国内で一泊二日の旅行をする際におすすめなエリアはどこ?せっかくなら有名なホテルに泊まりたい!そんな考えをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
今回は実際に私が訪れた経験や宿泊したホテルをベースに国内の一泊二日旅行におすすめな情報を地方ごとに紹介させていただきますので、是非参考にしていただければと思います。
各地の温泉情報や観光地なども踏まえて旅行選びの材料となれば幸いです。
北海道・東北エリア
まず初めに北海道・東北エリアの紹介です。冬は雪国というイメージが多いですが、様々な観光名所があると言うことでも有名です。
一泊二日では物足りないと言うエリアもございますが、5つのエリアをおすすめさせていただきます。
札幌(北海道)
まずは北海道No.1の都市でもある札幌です。テレビ塔や時計台が有名ですが、その他美味しいグルメにサッポロビール工場の見学、白い恋人パークなど札幌でしか味わえない観光地もずらりと並んでいます。
札幌だけであれば一泊二日で十分足りるので週末のプチ旅行にいかがでしょうか。
登別(北海道)
続いては札幌から特急列車で約1時間ほど離れた場所にある登別です。中でもやはり有名なのは「登別地獄谷」と呼ばれる観光名所で、地面から温泉が湧き上がっている所を生で見ることができます。
冬はあたり一面雪景色となりますが、登別地獄谷の中だけは地熱で地面が温められている為、常に地面が出ているエリアとなり、こちらも一泊二日あれば十分ゆっくり観光が可能です。
銀山温泉(山形)
山形県の温泉街といえば銀山温泉と言うイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか。大正レトロな銀山温泉の街並みは「一生に一度は行ってみたい!」と思う方も多いようですね。
私が訪れた冬は、ザ・雪国という感じで想像していたよりも遥かに積雪が多く、銀山温泉にたどり着くまでの道のりも険しく感じたほどでした。
観光する場所が温泉街の周辺がメインとなるので一泊二日で十分満足でき、帰りのバスまで少し時間が余るほどでした。
北関東エリア
次に北関東エリアについて紹介させていただきます。首都圏からアクセスが良い温泉地が多い事で有名で、一泊二日あれば十分楽しめる場所が多く存在します。こちらも実際に訪れた経験を踏まえて紹介させていただきます。
草津温泉(群馬)
個人的に今まで訪れた温泉の中で最も好きな群馬県の草津温泉。他の温泉とは違って強酸性の温泉で手軽に訪れることができるのは草津温泉だけなのではないでしょうか。
観光地としては湯畑の周辺を中心に賑わっており、温泉巡りを楽しむ観光客も多く見られました。
その為観光目的で巡るエリアは湯畑周辺しかないので一泊二日のでも十分満足することができるおすすめな場所です。
鬼怒川温泉(栃木)
バブル期の社員旅行といえば鬼怒川温泉!と言うほど昔は活気が溢れていた鬼怒川温泉。現在は当時のように人でごった返していると言う時代からは落ち着きを見せており、ゆっくりと静かに温泉を楽しみたいと言う方にはとてもマッチしているエリアとなります。
首都圏からも特急列車1本で乗り換えることなく訪れることができるので一泊二日の旅行が日程的にもベストとなるでしょう。
日光(栃木)
日光東照宮や華厳の滝、中禅寺湖と言った様々な観光名所を持つエリアになります。また、日光の奥にある霧降なども有名で温泉としても最近は人気が高まっているようです。
そんな日光は観光地が多く、1つずつの場所が少し離れていることから全てを一度に観光するとなると車がないと一泊二日の日程ではカツカツのスケジュールになってしまう事もございます。
自宅の場所にもよりますが一泊二日で余裕を持って観光をする場合レンタカーなどの利用をおすすめします。
宇都宮(栃木)
