今回は『中学まで帰宅部だったけど高校では陸上部に入ってみたい!』と思っている方や『今までサッカーしかやったことないけど陸上競技に挑戦してみたい!』と考えている方に向けた内容をご紹介させていただこうと思います。
いざ実際に陸上部に入ってから『自分の力は通用するのかな?』などどうしても心配になってしまう人も多いかと思いますが各部活ごとに活かせる内容などを述べさせていただきますので今自分がどの部活に入っていてどんな力が活かせるのかなど是非参考にしてみてくださいね!
帰宅部から陸上部に入部
まず初めに今まで帰宅部だったけど陸上部には入りたい!と思っている方に向けてです。
現在は帰宅部ということで陸上競技のような激しい運動はほとんどされていないと思われますのでまずは基礎の体力づくりが中心となるでしょう。
いきなり先輩や今まで運動してきた同期と同じメニューを行なってしまうと怪我をしてしまったりマイナスになるポイントが多いです。
早く本格的に陸上競技の練習に取り組んでいきたいという気持ちは分かりますが最初の1ヶ月ほどは我慢です。
また、入部したばかりで1人だけ違うメニューをするのは先生や先輩に申し出ずらいと言う方は同じメニューでも少し強度を落とした練習メニューにすると良いでしょう。
どんなに凄い有名な選手でも復帰明けや怪我明けはいきなり以前の練習ではなく基礎的なトレーニングから始めていくので焦らずに今できる内容から行っていきましょう。
サッカー部から陸上部に入部
続いては今までサッカー部だったけどこれからは陸上部で頑張っていきたいと言う方です。
サッカーという競技は高校生であれば40分×2の時間で行われる為、陸上競技で言うと長距離種目に近い競技となります。
ただ80分間ずっと一定の走り続けているというわけではありませんので多少内容は変わってくるはずです。
実際に本人が短距離タイプなのか長距離タイプなのかにもよりますが今まで行ってきたチーム内で比較的体力のある方であれば陸上部に入ってから長距離に専念するのが自分自身の実力を活かしていけるのではないかと思います。
高校生であれば5000mなどが長距離種目の中心となってくるのでペースは違えど14〜16分ほど走り続ける形になる為今のうちから長い距離を一定のペースで走ると言うことを意識して練習しておくと良いでしょう。
実際に陸上部に入部した後の練習も今まで運動してきたと言うこともありすぐに先輩たちに混じって練習に参加することが可能かと思います。
野球部から陸上部に入部
続いては今まで野球部だったけど陸上部で挑戦していきたいという人です。
野球というスポーツはどちらかというと短距離に近い競技となる為体力というよりは瞬発力を活かしていけるかと思います。
本人の実力的に短距離、長距離の向き不向きはあると思いますがマウンドを回る際に全力疾走となるのでスタートから飛び出す100mやカーブから始まる200mなどで今までの経験を活かせるのではないかと考えられます。
また、守備で考えるのであれば今自分のいる場所からボールの着地点までこちらも全力疾走ということが考えられますね。
そしてピッチャーを今までしていたという人であれば短距離ではなくやり投げという考え方が十分に考えられるかと思います。
ただ肩が強いだけでやりを投げるのとボールを投げるのでは全く違ってくるので少し工夫が必要と言えるでしょう。
本格的なやり投げの方法などは部活に入ってから教えてもらえると思いますがもし予習をしておきたいというのであればやり投げの記事も用意しておりますので是非読んでみてはいかがでしょうか。
バスケ部から陸上部に入部
続いては今までバスケ部だったけど今後は陸上部として取り組んでいきたいと考えていられる方です。
バスケの場合はどちらかと言うと瞬発力、持久力はもちろん必要なのですが最も鍛えられるのが筋持久力といい中間的な力になります。
こちらの筋持久力はどんな陸上競技の種目に当てはまるのかと言うと400mや800mと言ったハイスピードを持続させる種目に必要となります。
私自身の経験にもなるのですが中学時代はバスケ部で高校から陸上部に入り400mを本格的に取り組んだところ国内に出場というところまで成長できたので昔の経験というのはとても役に立ったなと実感しています。
また、バスケ部に入っている人は比較的背の高い人が多く、跳躍力も高いと言うこともあるので走り高跳びなども良いかもしれませんね。
文化系の部活から陸上部に入部
続いては今まで吹奏楽部など文化系の部活だったけど今後は陸上部に入ってみようかなと考えている方です。
こちらも帰宅部の人と同様に今まであまり運動をしてこなかったと言うことが考えられますのでまずは基礎的なトレーニングが中心になってくるかと思います。
ただ文化系の部活の中でも体幹などを鍛えたりしている部活もあると思いますのでそのような場合には今後陸上競技を行なっていく上で活かせるポイントもあるかもしれませんね。
他の部活から陸上部へ入部する際のポイントまとめ
今回は今まで違う部活や運動をしていなかったけど進学などの理由で陸上競技に挑戦してみたいと考えている方に向けた内容をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
実際に私自身も小学生では水泳とサッカー、中学ではバスケ部からの高校から陸上競技を始めたなど様々なスポーツを経験してからにはなるので数多くのスポーツを経験していると言うことはどの種目でもプラスになると考えています。
陸上部に入ってからでも自分の挑戦してみたい種目に関しては変更できるので一旦は今までのスポーツを活かせるような種目に取り組んでみて試合に出場し、いろんな視点から取り組んでみてはいかがでしょうか?
必ずしも自分の思う通りに行くと言うわけではありませんが陸上競技は自分との戦いになる場合が多いので是非頑張っていってください!