今回は12月上旬に栃木県の那須にある共立リゾートグループの「塩の湯温泉 蓮月」(以下蓮月)に1泊2日で宿泊してきましたのでホテル内の様子や食事などを紹介させていただきます。
これから蓮月に宿泊を考えている方や、すでに予約している方にも有益な情報になるかと思いますのでぜひ参考にしてみて下さいね!
蓮月へチェックイン
今回は上野から新幹線で那須塩原駅へ向かい、そこから蓮月の無料送迎バスを利用してホテルへ向かうルートとなりました。
新幹線は那須塩原駅まで約1時間ほどで行く事ができてしまうのでとても近く感じました。えきねっとの早割を利用した為、新幹線を利用しても片道3,700円ほどで行く事ができるので意外と穴場スポットかもしれません。
そして到着してから少し時間があったので駅周辺を散策してみましたが、特に時間を潰せそうな場所はなく、、、駅の待合室で40分ほど送迎バスを待ちました。
那須塩原駅の暇つぶしスポットについてはこちらをご覧ください。
比較的早めに送迎バス自体は来ているようでしたが、5分前くらいに乗り込んで人数が揃い次第蓮月へ向かう形となりました。
40分ほどで到着し蓮月の入り口に到着しましたが、こちらのホテルは入り口まで直接行く事ができず、ゴンドラに乗ってホテルの入り口まで行くようなシステムとなっています。
ひとまず待合室で自分の番が来るまで待合室で待機します。コーヒーやおしぼりなどが置かれています。
順番が回ってくるとさっそくゴンドラに乗車してホテルの入り口へ向かいます。
なかなかこのようなホテルは少なく、私自身も初めて利用させていただきましたがとてもユニークだなぁと感じました。
乗車時間は1分ほどなのですぐ到着しますが、新鮮なひと時を過ごす事ができました。
さっそく館内に入ります。館内は全面畳の為、入り口で靴を預けます。
チェックイン手続きを行って行きますが、今回予約したプランが16時チェックインのプランだった為、1時間ほど早い到着だったので少しロビーを散策して待つことにしました。
そして少し早めの15時にはお部屋の準備が整ったということで鍵をもらってさっそくお部屋へ向かいます。
家族で訪れた際も鍵は1つしかもらえないので、そこだけは少し注意が必要かもしれません。
部屋へ向かう途中好きな枕を選べるコーナーがございましたので、1つ取ってから長い廊下を渡ってお部屋に向かいました。
蓮月のお部屋紹介
続いては蓮月のお部屋紹介になります。今回宿泊したのはデラックスツインタイプのお部屋。畳のリビングにソファーベッドと1人用の椅子が2つ並んでいます。
そしてこちらは寝室となっており、リビングと一体型ですがセミダブルサイズのベッドが2台並んでいるようなお部屋です。
また中央の机にはおかきの用意もありました。
テレビは43インチほどの大きさのものが置かれており、すぐ横には鏡付きの化粧台もあります。
また、テレビの下の引き出しを開けるとお茶やコーヒー、グラスと言ったらアメニティもしっかりと完備されています。
そして館内着の用意とクローゼットの中には半纏、タオルなどの備品もしっかりと用意されています。
そして各部屋にはミニバーも備え付けられており、冷蔵庫の中にはお茶と金麦の用意がありました。
通常水は無料でいただけるホテルが多いですが、蓮月はお茶と金麦も無料で頂けるとのことで嬉しいサービスです。ただ少し前までは金麦ではなくプレミアムモルツが用意されていたようなので、その点は少し残念でした。
その他洗面所も清掃が行き届いており綺麗な空間となっていました。アメニティもしっかりと用意されており、なかなかお目にかからないスキンケアグッズも置いてありました。
その他シャワールームやトイレは一般的な設備が完備されている形です。
そして個人的に今回蓮月を選んだ決め手となった客室露天風呂の紹介です。初めは浴槽にお湯が張っていない状態なので、部屋にある湯張りボタンを押します。
そうすると外の露天風呂から温泉が出てくるので自分の部屋でいつでも温泉を楽しむことができてしまうのです。
通常のお湯が張れる客室露天風呂付きの施設は結構ありますが、なかなか温泉を張れる場所は少ないので嬉しいですね。ただこちらの温泉ですが、かなり熱くおそらく50度は超えているであろう温度となっているので少し冷ます必要があります。
そして外に出る際にはしっかりとサンダルもございますので安心です。
また、外気浴を楽しめるスペースもございますので熱った体を冷ますことも可能ですね。
私個人の意見としてはこちらの客室露天風呂でお酒を飲みながらゆっくりと温泉に浸かることがとてもリラックスできるので最高のひと時を過ごすことができました。
蓮月の夕食について
では続いて蓮月でいただける夕食について紹介させていただきます。蓮月の食事処はこちらの花かがりという場所です。
今回私が予約したプランが16時チェックインの夕食20時という少し遅めのプランとなり、お腹を空かせて10分前くらいから入り口で並ぶことにしました。するとすでに2組ほど待っており、私が訪れた後からは次々と夕飯を待ち望む宿泊客が夕食会場の前に集まってきました。
時間ちょうどになると順番に呼ばれていきます。食事の場所は個室となっている場所とオープンな場所の2箇所ございましたが、私は個室側の方へ案内していただく事ができました。
もしかしたら並ぶ順番や宿泊プランなどが影響しているのかもしれません。では早速料理の紹介となりますが、案内された段階ですでに前菜の用意がございます。珍しい野菜のお寿司などが並んでいます。
そして土瓶蒸しも運ばれてきて15分ほど経つと火が消えるのでちょうど食べ頃となりました。
