家電量販店の仕事内容はきつい?接客のコツや働く内容をご紹介

家電量販店の仕事はどんなことをする?内容はきつい?

今回は家電量販店の仕事内容について大変な点やどんな仕事を実際に行うのかなどご紹介させていただければと思います。

私自身も以前新卒の時に家電量販店で働いていたこともある為実体験なども含めお伝えさせていただきます。

家電量販店の仕事:接客について

家電量販店の仕事:接客について

まずは家電量販店の軸でもある冷蔵庫や洗濯機といった白物家電の接客などが挙げられるかと思います。

家電量販店といえば接客業というイメージを持たれている方が多いと思いますが、そのイメージ通り基本的には接客重視のお仕事となります。

店内には様々な商品が並んでおり、ほとんどのお店が家電部門やAV機器部門、PCやカメラ部門など自分が担当する部署が分かれていることが多いでしょう。

そんな中でも家電部門というのは冷蔵庫や洗濯機と言った大型家電を取り扱います。

そう言った大型家電は通常の家電とは違い、基本的にお客さんが商品をレジに持っていって購入すると言うことはありません。

なので店員が相談カウンターなどで実際にその商品がお客さんの家に搬入できるのか、必要なコンセントや排水溝などが適切な位置についているのかなどヒアリングをしていかなければなりません。

このヒアリングが間違っていると実際に搬入できなかったり取り付けができなかったりと、トラブルの原因となってしまう為しっかりと聞く内容などを頭の中に入れておかなければなりません。

家電量販店の店員としてはこちらの対応が必須となってきます。

実際接客にも順番がある為流れとして見ていきましょう。

 

接客以外の仕事について

接客以外の仕事について

続いては実は意外と重要な接客以外の仕事についても様々な業務がある野で順番に見ていければと思います。

アプローチ

実際にお客さんが来店されてから商品を購入するまでの間にレジ以外の接客が必要な商品が多々あります。

先ほどご紹介させていただいた大型家電のほとんどがこちらに当たるでしょう。

こう言った商品の場合はお客さんが商品の前で何か聞きたそうに悩んでいたらお声がけをする行動、これがアプローチです。

実際にお客さん側から声をかけられて接客に入るパターンもありますが極力店員側からアプローチする方が良いでしょう。

数多くのアプローチを行うことで接客回数も増えるのでいろんなパターンのお客さんの接客方法を身につけることも可能です。

コンサルティング

実際にアプローチでお客さんの欲しい商品や用途などをお聞きして適切なものをご紹介すると言うのがコンサルティングです。

電子レンジやトースターなどであればお客さんが自分自身で選んで購入する場合も多いですが、冷蔵庫や洗濯機などは店員側がどの商品が最もお客さんの求めているのかを線引きしなければなりません。

このコンサルティングに関しては元々接客が得意な人でも知識がないと商品の引き出しがないのでお客さんに適切な商品をオススメできない場合があります。

お客さん自身は家電の知識があまりないと言う人ばかりなのでどの商品が良いのかはわかりません。

しっかりとお客さんの条件に合っているものを案内すると言うのは家電量販店店員の腕の見せ所でもありますね。

 

クロージング

アプローチ、コンサルティングをしてから実際にお客さんが商品を購入するまでの終盤の流れをクロージングと言います。

皆さんも経験したことがあるかもしれませんが値段の高い商品は実際に購入するまでに決めきれないと言うことも多いかと思います。

そんな時に商品購入の決定打となるのが家電量販店店員のクロージングなのです。

このクロージングがうまくいかないと『やっぱり購入をやめよう』と言うお客さんもいらっしゃいます。

しっかりと商品のコンサルティングができていればクロージングもできるはずなので現場で慣れていくしかありませんね。

社内事情にはなりますが、このクロージングが上手な人ほど営業成績も良く評価される対象となる為コンサルティングからのクロージングの流れをマスターしておくと家電量販店で長く働いていけるでしょう。