宇都宮も国内で一泊二日の旅行をするのにおすすめなエリアです。どちらかと言うと温泉や観光地を楽しむと言うよりは、宇都宮餃子など現地の名物を巡るグルメ旅になるでしょう。
駅前は栄えていますがそれほど有名な施設もない為、一人旅で気分転換に訪れる人が最近増えているようですね。
首都圏エリア
続いては東京周辺の首都圏で一泊二日におすすめなエリアの紹介となります。主に神奈川県と千葉県に絞った6つのエリアを紹介させていただきます。
箱根(神奈川)
まずは「関東の温泉といえば箱根!」というイメージが高い箱根です。都心部からもアクセスが良く、週末の土日に訪れることができる近隣の温泉になります。
温泉旅館に宿泊して少し観光をして帰るくらいであれば一泊二日で十分なのですが、箱根には様々な美術館や芦ノ湖、大涌谷などの観光地がたくさんある為、全てを回り切るとなると恐らく数日かかってしまいます。
その為あらかじめ一泊二日に限定する場合は訪れる観光地をピックアップしておくといいでしょう。
三浦半島(神奈川)
次に穴場スポットとしても人気の三浦半島です。三浦半島の先端にある三崎口には名物の三崎マグロがあったりと海鮮がとても美味しいエリアとしても有名です。
そんな三浦半島にある三浦海岸には宿泊できる施設も多い為、夏休みに家族連れで訪れる人達も多いようですね。
観光地としてはそこまで多くないので一泊二日あれば十分満喫できるおすすめなエリアです。
横浜(神奈川)
横浜といえば中華街や夜景などのイメージが強い日本の大都市の一つでもあります。ただし温泉旅行などを求めている人には少し向いていないエリアとなってしまうかもしれません。
どちらかと言うと一泊二日で横浜に訪れる際はグルメや高層ホテルから見える夜景を楽しむ場所となっているので何かの記念日に横浜へ旅行に行くと言う方が多いようですね。
館山(千葉)
千葉県の最南端にある館山は関東に居ながらも比較的冬も温暖な気候にある為隠れたリゾートエリアとしてもおすすめな場所です。
他の有名観光地と比較すると一泊二日の料金もリーズナブルで温泉付きのホテルもあるので週末にのんびりしたいと言う方にはおすすめです。
鴨川(千葉)
房総半島の東に位置づける鴨川は「鴨川シーワールド」をはじめ、温泉も入れる人気エリアとして有名です。都心部からも車で1時間半ほどで行くことができるので家族連れにもおすすめです。
そんな鴨川ですが、観光する場所が多いわけでもなく、のんびりと海辺に黄昏ながら有意義な時間を過ごしたいと言う方は一泊二日の日程が最適となるでしょう。
銚子(千葉)
関東最東端にある銚子は犬吠埼灯台、銚子ポートタワーと言った観光地をはじめ、銚子電鉄も鉄道ファンの中では人気の路線となっています。
アクセスこそ車がないと少し不便なものの、部屋に温泉露天風呂が付いた豪華なホテルや、美味しい海鮮が食べられるお店も多く存在しているので温泉とグルメを両方堪能できるエリアとしても人気です。一泊二日でも余裕を持って回ることができるので週末のプチ旅行にいかがでしょうか。
東海エリア
次に東海エリアの紹介となります。関東と関西の間にある東海エリアは両方から一泊二日の旅行で観光客が訪れる為、常に人気のエリアとなるでしょう。
熱海(静岡)
熱海といえば温泉!と言うイメージを持たれている方も少なくないのではないでしょうか。都心部からも近く、駅前の商店街では食べ歩きをすることもできるので女子旅にも人気なエリアです。
そんな熱海ですが、基本的には熱海駅周辺に観光地が集まっている為車であれば十分一泊二日で回り切れるエリアとなっています。
ただし電車で行く場合は各観光地に行くのが面倒なのでうまく路線バスを利用して行きましょう。
伊豆(静岡)
静岡の観光地といえば伊豆も忘れてはいけません。中でも丁度中心にある修善寺は自然あふれる竹林をはじめ温泉が有名で、複数の湯めぐりができるホテルも存在します。
