成田空港まで始発で間に合わない早朝便は何時から?前乗りすべき時間についてご紹介!

旅行や田舎にある実家へ帰る時に「早朝の便を格安で予約できそうだけど、実際にこの時間って始発で間に合うのかな…?」と言った不安を覚え、この記事にたどり着いたという方も多いのではないでしょうか?そこで今回は「電車で成田空港まで行く際に、何時の便であれば始発でも間に合うのか」という疑問について、私自身が何度も早朝便を利用した経験活かして紹介していきます。

国内線と国際線の手続きの違いやタイムロスになってしまう行動など、到着してから搭乗まで極力最短ルートで動きたいという方は是非参考にしていただければと思います。

空港には何時間前につくべき?

成田空港まで始発で間に合わない早朝便は何時から?前乗りすべき時間についてご紹介!

ではまず初めに、そもそも成田空港には何時間前につくべきなの?といった疑問からお答えしていきます。

厳密に言えば「必ず何時間前に到着していなければならない」という決まりはございません。ただし、今回のように始発で間に合う便なのかを判断する為には出発時間から逆算していく必要があります。

まず、チェックイン時間に関しては航空会社によって多少異なってきますが、ピーチの場合「国内線では30分前、国際線では50分前に搭乗口の締め切り」と公式ページに記載されています。

空港情報

つまり、例えば朝8:00の便を利用する場合は国内線であれば7:30、国際線であれば7:10にはチェックインが完了していないと、空港へ到着していたとしても飛行機には乗れないという事になるので要注意です。

始発だと何時に成田空港へ到着するの?

では次に始発で成田空港まで行くとすると何時に到着するのかを紹介していきます。

とはいえ最寄りの駅によっても始発で成田空港まで到着する時間が異なってきますので、それぞれ始発電車に乗った際の到着時間と所要時間を出してみました。

出発駅出発時間到着時間所要時間
東京駅5時04分6時12分1時間8分
新宿駅4時44分6時12分1時間28分
渋谷駅4時37分6時12分1時間35分
上野駅4時59分6時12分1時間13分
押上駅5時24分6時12分48分
中野駅4時25分6時12分1時間47分
千葉駅4時57分5時37分47分
大宮駅4時28分6時12分1時間44分
横浜駅4時21分6時12分1時間51分

※アプリNAVITIMEの平日始発で「空港第2ビル(鉄道)」まで訪れた際の時間です。

首都圏の主要駅から始発の時間を調べてみると、基本的には特急列車などを利用しなくても「6時12分着」の電車には乗れるようです。成田空港方面へアクセスできる電車が基本的に同じ電車となるので、出発時間こそ大きく違うものの、到着時間は同じとなるようですね。

唯一千葉駅からは始発の場合5時台で到着することが出来るので、今回紹介させていただく時間よりも少し余裕をもって行動することが出来そうです。

また、東京スカイツリーのある押上駅からは乗り換えなしの1本で成田空港まで行くことができ、所要時間も48分と他の駅に比べるとかなりアクセスの良い駅という事が分かりますね。

電車を降りてから搭乗するまでのルートについて

では次に実際に電車で成田空港に到着してから、どんなルート・手続きを行って搭乗口まで行くかを紹介していきます。

まずはホームに到着後、自身が乗る飛行機の搭乗口のあるターミナルに向かって徒歩で移動します。成田空港駅は地下鉄でかなり深い場所にあるので、地上までエスカレーターを数回登っていく必要があります。

改札を出たら出発ロビーのチェックインカウンターへ向かって移動します。写真のように目指す目的地が分かりやすく記載されているので、迷う事はそこまでないかと思います。

成田空港坑内

こちらの写真は「国際線の北ウィング出発ロビー」へ向かうエスカレーターの例ですが、国内線に搭乗する場合も同様に目的の場所が分かりやすく記載されているので同じように移動します。

