今回は暑い時期に外で運動をする人にとって気を付けなければならない夏バテ予防や熱中症対策についてお話させていただこうと思います。
最近は毎年夏になると猛暑日が続いて日中は外にも出たくないと思われる方が多いのではないでしょうか?
しかし学生で運動部に所属しているような人ならそうは言っていられません。
外で行う部活などは夏にシーズンを迎える時期でもあるので最も重要な期間ともいえるでしょう。
野球部であれば念願の甲子園、他の部活でもインターハイなどは基本的に真夏に行われるのでしっかりと夏バテや熱中症にも向き合っていかなければなりません。
今回はそんな真夏に運動するにあたって夏バテや熱中症にならないための対策方法をいくつかご紹介させていただければと思います。
夏バテや熱中症とは?
実際によく耳にする夏バテや熱中症とはどのような症状なのかというと簡単に言えば体の動きが正常ではなくなることです。
体が熱さを感じると体温が上昇します。その体温を下げようとして私たちの体は汗をかいて熱を外に逃がしているのですが、夏バテや熱中症の状態になるとその汗が出なくなってしまったり、逆に寒気まで感じてしまうようなことが起こる場合もあるそうです。
また、食欲もなくなり、十分な睡眠もとることができなくなってしまったりと体に与えるダメージはかなり大きいでしょう。
夏バテ対策① 温度差を激しくしない
こちらは外に出る前にエアコンが効きすぎた室内に籠っていたりすると外に出た瞬間気温差に体がついていけず体調が悪くなってしまうという事が良くあります。
実際にエアコンの設定を借りに20度などかなり低めの設定にしている室内から真夏の外で運動をするとすると気温差は約15度くらいとかなり開いた状態となります。
涼しい部屋で過ごしたい気持ちはわかりますがエアコンの温度の下げすぎには注意しましょう。
夏バテ対策② 水分をしっかり摂取する
こちらは多くの人が思い当たる対策法かと思いますが水分補給はとても大事になってきます。
炎天下の真夏に外で運動する人にとっては必須の項目となり、実際にのどが渇いたと脳が判断した時に水分を補給すると体内に水分が行きわたるまでの時間が少しかかるのでのどが渇いてから飲むのでは遅いと言われています。
こまめに水分補給をしてのどが渇く前にちょこちょこと摂取するのが最もいい水分補給の方法だと言われております。
夏バテ対策③ 塩分をしっかりとる
水分補給が大切だと先ほどお伝えさせていただきましたが実は塩分補給もかなり重要になってきます。
「塩分を取るとのどが渇くし逆効果なのでは?」と思われる人も多いと思いますが、私たちは運動をしているうちに汗をかいてその汗と一緒に大量の塩分も失っていることになります。
なので塩分もしっかりと摂取しないと体が正常に働かない原因となってしまうのです。
水分補給でお茶や水を飲むのもいいのですが、激しい運動をしている際にはポカリスエットやアクエリアスのようなスポーツドリンクを摂取することをおすすめします。
夏バテ対策④ しっかりと睡眠をとる
前日に寝不足のまま炎天下の真夏に激しい運動をしてしまうと夏バテや熱中症になってすぐに気分が悪くなってしまうのも無理ないでしょう。
また、寝不足のまま部活などに参加すると練習の質も下がる上に気分が悪くなって運動することが返って逆効果という事にもなりかねないのでしっかりと前日は早めに寝て練習に備えるようにしましょう。
また、しっかり寝ることによって夏バテや熱中症以外にも体調不良などのリスクを抑えることができるので睡眠はとても大切です。
夏バテ対策⑤ しっかりと食事をとる
自分が食べたものは原動力となるのでしっかりと食事は食べるようにしましょう。
特に大事なのは朝ごはんです。その日の1番最初に口にする朝ごはんをしっかりと食べることによって糖を脳に送り、体を動かす指令を与えるので運動前に朝ごはんを抜くと力が入らなかったりとデメリットがかなり多く見られます。
また、ダイエット中で食事を減らしているなどという人も多いと思いますが、朝ごはんはしっかりとタンパク質の多いものを摂取したほうがいいとされています。
逆に夜は減らして少量にするという方が効率が抜群にいいのでダイエットについて紹介している記事に詳しく記述させていただきましたので気になった方はご覧ください。
「6週間で‐7kgのダイエットを一切走らずに成功させた3つの方法」
また、ビタミンや野菜を多くとることで夏バテや熱中症の対策に効果があるともいわれています。
よく運動部のマネージャーさんがはちみつのレモン漬けなどを作ってきてくれることがありますが運動中に摂取することでとても効果があるようですね。
夏バテ対策⑥ 休憩中は日陰で過ごす
炎天下の中で運動をするとは言えセットごとの間の休憩やウォーミングアップ後のストレッチの時間など常に日差しが当たる所で過ごすのはよくありません。
同じ外なので気温は変わりませんが直射日光が当たるかどうあはかなり体に与える影響が違ってくるはずです。
いくら同じ外にいるとは言えずっと日差しにあたり続けている人とそうでない人では夏バテや熱中症にかかるリスクは全く違ってくるでしょう。
夏バテ対策⑦ 運動後はしっかりケアをする
夏バテや熱中症にかかるのは運動中だけではありません。
運動が終わっても気温の暑い夏であれば帰り道に歩いているだけでも汗をかいたり、暑さを感じることが多々あります。
また、家に帰宅してからも冷たいシャワーで頭を冷やすなど体全体の体温を下げることも重要になってくるので日中運動する機会が多いという人は帰宅後のケアとして取り入れてみるのもいいでしょう。
翌日以降の対策にもつながるのでおすすめです。
夏バテ予防&熱中症対策まとめ
今回は夏バテや熱中症に対する対策方法などをご紹介させていただきましたが全て行っていても確実に大丈夫というわけではありません。
少しでも体調が悪いなと思ったら無理をせずに早急に休むという事が大切でしょう。
また、1度夏バテや熱中症にかかってしまうと少し休めばすぐ復帰できるというわけではないので何日か観察しなければならないこともあります。
暑い時期の運動は注意点が多いですが対策できる所はしっかりと対策して楽しく運動できるようにしていきましょう!