以前日本全国の陸上の強い高校をご紹介させていただきましたが今回は日本全国の陸上の強い大学という事でいくつか陸上の名門大学をご紹介させていただければと思います。
では陸上の強い大学について詳しい内容を見ていきましょう。
陸上の強豪校はどんな大学?
陸上の強い大学ともなれば高校時代にある程度成績を残している人がスポーツ推薦などで入学してくるかと思います。陸上の強豪大学の中にはオリンピックに出場する選手など日本代表クラスの選手も在籍しているので練習もかなりハイレベルになってくるでしょう。
また、陸上の強い大学というのはある程度決まっており、中学や高校の場合は「入学してからたまたま陸上部に入って陸上競技を始めたらものすごく競技成績が伸びて全国優勝までいった」というような例も聞きますが、大学の場合基本高校生の時にある程度成績を残している人が大学へ進学して部活動として取り組むという形になる事が予測できます。
その為全くの初心者がいきなり陸上競技の強豪大学に進学して部活に入部するという事はあまり考えられないでしょう。そのあたりも踏まえて日本全国の陸上が強い大学をご紹介していこうと思います。
1、陸上の強い大学:日本大学
出典:https://www.chs.nihon-u.ac.jp/community/
関東インカレの総合優勝常連校の「日本大学」です。
日本大学は主に東京都世田谷区にある文理学部の陸上競技場で活動場所としています。
陸上競技で有名な卒業生としてはリオオリンピックで4×100mリレー銀メダリストのケンブリッジ飛鳥選手や800m日本記録保持者の川元奨選手、そして藤光謙司選手らが在学しておりました。
2、陸上の強い大学:日本体育大学
出典:http://ctkr.seesaa.net/article/431003142.html
箱根駅伝連続出場回数で最多記録を更新中である「日本体育大学」です。
近年では女子の短距離選手が強く、2018年には4×100mリレーで日本学生新記録をマークするなど日本トップクラスの選手がそろっています。
陸上競技で有名な卒業生としてはオリンピックで2度メダルを獲得しているマラソンの有森裕子選手や1500mで日本学生記録保持者の石井隆士選手(現日本体育大学陸上競技部監督)らが在学しておりました。
3、陸上の強い大学:東海大学
出典:https://up-j.shigaku.go.jp/department/category09/00000000264005036.html
陸上競技全般的に強豪とされている「東海大学」。
最近は1500m等中距離種目にとても力を入れている様子で2019年の関東インカレでも男子1500mにて1位、2位を獲得している。
陸上競技の主な出身者は北京オリンピック4×100mRの銀メダリストメンバーの塚原直樹選手、末續慎吾選手や400mの日本記録保持者で現東海大学の指導者を務める高野進選手、100mの前日本記録保持者の伊東浩司選手など名だたるメンバーが東海大学の出身者となります。
また、タレントとしても活躍されているやり投げの照英さんも東海大学陸上競技部の出身者です。
4、陸上の強い大学:中央大学
出典:https://www.chuo-u.ac.jp/connect/event/oc365/2021/tama/index.html
箱根駅伝最多出場回数を誇る「中央大学」です。
近年では100mや200mの選手の層が厚く、学生の大会であれば大体上位に中央大学の選手が残ってくるでしょう。
陸上競技で有名な卒業生としてはリオオリンピック4×100mリレーで銀メダルを獲得した飯塚翔太選手や400mHでロンドンオリンピックに出場した舘野哲也選手らが在学しておりました。
5、陸上の強い大学:東洋大学
出典:https://www.toyo.ac.jp/nyushi/about/campus/
近年幅広い種目において有名選手を輩出している「東洋大学」です。
100mで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀選手や箱根駅伝で4年連続区間賞を獲得し山の神と呼ばれた柏原竜二選手など短距離種目においても駅伝種目においても力を入れている東洋大学。
6、陸上の強い大学:早稲田大学
出典:http://www.tokyo12univ.com/waseda/
知性も運動能力も両方兼ね備えている「早稲田大学」です。
近年では短距離、駅伝、投擲と幅広く活躍する選手を輩出している早稲田大学。
陸上競技で有名な卒業生としてはマラソンの日本記録保持者の大迫傑選手ややり投げで日本代表のディーン元気選手、400mHでリオオリンピックに出場した野澤啓佑選手などが在学しておりました。
7、陸上の強い大学:筑波大学
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%91%E6%B3%A2%E5%A4%A7%E5%AD%A6
女子選手の層がとても厚いと言われている「筑波大学」です。
関東インカレでは2017年に女子総合優勝を日体大に許したもののそれ以前は20年以上筑波大学が優勝し続けるという快挙を成し遂げております。
陸上競技で有名な卒業生としては三段跳びの現日本記録保持者である山下訓史選手や400mハードルで北京オリンピックに出場した成迫健児選手などが在学しておりました。
8、陸上の強い大学:順天堂大学
出典:https://www.juntendo.ac.jp/
ここ数年陸上競技に力を入れている「順天堂大学」。
陸上競技で有名な卒業生としては3000mSCでリオオリンピックに出場した塩尻和也選手や北京オリンピック4×100mRの銀メダリストメンバーの高平慎士選手、ロンドンオリンピックで200mにて準決勝へ進出した高瀬慧選手などが在学しておりました。
また、2020年の日本選手権110mHで現在の日本記録でもある13秒06をマークした泉谷選手なども在籍していました。
9、陸上の強い大学:法政大学
出典:https://minimini.jp/school/hosei-ac/koganei-campus/top/
創立1919年と100周年の歴史を持つ「法政大学」。箱根駅伝では78回の出場(2018年現在)を誇るなど輝かしい歴史を残しています。
世界陸上400mHで2度のメダルを獲得した為末大選手や、オリンピック連続出場、日本選手権11連覇の偉業を達成した金丸祐三選手など多くの卒業生が日本陸上界のTOPとなっております。
10、陸上の強い大学:国士舘大学
出典:http://kokushikandosokaikanagawa.com/
駅伝やトラック競技は目立つことが少ないものの投擲競技において幾度の大会で輝かしい成績を残している「国士舘大学」。最近では箱根駅伝へ出場など走る競技の方にもかなり力お入れておりますが国士舘大学の特徴といえば投擲競技全般でしょう。
陸上競技の有名な出身者としては日本の十種競技会のエース右代啓祐選手や、やり投げで日本代表の新井涼平選手などが在学しておりました。
日本の陸上の強い大学まとめ
今回は日本国内の陸上の強い大学をご紹介させていただきました。まだまだたくさんご紹介していきたい大学がございますので随時更新していければと思います!