次に自分が乗る飛行機の見てチェックインカウンター方面へ進んでいきます。

成田空港坑内

機械でチェックインを行う事もできますが、国際線や預け荷物がある場合は対人カウンターでの手続きが必要となる場合があるので詳しくは予約した航空会社のホームページをしっかりと事前にチェックしておきましょう。

成田空港坑内

また、特に国際線のチェックインは空いている便や時間帯もありますが、混雑時だと1時間近く並ばなければならない事もあるので要注意です。

成田空港坑内

国内線なら預け荷物が無い場合スルー出来る部分になりますが、国際線の場合は預け荷物がなかったとしてもパスポートのチェックがあるので仕方ない部分と言えるでしょう。

そして無事チェックインまで完了したら次に保安検査場に向かいます。こちらの保安検査場も混雑時はとても長い列を作っている場合が多いです。その為、チェックインが終わっていても余裕をもって保安検査場を通過しないと飛行機に乗り遅れてしまう事があるので注意が必要です。

保安検査場を通過後は元の場所に戻ってくることが出来ませんのでこちらも併せて気を付けましょう。

ここまでくればあとは自分の乗る飛行機の搭乗ゲートまで行くだけです。基本的には出発30分前くらいから搭乗開始の案内が行われる為、少なくとも30分前には到着している事が望ましいです。

以上が成田空港に到着後、飛行機に搭乗するまでの手続きとなりますが慣れていないと正直どんなルートで何を手続きしていけばいいのかわからなくなってしまいます。

私が個人的に必要だと思う時間としては、早朝便でも慣れている人で下記の時間くらいは余裕を持っておくべきだと思います。

状況空港到着~出発時間まで
国内線(預け入れ荷物なし)50分
国内線(預け入れ荷物あり)60分
国際線90分

正直上記の時間は私のように何度も飛行機を利用して勝手が分かっている人でおおよそこのくらいは見積もっておいた方がいいという最低時間になります。

また、出発のターミナルが第3ターミナルの場合は少し移動に時間がかかる為、プラスで10分ほど見ておくと良いでしょう。

始発で間に合う便は何時?

では前置きが長くなったと感じる人も居るかもしれませんが、本題の始発で間に合う便は何時ごろの便なのかという点にてついて紹介していきます。

先ほどお伝えした「6時12分着」という電車を基準に1つ前の段落の「空港到着~出発時間まで」を当てはめていくと大体こんな感じになるのではないかなと思います。

状況最短出発時間の便
国内線(預け入れ荷物なし)7時05分発
国内線(預け入れ荷物あり)7時15分発
国際線7時45分発

あくまでも一つの例となりますが、本来であればもう少し余裕をもって搭乗できることが望ましいですが、どうしても電車や予算の関係でギリギリを攻めたくなるのも無理がありません。

その為、このくらいの時間帯の便だと9時台や10時台に出発する便の6割くらいの値段で航空券が買えたりする事もあるので間に合うのであればとてもお得な価格と言えるでしょう。

タイムロスをしてしまいがちなシーン

タイムロスをしてしまいがちなシーン

では実際にどのくらいの時間までが許容範囲かざっくりと分かったところで、搭乗までにタイムロスをしてしまいがちないくつかの項目について紹介していきます。

第3ターミナル

先ほども少し触れさせていただきましたが、第3ターミナルの場合は第1、第2と比べて結構距離が離れています。勝手が分かっている大人が1人でスムーズに歩いたとしても10分ほどは余裕を持った方が良い距離となっているので、子連れの方などは15分以上余裕を持った方がいいでしょう。

チケットの発券

昔は紙のチケットを発行したりと時間がかかってしまっていた場合もありますが、現在は国内線の場合無人の機械でチェックインすることが可能です。

何度も利用したことがある人であれば機械の前まで行って登録者の前を入力して発券して…という形でスムーズに行動できると思いますので、慣れていない人はあらかじめ動画などでチェックしておくと良いでしょう。

