ずっと前から気になっていた青森県三沢市にある「青森屋」ですが、今回は念願が叶いようやく訪れることができましたのでブログ形式で紹介させていただきます。
青森屋は星野リゾート系列のホテルで、ねぶた祭りをテーマにした館内が特徴的となっており、他の星野リゾートと比較した際の様子も含めお伝えできればと思いますので、これから青森屋へ宿泊予定の方は是非参考にしてみてくださいね。
青森屋へチェックイン
今回私は東北新幹線で上野駅から八戸駅まで行き、久々の新幹線ライフを楽しむことに。
時間としては2時間40分ほどで八戸に到着となりました。そこから青い森鉄道を利用して最寄りの三沢駅へ。ICカードが使えなかったり扉が手動だったりと地方のローカル線感が出ていましたが雰囲気は良かったです。
無事三沢駅へ到着し、あたりを少し観光しようと思いましたが時間を潰せるような場所はあまりなかったので、少し早いですがさっそく青森屋へ向かうことに。
送迎バスも出ていますが、歩いても15分ほどで到着するので今回はゆっくりと徒歩で行ってみました。
そして無事青森屋へ到着!自然あふれる景色の中に黄色と茶色が特徴的な棟が建っているのですぐ分かりました。
さらに進んでいくとチェックインロビーがある本館が見えて来ます。
チェックインは15時からですが、14時半くらいでも部屋に入ることができるとのことなので手続きを進めてもらいました。
館内がかなり広いので全てこの時間で頭の中に入れることは難しいですがマップがもらえるので散策すること際に持っていくといいでしょう。
また、チェックインカウンターのすぐ横にはヒバの木の破片を巾着に入れて香りを楽しむことができるとのことでさっそく1ついただきました。
自然の中にいるような気分になれるので私自身もとても好みの香りです♪
そして1つ下の階へ行くエスカレーター降りてからメイン広場を通過すると宿泊棟へと繋がっているのでお部屋の中へさっそく入っていきます。
青森屋のお部屋紹介
では続いてお部屋の紹介になります。今回宿泊したのは青森屋の中でもリーズナブルに宿泊できるあずましというお部屋です。部屋自体はとてもシンプルで、ベッドが2つとソファーがあるごく普通のお部屋でしたね。
備え付けのお菓子は青森や限定のりんごラングドシャで一口でいただくとほんのりりんごの風味を感じられるお菓子となっていました。
また、外の眺めは先ほど歩いて来た道が見渡せるような眺めとなっていましたが自然あふれる景色が広がっているといった印象を感じられます。
その他お部屋に備え付けられてるアメニティや設備を紹介していくと、湯沸器やお茶類はたくさんあるので自由にいただくことができます。
冷蔵庫の中には水が容器に入れられて入っていますが、プラスチックゴミ削減のため最近はペットボトルで用意していないホテルが多いですよね。
そして浴衣や温泉へ持っていくタオル。湯籠も用意されているのでこちらを持って行けるのは温泉旅館では嬉しいポイントです。
また、洗面所も綺麗で清掃が行き渡ってました。
シャワールームは最近多い浴槽の無いパターンですが、実際温泉旅館ではこちらで十分な気がしますね。
トイレも至ってシンプルです。
他には部屋にタオルを干しておく用の設備や加湿器などが置かれていました。
ざっくりとお部屋紹介については以上となります。
青森屋の夕食について
続いては夕食についての紹介です。今回私は青森屋にある「のれそれ食堂」と言うバイキング会場での夕食プランを選択しました。
青森の郷土料理をはじめ、通常のホテルバイキングでは楽しめないような様々な凝った料理をいただけるのが嬉しいポイントです。
ではさっそくどんな料理があったか紹介していきます。バイキング会場には簡単なマップもあってとても分かりやすかったです。
まず入り口正面には炉端焼きのコーナーがあり、こちらではホタテ、サバ、タコの串焼きを目の前で作ってくれています。
ホタテ焼きも味が染み込んでいて絶品です。ホテルスタッフの方も割烹着でとても雰囲気がありました。