 

品出し

続いては品出し作業という業務についてです。

こちらの作業は店舗型のお店であればアルバイトなどでやったことがある人も多いのではないでしょうか。

コンビニなんかもこの品出し業務がありますね。

どのような業務かというと名前の通り商品を売り場に出して陳列させると言った内容です。

家電量販店の品出しの場合比較的大きな商品もある為力仕事になる場合もあります。

お客さんの少なくなった時間帯に行うことが多いでしょう。

 

展示品を売り場に出す

品出しとは違い、実際の商品を箱から開けてお客さんに見てもらう様に開封します。

トースターや電子レンジであれば1人で問題なくできると思いますが冷蔵庫や洗濯機と言った大型家電も対応しなければなりません。

特に大家族用の大きな冷蔵庫などは複数人で気をつけながら開封する必要がありますね。

大きな商品は値段も高いものが多い為慎重に扱わなければなりません。

 

倉庫整理

続いては店舗にある倉庫の整理です。

実際の家電量販店の仕事としてはあまり目立たない部分になりますが各店舗に倉庫があり、こちらに展示品の箱や在庫が保管されております。

実際に接客した商品の在庫が売り場に出されていない場合もあるのでそのような場合はこちらの倉庫から取り出しやすいよう常に整理をしておきます。

ただどうしても裏側の部分になる為あまり業務としては行われていない店舗も多い印象です。

 

定期棚卸し

続いては定期棚卸しと言い、実際に商品が店舗になければならない数あるかを確認する作業です。

もし万が一万引き被害などにあっていた場合こちらの定期棚卸し時に在庫の数が合わないということが起こります。

こう言った被害に早く気づけるためにも定期棚卸しは行っています。

 

レジ対応

家電量販店の店員は全員レジ対応ができなければなりません。

接客をした後にもレジでお会計まで行いますが、それとは別に固定レジに入り商品を持ってきたお客さんの対応を行うことも多々あります。

ただ通常であればアルバイトの人や固定レジ担当の人がいる場合が多いので長い間入るということはあまりないかもしれませんね。

 

流通便の受け取り

なかなか聞いたことがない言葉かもしれませんが、お店に並ぶ商品が定期的に毎朝トラックにて運ばれてきます。

その商品の受け取り作業のことを指します。

運ばれてくる商品については店舗が指定している固定在庫数から1つ売れると新しく1つ入荷するシステムになっており基本的には自動で運ばれてくるというイメージです。

ただ店内の固定在庫数を増やすしたり減らしたりという管理は必要なので季節やニーズに合わせて変化させると良いでしょう。

 

掃除

店内や事務所の清掃作業も店員が行うべき業務です。

基本的には展示されている掃除機と同じタイプのものなどを利用して実際使ってみて良いポイントなどをお客さんに伝えられるというのも家電量販店のメリットと言えるでしょう。

また、掃除機だけではなく事務所のゴミ捨てだったりという清掃作業もあるのでこまめに行いましょう。

 

開店、閉店作業

最後に開店と閉店の作業になります。

開店時は普通よりも30分ほど早く出勤するシフトとなりお店の各レジの準備などを行います。

基本的には前日の夜にレジからお金を全て抜いて金庫にある状態となっているので決められた金額を戻す形になります。

オープンができる状態になれば残りの時間で店内の掃除機がけなどを行う場合もあります。

そして閉店作業ですが、その日の売り上げなどをまとめてお金をレジから金庫へ移す作業を行います。

お客さんが誰もいない状態での作業となるためオープン時よりも集中して業務に取り組めますね。

お店の売り上げをまとめる最後の重要な仕事となります。

 

家電量販店の仕事についてまとめ

今回は家電量販店の仕事についてどのような業務を行うのかをご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。

これから家電量販店へ就職したいという方などは是非参考にしてみてくださいね。

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