国際線のチェックイン

先ほども少し触れましたが、エコノミークラスだと国際線のチェックインでは混雑時かなりの列が出来ている場合がございます。というのも同じ飛行機に乗る人達はだいたい同じ電車に乗ってきているので、少し出遅れてしまうと大幅なタイムロスとなってしまいます。

極力並ばなくていいコツとしては、成田空港に電車で到着した時点でエスカレーター前で開く扉に移動し、先陣を切るようにしてエスカレーターを上り、何の迷いもなくチェックインカウンターまで到着することです。

初めての方や慣れてない方は難しいと思いますが、もしそれが出来れば同じ「6時12分着」の電車に乗っていた人達の中では1番最初に手続きができる為、ほとんど並ばずにチェックインを行う事が出来ます。

その為、自分がチェックイン完了する頃には長蛇の列が出来上がっているという光景を目の当たりにすることもできるはずです。

預入荷物

国内線の場合、預入荷物が無ければ出発ロビーに到着後、機械で発券したらそのまま保安検査場に向かう事が可能です。ただ、預けなければならない荷物がある場合は一度荷物を預ける手続きを行わなけれなばらない為少し時間をロスしてしまいます。

最近は機械に登録してスムーズに行えるようになっている航空会社もありますが、LCCなどでは並んで直接預けるという場合も多いので事前に確認しておきましょう。

Wi-Fiレンタル

最後に海外旅行では欠かせないレンタルWi-Fiについてです。こちらも実は見落としがちな人が多いのですが、結構な時間のロスとなってしまいます。

というのもWi-Fiをレンタルできるカウンター自体7時にオープンとなっている為、いくら早くチェックインを完了させたとしてもWi-Fiを予約してしまっていると7時のオープンを待って受けとってからでないと保安検査場内に入ることが出来ないのです。

その為「6時12分着」の電車で到着後、スムーズに手続きを終えて「6時40分」頃にチェックイン手続きも終えられたとしても20分んほど待ち時間が発生してしまいます。

また、周りの人も同じようにWi-Fiのレンタル予約をしている為、7時前になるとレンタルカウンターの前には大勢集まってくる状況です。

少し気を抜いて近くのベンチに座って待っていると後から来た人が先に並んでしまい、実際に受け取るのにはそこからまた時間がかかってしまうなんてことも。

そうならない為にもロッカー受け取りで手配を済ませておくか、レンタルWi-Fiは現地についてから 行うなど対策をあらかじめ考えておくと良いでしょう。

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前乗りすべき時間の便とは?

では最後に前乗りすべき時間の便についてですが、基本的にはどの便以前は前乗りしないと絶対に間に合わないなどという目安はございません。

というのも時期によってはめちゃくちゃ空いていて全ての工程で一切並ばずスムーズにいく場合もあれば、混雑状況がひどくてどの工程も長時間並ぶ必要があるパターンなどそれぞれです。

なので先ほど始発で間に合う便は何時かという項目でお伝えした時間帯よりも早い便の場合は前乗りを検討した方が乗り遅れることなく安心して旅行へ行くことが出来るのではないかと考えられます。

成田空港まで始発で間に合わない便についてまとめ

今回は成田空港に始発電車で行った際に間に合う便、間に合わない便、そして搭乗手続きの流れやタイムロスとなってしまう工程について幅広く紹介させていただきました。

私自身は何度も国内線、国際線に搭乗経験があるので何となく頭の中でイメージが湧いていますが、どうしても初心者の方などは分からないことだらけでこの記事を見たとしても戸惑ってしまう場合も多いのではないでしょうか?

私から言えることはある程度余裕を持った時間帯で勝手を覚えてから早朝便を選択すると焦らずに行動することが出来るのではないかと思います。

ただ、どうしても始発で早朝便に乗りたいという方も必ずいらっしゃると思いますので、そういった方に少しでもお役に立ってもらえれば幸いです。

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