共立リゾート系列の温泉ホテルの夕食ではほとんど土瓶蒸しをいただく気がしますが、いつも身に染みる出汁が提供されるのでとても嬉しいです。なかなか土瓶蒸しをいただく機会はないですからね。
続いて運ばれてきたのはお造りです。脂の乗ったブリにマグロ、エビ、タイといった豪華なお刺身。酢醤油でいただく刺身こんにゃくや雲丹の一品もとても美味しかったです。
そして蒸し物は季節野菜と鱒をゴマだれもしくは梅ダレでいただきます。個人的には梅ダレがとても好みの味でした。
そして夕食のメインでもある和牛のしゃぶしゃぶです。綺麗なサシが入った美味しそうなお肉と野菜が運ばれてきました。
ポン酢にもみじおろしを溶かしていただくしゃぶしゃぶはとても美味しく最高ですね♪
それからわかさぎの天ぷらにあん肝ポン酢、茶碗蒸しですがこちらは全てコースに付いているわけではなく選択制の料理となります。
鰤茶漬けもしっかりと出汁がきいてとても美味しくいただけました。
最後にデザートですが、スイートポテトに羊羹、イチゴ、白玉、そして最後にかりんとうという俺豪華な顔ぶれが運ばれてきました。
これにて夕食は終了となりますが、共立リゾートの夕食といえばこれと言った形で全体的に安定したお味でした。
蓮月の温泉について
では次に蓮月で入れる温泉についてです。蓮月では大浴場が1つと無料で入れる貸切露天風呂が3つありますのでそれぞれ紹介していきます。
温泉に向かう途中の廊下にも光の演出があったりとユーモアな仕組みになっている場所もありました。
大浴場
まず大浴場ですが、中の写真撮影はNGの為公式サイトより写真をお借りしております。内湯には大きな窓がついており、秋シーズンは綺麗な紅葉を眺めながらゆっくりと温泉に浸かる事ができます。
そして薬湯座風呂は少し温度が低めで座りながら入るタイプのお風呂となっています。湯船の中には薬草の入った袋が浮かんでおり、爽やかな香りがしました。
露天風呂は自然に囲まれたリラックスできる環境でのんびりと日頃の疲れを癒す事ができます。
またドライサウナも完備しており、5名ほどが入れる大きさで大体90度くらいのサウナとなっていました。
全体的に混雑している様子はなく、のんびりと日頃の疲れを癒す事ができました。
貸切風呂
では次に貸切風呂です。蓮月の貸切風呂は全部で3箇所あり、誰も入っていなければ無料で自由に入れるシステムです。入り口に使用中かどうかを知らせるランプが付いているのでこちらで空き状況を判断します。
早速中へ入ってみると、まずは脱衣所です。
基本的にはバスマットしか用意されていないのでタオルは部屋から持っていく必要があります。そして貸切風呂は3種類とも全て違う浴槽となっており、大きさは大体同じですが場所によっては檜だったり石窯だったりしました。
大きな湯船でのんびりとプライベートな空間を過ごしたい時にはおすすめです。
蓮月の朝食について
では次に蓮月でいただける朝食について紹介していきます。朝食の会場は昨晩と同様に花かがりでの提供となり、時間は7時から9時まで自由にタイミングで行くことができます。
到着すると味噌汁や鍋が用意されているので、こちらを温めてもらいます。
しっかりとお品書きもあるのでどんな料理があるか分かっていいですね。
基本的には1つのお盆に盛られており、和食メインの朝食といった感じでした。
普段なかなかここまで小鉢がたくさんある料理は頂くことがないのでとても新鮮でした。
また、納豆、海苔、温泉卵、そして白米はおかわり自由となっているので、1つだと足りないという方は2つ目以降もいただくことができます。
朝からとても美味しい朝食をいただけて満足です。
蓮月のその他施設・サービス
では最後に蓮月の施設やサービスについて紹介させていただきます。
まずは湯上がりに無料でいただけるサービスとして夕方はアイスキャンディー、朝風呂は乳酸菌飲料の提供があります。
無料でいただけるので嬉しいサービスですよね。
そして夜22時頃から無料でいただける半ラーメンの夜鳴きそばもございます。
こちらは1時間くらい限定で提供されるサービスとなりますが、夜の小腹が空いた時間にいただくことができるので嬉しいサービスでした。
他にも18時頃に肉まんを配布しているサービスがあったのですが、すっかりと時間を忘れてしまっており今回いただくことはできずショックでした。
その他湯上がり処として休憩スペースもございます。
先ほどのサービスや夜鳴きそばもこちらで配布されます。
マッサージチェアも自由に使えるのでこちらも利用させていただきます。
他には本を読むことができるライブラリースペースも。
お土産コーナーも充実していますね。
自販機も完備しているので、少し通常よりは値段が高いですが夜お酒が足りなくなっても安心です。
蓮月についてまとめ
今回は那須にある共立リゾート系列のホテル「塩の湯温泉蓮月」を紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
簡単にざっくりとまとめてみますとこんな感じです。
食事が豪華
無料の貸切風呂が何度でも楽しめる。
経費削減されていた
蓮月は2022年にできたばかりの新しいホテルとなっており、館内全てがとても綺麗な印象でした。
気になった点としては鍵が1つしか貰えないので、複数名で訪れる際に時間を待ち合わせて温泉などに行かないといけないので少し不便でした。
また、少し前までは湯上がりのドリンクにレモン牛乳があったり、部屋の中にプレミアムモルツが無料で用意されていたようですが、そちらのサービスがなくなってしまっており少し残念でした。
ただ全体を通して見ると非常に満足感の高いホテルだと感じましたので今回泊まって良かったです。