニだけをガッツリ食べたいという方は少し物足りないかもしれませんね。
次は海鮮鍋バイキングです。こちらは自分で好きなつゆや具材を選んで自分だけの鍋を作ることができます。
バイキングでは珍しいスタイルですが自分の手元に鍋を置いて熱々の状態で食べられるのは良いですよね。
そして忘れてはいけないのがデザートです。ケーキ類はもちろん、アイスにゼリー、ムースなど豊富な種類のデザートが用意されていました。
夕食バイキングにおいては全体的にかなり豊富な種類で珍しいメニューもあったのでいろんな料理を食べたいという方は満足できるでしょう。
また、アルコールメニューも用意があり、1650円で飲み放題をつけられるプランもあるようです。
飲み放題ではありませんが栃木の地酒も別料金でいただくことができるようです。
鬼怒川御苑の温泉
では次に鬼怒川御苑の温泉についてご紹介させていただきます。全部で3種類のお風呂があり、露天風呂、月光の湯、百花の湯です。
露天風呂は男女で1つずつありますが月光の湯と百花の湯は男女入れ替え制となります。
では簡単に1つずつ紹介させていただきます。
※浴室内は写真撮影不可の為公式ページより写真をお借りしています。
露天風呂
出典:https://kinugawa-gyoen.ooedoonsen.jp/onsen/
男女1つずつある露天風呂は脱衣所から出ると直で露天風呂となっており一応外に洗い場はありますが冬はかなり寒いのでサッと体を流してからゆっくりとお風呂に浸かると良いでしょう。
私が訪れた時は北海道フェアという事でラベンダーの湯でしたがその時々によって変わるようです。
ラベンダーは入浴剤を利用しているようで紫色のお風呂となっており、1時間に1回ほど従業員の方が新しい入浴剤を入れにきてくれました。
月光の湯
出典:https://kinugawa-gyoen.ooedoonsen.jp/onsen/
では次に月光の湯ですが中央に大きな内湯があり、こちらは露天はありません。お湯の温度は結構熱めで中央のお湯が湧き出ているところはかなり熱い印象でした。
一応2つの浴槽に分かれており、奥の浴槽は比較的浅めの最新で半身浴みたいなイメージで楽しむ形になります。
出典:https://kinugawa-gyoen.ooedoonsen.jp/onsen/
そしてサウナもついており、こちらは大体5名ほどが入れる広さとなっています。ただ少し温度的には低く、もう少し高温でも良かったなという印象でした。
百花の湯
出典:https://kinugawa-gyoen.ooedoonsen.jp/onsen/
最後に百花の湯の紹介です。基本的には先ほどの月光の湯と大きな差はありませんがこちらは横に長い浴槽が1つという形です。
そしてサウナもありますが温度は若干低めでこちらも扉を開けると熱が逃げてしまうような形となります。また、月光の湯も同じことが言えるのですが水風呂がないのでサウナ好きにとっては少し物足りないと言った印象でした。
鬼怒川御苑の朝食バイキング
では続いて鬼怒川御苑でいただける朝食バイキングのご紹介になります。今回私が訪れた際には7:00〜の部と8:30〜の部で選ぶようチェックイン時に伝えられた為少し遅めの8:30〜で予約してもらいました。
基本的には夕食時と同じシステムで会場も同じ場所でいただきました。では朝食のラインナップを見ていきましょう。
まずは珍しい焼き味噌おにぎりをはじめ、鱈の唐揚げや焼き鮭です。
よく朝食バイキングで焼き鮭は出てきますが鬼怒川御苑の焼き鮭は小ぶりのものではなくしっかりと身がついた本格的な鮭でした。
続いてベーコン、豆腐ハンバーグ、ミートボールです。
それからフライドポテトにコロッケ、春巻きも用意されていました。やはりフライドポテトなどは毎回朝食バイキングでとってしまいますね♪