あまり聞き馴染みのないエリアかもしれませんが車があれば一泊二日で十分周りきれるので気になる方は是非訪れてみてはいかがでしょうか。
三島・沼津(静岡)
続いては伊豆から北へ進んだ場所に位置する三島や沼津です。有名な施設といえば三島スカウイウォークが人気ですね。また沼津港では桜海老や生しらす丼をはじめ海鮮がとても美味しいので連日多くの観光客で賑わいを見せているエリアでもあります。
静岡にしかないハンバーグの名店さわやかも近くにあるので車があれば一泊二日でグルメ旅を行うのにとても良い場所と言えるでしょう。
名古屋(愛知)
東海No.1の都会である名古屋。あまり旅行というイメージはないかもしれませんが名物の味噌カツや名古屋コーチン、ひつまぶしと言ったグルメをたっぷりと味わうことができます。
温泉にゆっくり浸かって疲れを癒すというのは向いていないかもしれませんがちょっとした観光を含めたプチ旅行であれば気分転換に一泊二日で出かけてみても良いでしょう。
北陸・甲信越エリア
続いては少しメジャーな観光地とは離れますが北陸・甲信越エリアのご紹介です。あまりアクセスが良くないというイメージをお持ちの方も多いようですが、新幹線や特急列車を使えば一泊二日でも十分満足いく旅を経験できますのでいつもとは違った旅行先をお求めの方は是非参考にしてみて下さい。
金沢(石川)
まずは北陸で最も観光客が訪れる金沢です。世界有数の美しい駅ランキングで何度もランクインしている金沢駅をはじめ、兼六園や21世紀美術館など見どころがたくさんあります。
また、日本海の美味しい海鮮料理も楽しみの一つになるでしょう。その為、全てを回り切るとなると一泊二日では物足りないという人も多く、ゆっくりと周りたい方は二泊以上も視野に入ってきますが、モデルコースにある黄金ルートであれば一泊二日でも十分楽しめるでしょう。
黒部ダム(富山)
富山といえば黒部ダムをイメージされる方も多いのではないでしょうか?大迫力の放水はいつ見ても感動ですね。晴れている日でタイミングが合えば放水時に虹が綺麗に見えるのでその辺りも事前に調べておくと良いでしょう。
黒部ダム自体は2〜3時間ほどあれば回り切ることができる為一泊二日の旅行でも十分楽しむことができます。
八ヶ岳(山梨)
山梨県北杜市に位置する八ヶ岳は夏でも比較的涼しい気候の為避暑地として旅行に訪れる方も多く見られます。
八ヶ岳の近くにある清里はバブル期に人がごった返すほどの人気がありましたが現在は比較的落ち着いている為静かな休日を過ごしたいという方にもおすすめです。
山登りをするなどの目的でなければ一泊二日の旅行で十分観光できるのでまだ行ったことないという方は視野に入れてみると良いでしょう。
関西エリア
では続いて関西で一泊二日におすすめなエリアの紹介です。関西といえば大阪や京都、神戸をはじめ、人気観光地が多数存在している地域です。
大阪市内(大阪)
大阪市内にはグリコの看板で有名な難波・道頓堀をはじめ、ユニバーサルスタジオジャパンに夜の繁華街北新地など様々なエリアが存在しています。
いわゆる大阪旅行といえばほとんどが大阪市内にはなるので一泊二日でも観光は可能ですが、1日目は朝早く到着、2日目は夜まで観光というスケジュールになるので余裕を持ちたい人は二泊以上をお勧めします。
また、ユニバーサルスタジオジャパンへ行く場合は丸1日使う事が想定される為、可能点あれば二泊以上が良いでしょう。
中国・四国エリア
次に中国・四国エリアの紹介です。あまり旅行地としては多くの方が訪れるイメージはないかもしれませんが、返ってあまり混雑している観光地は多くないのでスムーズな旅行ができる特徴がございます。
広島市内(広島)
中国・四国の中で最も栄えている広島県の広島市内には広島風お好み焼きや牡蠣などのグルメをはじめ、原爆ドームや平和記念公園と言った多くの方々が訪れる都市となっています。
