夜行バスの3列シートはどこがいい?おすすめや実際の体験談をご紹介!

格安で長距離移動をしたい!となった時、皆さんはどんな交通手段を思い浮かべるでしょうか。新幹線や飛行機と言った定番の移動手段に加えて最近は夜行バスと言う方法も人気が出てきているようですね。

今回はそんな夜行バスの中でも比較的快適に過ごすことができる3列シートについてお届けさせていただきます。私自身も夜行バスを利用して何度も東京と関西を往復した経験もございますので体験談も踏まえご紹介できればと思います。

夜行バスの3列シートとは?

夜行バスの3列シートとは?
出典:https://www.bushikaku.net/article/98733/images/51987/

皆さんの思い浮かべる夜行バスは『なんだか窮屈で隣の見知らぬ人と長時間一緒にいるのはしんどそう。。』と言ったイメージではないでしょうか。

そんな悩みを解決してくれるのが3列シートの夜行バスです!通常は2列×2列の一般的な観光バスと同じく4列のタイプですが、同じ車内の空間を3列にして少しゆとりを持たせたタイプが3列シートの夜行バスになります。

この3列シートの夜行バスは隣の人と言う概念が存在せず、多少通路の関係で右側に2列寄っていたりはしますがほとんど1人の広いシートに座ることができます。

また、多くのバスではこの3列シートの場合1席ずつカーテンで区切りれるようになっている為簡易的な個室のような空間を生み出してくれますよ。さらに3列シートの場合シートの幅もかなり広めに作られている為体の大きな方や少しゆとりを持って移動したいと言う場合にはお勧めです。

夜行バス 3列と4列の違い

続いては3列シートと4列シートのメリットデメリットなどを比較していければと思います。先程は3列シートのメリットなどをお届けしてきましたが4列シートと比較すると下記のようになります。
また、長距離移動の定番である新幹線も比較の対象として入れてみました。

項目 3列シート 4列シート 新幹線
快適さ ×
価格 ×
時間 × ×
本数

と言った形でしょうか。

快適さ

順番に解説していくと、まず快適さの部分ですが、3列シートの場合カーテンで仕切れたりフットレストなどもついている為新幹線よりも快適だと考えられます。
4列シートの場合はシート幅も狭く、足元も狭い上に隣の人とはほぼ密着状態となる為快適さとは皆無になってしまうでしょう。

続いて価格についてですが、新幹線と比べると3列シートも4列シートもだいぶ安く抑えられると思います。
仮にですが3列シートの場合東京〜大阪へ行くのに平日であれば4000円前後で行くことができます。
4列シートの場合は格安の便が最近多くなってきている為東京〜大阪でも1500円ほどで行けてしまうバスもあるようです。

新幹線だと東京〜大阪へ行くのに片道で14,000円近くかかってしまうのでこちらと比較すると3列シートも4列シートもかなり安く移動できると言えるでしょう。

時間

続いては時間ですがどちらも同じ高速道路を使用して移動する為こちらは3列シートでも4列シートでも変わりません。

ただ各会社によって停留所やルートが違ったりする為3列シート、4列シートに限らず多少到着時間の変化はあります。

東京〜大阪間だとどちらもおよそ8時間ほどかかる場合が多いでしょう。新幹線の場合は2時間30分で行けてしまうので3倍以上の時間を要することにはなってしまいます。

本数

続いては運行している本数についてですがほぼ毎日主要エリア間であれば3列シート、4列シート共に運行しています。ただし場所によって田舎の方へ行くバスだったりする場合は本数が少なくなることがあります。

新幹線の場合は東京〜大阪間でも10分に1本ほどとかなりのハイペースで運行しているので利便性はとても優れています。

3列シート、4列シートの違いまとめ

新幹線含め様々な項目で比較させていただきましたが、重視する内容でそれぞれメリットがありますね。価格を最重視し、移動できれば環境はどのような状態でもいいと言うのであれば4列シート。価格も重視しつつ快適さも取り入れたいと言う場合には3列シート。

とにかく時間を重視したいという場合には新幹線。など様々な使い分けができるので自分に合った移動方法を選ぶといいかもしれませんね。ただ女性などで隣人が気になるという場合には3列シートの夜行バスをおすすめします。

夜行バスの3列シートはどの位置が良い?

夜行バスの3列シートはどの位置が良い?