そしてライブキッチンでは揚げたての天ぷらも用意されています。
珍しい姫にんにくやとうもろこしの天ぷらもありました。また、苦手な方も多いですがホヤ貝も用意されており、バイキングでは初めてお目にかかりました。
揚げ物コーナーには定番の唐揚げにホタテフライ。
その他グラタンにチキン、パエリアも美味しかったです。
うどんコーナーもありました。
そしてお刺身のエビとホタテはとても新鮮で3つほどいただいてしまいました。
マグロ丼もいただくことができ、こちらもお刺身好きにはたまりません。
その他コールドビーフやエビのマリネ、鯖の燻製などの用意もございました。
また、イカメンチ、豚の角煮、磯辺揚げなどお酒と合いそうなおつまみ類も。
珍しいりんごのピクルスやアーリーレッドなどもありました。
単体での写真になりますがステーキもライブキッチンで用意されており、出来立てアツアツを頂けました。
青森の郷土料理であるせんべい汁も初めていただきましたが優しい口当たりでとても美味しかったです。
そんなところで第一順として料理を持って来ましたがまだまだ食べたい料理がたくさん…。
こうしてみると居酒屋さんのような雰囲気ですね。
また、青森屋ではビール飲み放題が1300円でいただくことができ、自分でビールサーバーから何杯でも注ぐことができるので注文してしまいました。
この価格で美味しい料理と共にビールをいただけるのは最高ですね♪
最後にデザートの紹介となりますが、定番の一口ケーキはカシス、ブラウニー、シャルロットがございました。
また、おしゃれなアップルパイ、コンポートなど名物のリンゴを使ったスイーツや杏仁豆腐にわらび餅と言った定番も。
このように数多くの美味しい料理がいただけてとても幸せな時間を過ごすことができました。
青森屋の温泉紹介
では次に青森屋の温泉について紹介していきます。青森屋の温泉には本館にある「浮湯」と少し離れた場所にある「元湯」の2箇所にございますのでそれぞれ紹介させていただきます。
また、温泉の中は撮影不可の為公式サイトよりお写真をお借りさせていただきました。
浮湯
まずは浮湯についてです。浮湯は内湯が2種類と露天が1種類の合計3つのお風呂を楽しむことができます。
泉質は同じお湯を使っているかと思いますが、内湯はぬる湯とあつ湯の2種類に分かれており、それぞれ39度と42度となっていました。
露天の温度は記載してありませんでしたが、入った感覚としては結構熱めだったので42度くらいかなといったところです。
また、露天は屋根がないので雨が降るとダイレクトに当たってしまうためかなり悪天候の場合はちょっと入るのが難しいかもしれません。
とはいえ水面に浮かんでいるかのような露天風呂は息を飲むほどの絶景でずっと浸かっていられそうな温泉です♪
元湯
次に元湯ですが、青森屋の本館からは歩いて10分ほどのところにあります。距離が少しあるのでシャトルバスも出ているため、歩くのが大変だという方は利用をお勧めします。
入り口は通常の銭湯のような感じで少し渋さを感じます。
中へ入ると左手には小上がりの休憩スペースもありました。
こちらの元湯は日帰り入浴も可能だそうで、宿泊者以外の利用もできるみたいですね。館内へ入っていくと室内の休憩スペースがあり、こちらでもゆっくりすることができます。
実際の温泉はというと、露天風呂などはなくシンプルな内湯があるだけの温泉となります。
個人的に感じたことは元湯の方がとろみが強く、肌と肌が触れ合うとスベスベ感が凄いなという印象でした。
青森屋の朝食について
次に一晩明けて朝食についての紹介です。夕食同様、のれそれ食堂でのバイキングとなる為それぞれ料理を紹介していきます。
まずはうめじゃ丼と呼ばれる言わば乗っけ丼のようなもので、自分が好きな海鮮を選んで乗せていきます。
それからホタテの味噌とろ煮もいただくことができます。
また朝食らしく納豆や温泉卵、卵焼きと言った料理ももちろんございます。
