陸上の十種、八種競技で1000点取る方法
今回は陸上競技で最も過酷と言われている10種競技において全ての種目で1000点取るためにはどのくらいの記録を出す必要があるのかを解説していきたいと思います。
種目ごとの獲得点数の違い
十種競技は十種目の点数の合計で争われる競技(八種競技の場合は八種目の合計点)ですが、種目ごとに獲得できる点数の難しさが違います。
中には日本歴代10位以内の記録を出さなければならないものから、中学生のトップクラスであれば出せてしまうような記録まで様々となっております。
1種目ずつ順番に紹介していきたいと思います
100m
この種目において1000点出すためには
「10秒39」
という記録を出す必要があります。
この記録は日本選手権に出場レベルといったところでしょうか。
しかしなかなか10種競技専門の人で10秒台前半の持ちタイムを持っている人は居ないので難しそうですね。
走り幅跳び
この種目において1000点出すためには
「7m76cm」
という記録を出す必要があります。
これだけの跳躍力があればおそらく専門で幅跳びをして居てもかなり良いところまで行けるのではないでしょうか?
砲丸投げ
この種目において1000点出すためには
「18m41cm」
という記録を出す必要があります。
こちらの砲丸投げの記録ですが、日本歴代6位相当の記録となっています。
専門で行なっている人でもこの記録を出せば年によっては日本選手権優勝できるくらいのレベルということですね。
走り高飛び
この種目において1000点出すためには
「2m21cm」
という記録を出す必要があります。
この記録はインターハイ優勝レベルといったところでしょうか。
専門種目でやっている方もなかなか難しそうな種目でもあります。
400m
この種目において1000点出すためには
「46秒17」
という記録を出す必要があります。
こちらもインターハイ優勝、またはそれ以上のレベルが必要となってくるでしょう。
1日目最後の種目で出すとなると相当な気合が必要そうですね、笑
110mH
この種目において1000点出すためには
「13秒80」
という記録を出す必要があります。
こちらの種目は細かい技術がとても必要とされているので10種の中でも最も練習が必要な種目と言われています。
そのなかでこと記録を出すのはかなり難しそうです。
円盤投げ
この種目において1000点出すためには
「56m17cm」
という記録を出す必要があります。
こちらは日本歴代10位相当な記録になります。
かなり独特な競技になるので専門の人でもこの記録を出すのは至難の技です。
棒高跳び
この種目において1000点出すためには
「5m29cm」
という記録を出す必要があります。
この種目はかなり危険と隣り合わせの競技です。
10種の選手だとここで苦戦する人が多いようですが1000点目指して頑張ってみてください。
やり投げ
この種目において1000点出すためには
「77m19cm」
という記録を出す必要があります。
この記録は日本選手権で上位入賞するくらいのレベルになるでしょうか。
とてもハイレベルな記録となるので専門種目の人であってもなかなか出せるものではありません。
1500m
この種目において1000点出すためには
「3分53秒79」
という記録を出す必要があります。
こちらの種目ですが、10種競技の中では1番1000点という点数を取りやすい種目になります。
中学歴代1位の記録が3分53秒なので中学生でも出せる記録ということになりますね。
しかし2日間9種目を終えた上での1500m。
そして長距離型の選手は10種競技に向いていないと言われているのでいくら中学生が出せる記録といっても難しいでしょう。
まとめ
今回は10種競技において1000点を出すための記録をご紹介させていただきました。
個人的に投てき種目はかなりハイレベルな記録を出さなければ1000点行かないのだと言うことがわかりました。10種競技を専門とされている方、1種目でも良いので自分の得意分野で1000点目指してみてはいかがでしょうか?
少しでも参考になればと思います。