続いては3列シート夜行バスの座る位置についてですがどこが最も人気かを実際に乗ったイメージから見ていきましょう。3列の独立シートとはいえ、通路がある関係で多くのバスが左側に2列、右側に通路を挟んで1列という形で配置されています。

左側に2列となっていますがしっかりとカーテンで区切ることはできるので独立シートとしては違いありません。ただ右側の1列の場合は完全に隣の人が通路を挟んだ奥なのでより個室感が高くなるという意味で私的ではありますが右側の列が最も人気が高いのではないかと思います。

シートの大きさや足の幅などはどの座席も一緒なのでそう言った観点からは特に違いはありません。

夜行バスの利用で気をつけたいこと

続いては夜行バスを利用する際に気をつけたい項目や、頭に入れておくと役立つ事などをご紹介させていただければと思います。

休憩時間

まず初めに休憩時間についてです。夜行バスは基本的に2〜3時間に1度サービスエリアでの休憩があります。

1回の休憩につきおよそ15〜20分程度が基本的です。せっかくならサービスエリアで何かご飯を食べたいと考える人もいらっしゃると思いますが意外と休憩時間が短いのでもし食べることができても短い時間内で急いで食べなければなりません。それではせっかくのご飯も味わって食べることができませんね。

また、作るのに長い時間を要する料理の場合は出来上がるまでの時間にバスの出発時刻を回ってしまうなんて事も、、そう言った理由から個人的にはあまりサービスエリアで何かご飯を食べるということはおすすめできません。

コンビニで食事を購入してバスに戻ってから食べるなどが良いでしょう◎

トイレ付き夜行バス

先程サービスエリアでの休憩についてお伝えしましたが、いざ急にトイレに行きたくなってしまう事もあるかと思います。

そんな時に便利なのがトイレ付きの夜行バスです。休憩があるとはいえ長時間バスの中に滞在することになるのでいざという時には便利ですね。

出発時間

基本的に夜行バスは始発所であれば10分前から搭乗可能となります。また、扉が閉まってしまい1分でも遅れると乗れなくなってしまうことがあるので時間厳守で行動を心がけましょう。

夜行バスであったら便利な持ち物

続いては長い時間乗る夜行バスならではのあったら便利なグッズを紹介させていただければと思います。飛行機で使用する際の便利アイテムと被りますがどれもあると有効活用できるものと思います。

耳栓

夜行バスの中で特に大騒ぎするような人はほとんどいませんがやはり道路の上を走っているのでそれなりの騒音は避けられないでしょう。そんな時に耳栓があると少しは軽減できるので用意しておくと◎

ブランケット

特に冬場などは車内が冷えやすい為女性などはブランケットを持参していくといいでしょう。3列シートの夜行バスであれば備品として備わっている事もあるので詳細内容など確認してみるといいかもしれませんね。

暇つぶし道具

雑誌やゲームなど長い時間を潰すための道具もあると便利です。ただこちらは夜間ずっと寝られるという方は特になくても問題ありません。3列シートの場合はカーテンで仕切りがあるため特に横の人に見られるなどもないので個人の好きな事をすると良いでしょう。

夜行バスで寝るためには?

夜行バスで寝るためには?

続いては夜行バスで走行中どうしても寝て過ごしたいという方も多くいらっしゃると思います。ただしなかなか寝付けないのが夜行バスの落とし穴。基本的には前日の夜に出発して到着するのが6時とか7時の早朝になるためできればぐっすり睡眠したいというのがほとんどの人の考えです。そんな夜行バスでぐっすり寝る為のアイテムをご紹介します。

ネックピロー

首に巻く枕のようなものとなります。こちらがあると首が安定して睡眠にも陥りやすくなるでしょう。

ただし普段付け慣れていない為違和感が出て逆に邪魔になってしまう人もいると思うので一度つけてみて自分はネックピローが合うかどうかをためしてみるといいかもしれませんね。

お酒

こちらはアイテムというよりはお酒を飲んだ際に出る眠気を利用して寝てしまおうというものです。高速バスの中で飲酒が禁止となっている場合もあるのでよく注意事項を読んだ上でお願いします。

また、3列シートであればカーテンで区切ることができる為隣の人にお酒を飲んで嫌な顔をされる事もありません。

人にもよりますが9%の缶を3本ほど飲めば到着までぐっすり?ただしこちらを行う場合には必ずトイレ付きの高速バスにしましょう。お酒を飲むと急に来る尿意対策にもバッチリです。

睡眠導入剤を飲む

薬局などでも市販で売っている睡眠導入剤を飲む事で通常よりも眠りに付きやすくなるでしょう。

ただなかなか睡眠導入剤の効果が得られないという方も多いので実際に飲んでみて効果があるかどうかは把握しておく必要がありますね。

3列シートの夜行バスや気をつけたい事まとめ

今回は3列シートと4列シートの夜行バスの違いや特徴についてご紹介させていただきましがいかがでしたでしょうか。長距離を安く移動できる夜行バスですがやはり長い時間がかかるというデメリットもあります。

個人的には少しでも快適な空間を求めるのであれば2000円ほどプラスして3列シートの夜行バスを利用することをお勧めします。

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