サラダはミックスサラダが大皿、その他春雨、カボチャ、ポテトサラダが用意されていますね。
また、漬物や蒸し野菜、焼き魚などのコーナーも。
それからりんごカレーという甘口のカレーには、一口台にカットされたリンゴがそのまま入っていると言うなんとも珍しいカレーです。
洋食ももちろんあり、パンをはじめスクランブルエッグやベーコン、ソーセージ、グラタンの用意がございました。
デザートにはヨーグルトやフルーツ、ロールケーキでした。
夕食同様に朝食も美味しいものばかりで朝からお腹いっぱいになってしまいましたが、とても満足いくメニューばかりで嬉しかったです。
また、今回は一番遅い時間での朝食でしたがかなり空いて快適な時間を過ごすこともできたので良かったです。
青森屋のその他施設について
では最後に青森屋にはどんな施設や楽しめるポイントがあるかについてご紹介させていただきます。やはり青森屋といえばねぶた祭りの表現を売りにしていることもあって細部まで再現してくれています。
ロビーからエスカレーターを下ってすぐのところにあるじゃわめぐ広場はまさに常にお祭りをやっているような雰囲気。
リンゴジュースが出る蛇口もこちらにあります。
冷たくて濃厚なリンゴジュースはとても美味しかったです。
そして可愛いりんご飴も有料ではありますが購入することができました。
それから翌朝にはホタテ釣りというものも。
実際に釣れた数によって異なる景品がいただけるようですね。
また、貸し金魚という珍しいものも。お祭りで金魚すくいをイメージされているのでしょう。金魚鉢に入った金魚を部屋に飾って1日を過ごすことが出来るようですね。
また、着物のレンタルも有料ですが貸出を行っていました。
懐かしの瓶コーラの自販機もあり、レトロな雰囲気も感じられました。
すぐ横にあるお土産コーナーでは青森の様々なお土産を取り揃えており、ホテル内のお土産コーナーとしてはかなり大きな規模のお店でした。
2階の宿泊棟エレベーター前には氷や水を自由に頂くことが出来るので便利です。
それから青森屋には館内だけではなく、外の敷地内も楽しめるポイントがたくさんあります。まずはチェックイン時に入るカウンターのすぐ横にある西大門から入場していきます。
すると池を中心に観光できるような箇所がいくつかあります。
奥へ進んでいくとポニーのお家も。小さな馬が飼育されていました。
それから実際に見ることはできませんでしたがふれあい広場にも馬がいるようです。
このような形で青森屋には様々な楽しめるポイントがありました。
青森屋についてまとめ
今回は青森屋に一泊二日で泊まってみた感想を紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
個人的に簡単にまとめてみた感想を述べさせていただくとこんな感じです。
館内に楽しめるポイントがたくさんある
若干建物に古さを感じる
といった形でしょうか。気になる点として挙げたアクセスに関しては私自身が東京に住んでいるということもあるので少し訪れるまでに時間がかかってしまいました。
そして建物の古さに関しては少し感じられる部分があり、窓の外に小さな蜘蛛の巣や細かい部分で年季が入っていたりという場面が見られました。
ただ基本的には清掃も行き届いている上、そこまで木にするなるほどではなかったので強いていえばという程度です。
その他は本当にとても良く、特にバイキングは素直にどの料理もとても美味しかったです。食べ放題などのビュッフェ形式の料理は少しクオリティが下がってしまいがちですが青森屋のバイキングは全然違いました。
それから青森屋の魅力でもある館内や敷地内の観光ポイントです。ここまで敷地内で楽しめるホテルも他にないのではないかというくらい充実した時間を過ごすことができました。
総合的にはとても満足で、価格的にも他の星のリゾート系列のホテルと比べるとリーズナブルに宿泊することができる為満足度の高い旅行となりました。
気になる方はぜひこちらの記事を参考にして訪れてみてはいかがでしょうか。