観光自体はそこまで時間がかかる場所もなく、一泊二日の旅行でもグルメを含めて十分満喫できるでしょう。
道後温泉(愛媛)
四国の観光地・温泉といえば道後温泉が思い浮かぶ方も多いでしょう。本館の周りには様々なホテルや観光地が沢山連なっているので食べ歩きなども可能です。
近隣の松山空港からは車で30分ほどの所に位置しているのでレンタカーがあれば一泊二日で十分満喫する事ができます。
ただし他の愛媛県内や四国全体を回るとなると一泊二日では少し難しいので観光する場所に合わせて期間を決めましょう。
下関(山口)
下関といえば本州で最も西にあるエリアで、福岡県との玄関口としても知られています。そんな下関はご存知の方も多いと思いますがフグが有名で、美味しいフグ料理を求めて遠くから訪れる方も多くいらっしゃいます。
また、唐戸市場では週末に活きいき馬街道と呼ばれる下関が誇る海鮮を使った絶品お寿司が食べられるイベントが毎週開催される為多くの方はこちらを目当てにされる事でしょう。
観光地としてはそこまで多くない為、一泊二日あれば十分下関の魅力を堪能できます。
九州・沖縄エリア
最後に九州・沖縄エリアの紹介です。魅力的な温泉やリゾートビーチが有名なこのエリアですが、実は一泊二日でもたっぷりと満喫できるおすすめの地域が沢山存在しています。
別府温泉(大分)
大分といえば別府温泉というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。ゆっくりとホテルの温泉に浸かってのんびりとした週末を過ごすのも良いですよ。
また、観光地として人気なのはやはり別府地獄めぐりでしょう。7つの地獄を順番に巡る事で別府温泉の魅力をさらに感じる事ができますね。
全て回り切るのに大体3時間ほどは必要ですが、十分一泊二日の日程で楽しむことは可能ですのでぜひ別府へ訪れた際には観光してみてください。
湯布院(大分)
大分の温泉といえば湯布院も忘れては行けません。別府からは車で1時間ちょっとありますが、湯布院も大分に訪れた際には必ず行きたいエリアとなっています。
別府よりも少し高級なホテルが多く、ラグジュアリーな旅行にしたいという方におすすめですね。
湯布院自体は一泊二日で十分楽しむことはできますが、別府とセットで大分旅行を楽しみたいという方は二泊以上して両方に最低一泊以上泊まることをお勧めします。
熊本市内(熊本)
熊本と言えば馬刺しというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。そのイメージの通り熊本の居酒屋さんでいただける馬刺しはどれも絶品です。
また、グルメはもちろんですがサウナで有名なゆらっくすに温泉も堪能できるホテルもございますので一泊二日の旅も十分楽しむことができるでしょう。
那覇(沖縄)
沖縄は常に温暖な気候で繁華街の那覇、そして国際通り周辺には沖縄の美味しいグルメを堪能できるお店が沢山ございます。
観光名所である美ら海水族館はもちろん、アメリカンビレッジなど沖縄旅行で必ず行きたいエリアも多いですが、細かく絞って行けば一泊二日でも沖縄に行けないことはありません。
東京からでも行きは朝一の便、帰りは夕方以降の便でレンタカーを利用することでコンパクトな沖縄旅行を堪能することが可能なので是非参考にしていただければと思います。
一泊二日国内旅行おすすめエリアまとめ
今回は日本全国の一泊二日の旅行におすすめなエリアを紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
実際に私自身が訪れたエリアでの感想となりますので、人によっては違った魅力を持つ方もいらっしゃるかと思います。
また、私自身が一泊二日では物足りないと述べたエリアは是非二泊以上して更なる魅力を感じていただければと思います。