以前陸上競技の強い高校、大学とご紹介させていただきましたが今回は駅伝の強い実業団はどこ?という事でご紹介させていただきたいと思います。
実業団の駅伝で有名なものといえば毎年1月1日元旦に行われるニューイヤー駅伝ではないでしょうか。
実際にニューイヤー駅伝といえば実業団で駅伝を本格的に取り組んでいる人が目指すいわば高校球児の甲子園、大学駅伝会の箱根駅伝のような重要な大会となります。
毎年2区に現れる外国人選手がどんな素晴らしい走りをするのか、箱根駅伝で活躍していたあの選手は社会人になってどうなのか、など見どころが満載のニューイヤー駅伝です。
毎年元旦からレースに出場するというのは容易なことではありませんが、1年の幕開けからニューイヤー駅伝の成績によって新年どのように練習に取り組んでいくかの姿勢も変わってくるかもしれませんね。
それでは駅伝の強い実業団と特徴をそれぞれ見ていきましょう。
1、駅伝の強い実業団:旭化成
出典:https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/
旭化成は毎年ニューイヤー駅伝で注目され、2019年も優勝、そして3連覇という輝かしい成績を残しています。
中でも旭化成の主力メンバーとして10000mの日本記録保持者である村山 紘太選手や2019年大会において3区区間賞を獲得した鎧坂 哲哉選手、6区区間賞の市田 宏選手などが所属しておりとても層が厚いことでも有名な実業団となっています。
2、駅伝の強い実業団:トヨタ自動車
出典:http://sports.gazoo.com/long-distance/
トヨタ自動車は2018年、2019年大会ともに3位という上位の常連チームでもあり、こちらも選手層の厚いチームとして名が挙げられます。中でも主力選手としては2019年大会で5区区間賞を獲得した服部 勇馬選手を始め、大学時代各校のエース級選手であった山本 修平選手、窪田 忍選手などが挙げられそのほかにも10000mで27分台の選手も在籍している実業団です。
3、駅伝の強い実業団:日清食品グループ
出典:https://sports.nissin.com/rikujo/index.html
選手層の厚さで知られる日清食品グループです。有名な選手としては10000mで何度も日本選手権優勝を経験している佐藤 悠基選手を始め、27分台ランナーの村澤 明伸選手や小野 裕幸選手らが所属している実業団となっています。
4、駅伝の強い実業団:富士通
出典:https://sports-topics.jp.fujitsu.com/activity/team.html
続いては実業団の中でも数少ない駅伝だけではなくオールマイティに短距離選手やその他の種目の選手も勢ぞろいしている富士通です。長距離・駅伝選手では、MGCにて優勝。東京オリンピックへの出場内定を果たした中村 匠吾選手をはじめ、明治大学出身の27分台ランナー横手 健選手なども在籍しているチームとなります。
他種目の選手であれば現在は400mのウォルシュジュリアン選手や20km競歩の世界記録保持者鈴木 雄介選手なども在籍しています。
5、駅伝の強い実業団:MHPS
出典:http://nagasakimarathon.mhps.com/
2019年のニューイヤー駅伝では2位と大きく躍進を遂げたMHPSです。中でも4区区間賞を獲得した井上 大仁選手の快挙もあり4区までは首位を獲得。しかし5区以降旭化成の選手に逆転を許す展開で惜しくも準優勝。2020年のニューイヤー駅伝は注目度がより高くなる実業団ではないかとの意見も多数あります。
6、駅伝の強い実業団:コニカミノルタ
出典:https://www.konicaminolta.com/jp-ja/runpro/gallery/index.html
2019年大会ではスタートこそ31位と出遅れてしまったものの総合順位としては5位まで浮上と力のある選手が多いコニカミノルタです。
宇賀地 強選手など27分台の選手をはじめ、実績を積んできた選手たちが多く揃っている印象です。
7、駅伝の強い実業団:Honda
出典:https://www.honda.co.jp/sports/track.html
続いてご紹介させていただくのがHondaです。こちらの実業団も毎年ニューイヤー駅伝では上位常連のチームとなっています。しかし2019年大会では後半大きく失速。24位と厳しい結果に終わりました。中でも主力メンバーとしては元マラソンの日本記録保持者設楽 悠太選手を始め、箱根駅伝で5区区間賞を獲得した元日体大駅伝部の主将服部 翔大選手なども在籍しております。
8、駅伝の強い実業団:九電工
出典:https://www.kyudenko.co.jp/marathon/gallery/2016/1103_001750.html
2019年の九州実業団毎日駅伝でも優勝している九電工です。ニューイヤー駅伝では1区区間賞を獲得した中村 信一郎選手などを始め毎年力を上げてきている実業団です。留学生選手には10000m26分台の記録を持つポール・タヌイ選手も所属しているので2区の戦いが見ものとなりそうです。
9、駅伝の強い実業団:マツダ
出典:https://www.mazda.com/ja/about/sports/athletic/staff/
順位の安定感はあり、2019年のニューイヤー駅伝は7位という成績を残しているマツダ。個人成績では区間賞こそ獲得していないものの3区3位の延藤 潤選手、4区3位の山本 憲二選手を筆頭に選手層を強めてきている実業団となっています。
10、駅伝の強い実業団:トヨタ自動車九州
出典:https://ameblo.jp/tousousouha/image-12540879315-14630424764.html
2019年のニューイヤー駅伝では6位と上位の成績を残しているトヨタ自動車九州です。初代山の神と言われた今井 正人選手を筆頭に学生時代はこの絵駅伝で活躍した選手たちなどが揃っている実業団です。留学選手には実力者のカレミ・ズク選手なども在籍しています。
駅伝の強い実業団まとめ
今回は2019年のニューイヤー駅伝の結果などを踏まえて駅伝の強い実業団のまとめという事で10チームご紹介させていただきました!
上記でご紹介していない実業団でも最近実績を残してきているチームなど多数ございますのでまた2020年以降のニューイヤー駅伝などを元に追記させていただければと思いますのでよろしくお願いいたします!
また、陸上競技の強い高校・大学につきましてもそれぞれご紹介しているので気になるという方は是非ご覧いただければと思います。