そして夕食時も伝えましたが北海道フェアということでジンギスカンなど北海道の名産物が朝食でも味わえました。
小鉢にはとろろやめかぶ、子持ち昆布に冷奴、明太子、塩辛まで用意がありました。
サラダコーナーも充実しており豊富な種類の野菜を楽しむことができます。
定番のソーセージも通常のとバジルの2種類あり、おでんまで頂くことが出来ます。
他にも自分で茹でるタイプのうどんがあり、こちらも好きなだけ頂くことができます。
デザートも忘れてはいけません、朝食はわらび餅やフルーツを中心に豊富なメニューをいただくことがきました。
ソフトクリームも自分でお皿に機械から注ぎます。
それからライブキッチンでワッフルやフレンチトーストも提供されていたのでこちらも1つずつ頂くことにしました。
ジュース類も豊富な種類がありましたよ。
ざっと一回りして1巡めはこちらのメニューをいただきました♪
先ほどご紹介できなかったのですが大江戸温泉の朝食名物海鮮乗っけ丼もしっかりといただきます。やはり人気でかなり人が並んでいた為写真撮影が難しかったので空いている時に行けばよかったと少し反省です。
また、先ほど少し触れた焼き鮭ですが1巡めで小さいやつを取ってきたのですがあまりにも美味しかったのでついて2杯目にも手を出してしまいました。
焼き鮭だけでご飯1杯行くのはかなり久しぶりでしたね。
他にもクロワッサンやワッフルを追加でいただき朝食は終了です。
朝からガッツリいただきましたのでその日は夜までお腹が空きませんでした笑
鬼怒川御苑その他施設
では最後に鬼怒川御苑にある施設などその他もポイントをまとめてみました。まずは温泉の近くにある湯上がり処です。
こちらは右手に無重力マッサージチェアが置かれており、1回300円で体験できるようでした。
そして左手は漫画や本がたくさん並べられており、リラックスできるスペースとなっています。
そして売店コーナーです。こちらはロビーのすぐ横にあり、豊富な品揃えとなっています。
お酒類やおつまみもこちらで販売されているので部屋で晩酌をしたいと考えてる方はぜひ活用してみるといいでしょう。
製氷機もロビーに置かれているのでお酒を飲む際に使う方はこちらから取っていくといいでしょう。そしてすぐ横には水とお茶がいただける機械もあるのでこちらの利用も無料で可能です。
部屋に備え付けの水はないのでもし無料で水が飲みたいという場合はこちらの機械か水道水となります。
他にはカラオケ施設もあり、こちらは予約制となっている為もし利用したい場合は受付で空き時間を確認してもらいましょう。
鬼怒川御苑まとめ
今回は鬼怒川温泉にある大江戸温泉系列のホテル鬼怒川温泉に宿泊した様子をお届けさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
大江戸温泉といえばコスパ最強のホテルとしても知られ、さらに今回は全国旅行支援の割引を受けることが可能な期間に訪れたため1人5000円ほどの割引となりとてもオトクに宿泊できました。
土日だったのにも関わらず大人1人あたり7500円ほどで宿泊できるのはやはり破格ですね。
今回宿泊して感じた気になる点と良かった点についてまとめて見ますと
水風呂がない
カニが細い
部屋に水が無い
朝食の焼き鮭が絶品
価格が安い
この値段設定にも関わらず温泉やバイキングも堪能できるので多少気になる点もありますが致し方ない点といった処でしょうか。
また、今回北海道フェアということでカニが食べ放題でしたがかなり小さいカニの為か脚も爪も小さくて可食部があまりなかったのが残念です。この価格だから仕方ない点もあると思いますがもう少し値段を上げてでもカニ食べ放題を主張するのであれば大きめのものを用意すると良いかもしれません。
また、要望としては鬼怒川温泉駅からホテルまでの無料送迎バスなんかもあるとよりユーザーを獲得することができるのだはないかなとも少し感じた次第ですかね。