皆さんは体育の授業などで今までに走り幅跳びという種目を行ったことがあるでしょうか?名前の通り思いっきり走って踏み切った場所からどれだけ遠くへ跳ぶことができるかを競う種目となっています。
今回はそんな走り幅跳びにおける小学生、中学生、高校生の年齢別平均やコツについてご紹介させていただければと思います。今実際に体育の授業で走り幅跳びをやっているという人は平均と比べて自分がどのくらいの位置にいるのかなど判断してみてはいかがでしょうか。
ただ平均とはいえ各学校によって測り方が曖昧だったり、記録が偏っていることがあったりする為参考程度に見ていただけたらと思います。
本格的な陸上競技における走り幅跳びのコツや練習方法、そして立ち幅跳びにおける平均値についてはこちらをご覧ください。
走り幅跳びとは
まず初めに走り幅跳びとはそもそもどんな競技なの?というところからご紹介させていただきます。走り幅跳びは陸上競技のフィールド種目の一種であり、決められた範囲内で助走をとって目印の線で踏切りどれだけ遠くへ飛ぶことができるかという競技になります。
また、走り幅跳びはよく体育の授業でも行われる為ほとんどの人が今までに経験したことがある競技ではないかと思われます。
50m走のタイムなど走力によっても記録が大きく変わってくる為小学生、中学生、高校生と年齢が変わってくると平均も大きく変わるのです。
では年齢別に走り幅跳びの平均記録を見ていきましょう。
走り幅跳び:小学生の平均
まず初めに小学生の走り幅跳びにおける平均値を学年、年齢別にご紹介させていただきます。小学生で走り幅跳びを行うとなると多くの人は初めて体育の授業で行う場合が多いのではないでしょうか。
また、小学生は1年生と6年生ではかなり体格も変わってくる為記録もかなり差が出るでしょう。
ただ実際に走り幅跳びを行うのは小学4年生あたりからなのでその辺りの平均からご紹介させていただきます。
小学4年生の平均
おおよその目安は平均値として男子で2m60cmくらい、女子で2m20cmくらいになるのではないでしょうか。
あまり記録として平均値が出せるほど残っていないようなので少し誤差はあるかもしれませんが、男子で3mを飛ぶことができればかなり良い方だと思います。
小学5年生の平均
続いて5年生の場合は男子でで3m00cmくらい、女子で2m40cmくらいが目安となるでしょうか。
4年生よりも平均値としては全体的に20〜30cmほど伸びてきます。
小学6年生の平均
小学生の最後は6年生の平均ですが、男子で3m30cmほど、女子で2m70cmくらいになるのではないかと思われます。
男子で優秀な子だと4mを超えてくる子も出てくるので少し差が開いてくるでしょう。
走り幅跳び:中学生の平均
続いては中学生の走り幅跳びの平均についてご紹介させていただきます。中学生になると体育の授業も少しレベルが上がり、本来の走り幅跳びに近い形で行われる場合が多いです。
そして中学生になると小学生の平均値と違ってくるのは男子生徒は年齢とともに伸びていきますが女子女子生徒の場合年齢による平均値の伸びというものが少なくなります。
女子中学生走り幅跳びの平均
中学1年生女子の場合走り幅跳びの平均はおよそ2m90cmくらいになりますが、中学3年生になっても平均値としては3m10cm程とそこまで大きく変わってこないのです。
50m走のタイムも女子中学生の場合3年生が最も早い記録ではありますが中学1年生と比べて平均が0.2秒くらいしか伸びておりません。
ただ平均値ではなく最高値などの場合は運動部のエース的存在の人がかなり良い記録を出す為学年が上がるごとに大きく伸びる形となります。
逆に低い記録の方はあまり伸びが見られない為平均値としてはそこまで大きく伸びていないのです。
男子中学生走り幅跳びの平均
続いて男子中学生の場合ですが、女子とは違い学年が上がるにつれて平均値も上昇していくようなイメージとなります。
体育の授業における男子中学生の場合は1年生で3m60cmほど、2年生では3m80cmほど、3年生では4m00cmほどになるのではないかと50mの平均値から予測ができます。
ただ全国的に走り幅跳びの平均という物があまり公開されていない為おおよその数値となり実際の平均値とは離れてしまっている場合もありますがご了承ください。
走り幅跳び:高校生の平均
続いては高校生における走り幅跳びの平均となります。中学生の平均値は女子生徒の場合あまり年齢が上がっても平均値は伸びにくいと先ほどお伝えさせていただきましたが高校生の場合は男子生徒でも同じような現象がみられるようになってきます。
高校生女子の場合は3m20~30cmほどが平均となり、中学生の時から見てもそれほど伸びていないという事が分かります。
そして男子生徒の場合も平均値が4m10cm~30cmほどとなる事が予想されます。
要因としては中学の時は運動をしっかり行っていたけど高校からは部活に入っていない場合だったりするのかもしれません。
逆に陸上部などで日々練習に励んでいる生徒であれば学年が上がるにつれて記録もぐんぐん伸びていき、本格的な試合だと高校生でも7mを超える男子も出てくるのであくまでも平均値としては伸びが止まってしまうという事を覚えておいていただければと思います。
走り幅跳びのコツについて
続いては走り幅跳びのコツについてご紹介させていただきます。走り幅跳びといえば全力で走って踏み切ると言うイメージが強いかもしれませんが実は助走の部分で全力で走ってしまうとうまく踏み切ることができなかったり、あまり飛距離が伸びなかったりと懸念点もあるのです。
ではどのようにすればうまく距離を伸ばせるかと言うと極力全力に近いスピードを出しつつリズミカルな歩幅を意識して踏み切ると綺麗に跳べるのではないかと思います。
また、初めのうちは着地地点を考えずにとにかく遠くへと言う意識で挑むと思いますが、踏み切る際にここら辺まで跳ぶという目安を頭の中で定めておくと距離が伸びるのではないかと考えられます。
私自身はその方法で初めて走り幅跳びを行った時よりもだいぶ距離を伸ばすことができたので色々と試してみるのが良いかもしれませんね。
走り幅跳びの着地について
最後に着地に関してですが、距離を計測されるのが砂場の最も手前の場所で計測がされる為両足をつく形で着地すればロスはありません。
逆に尻餅をついてしまったり、後ろに手をついてしまったりするとその分もったいない計測のされ方をしてしまうので極力無駄のないように意識すると良いでしょう。
初めのうちは難しいですがコツを掴めば自然とできるようになるので練習あるのみですね。
また、50m走についての平均もまとめてみましたので気になる方は是非合わせてご覧いただければと思います。
走り幅跳びの平均やコツについてまとめ
今回は走り幅跳びにおける小学生、中学生、高校生の年齢別平均とコツについてご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか。
実際の平均値はあなたが思っていたよりも高かったでしょうか、低かったでしょうか。
とはいえ本格的な陸上競技の大会に出て標準記録を突破しなければならないような状況でない限り記録を少しでも伸ばすことができれば嬉しいはずです。
平均値は参考にしてこれからも記録を伸ばしていけるように頑張っていきましょう!