私は今回伊香保温泉でたくさんの温泉が楽しめると有名な『ホテル木暮』へ行ってまいりましたのでリポート形式でお届けさせていただければと思います。
これからホテル木暮への旅行が決まっている方や伊香保温泉のどのホテルにしようか悩んでいる方などはぜひ参考にしてみてくださいね。では早速ホテル木暮について見ていきましょう。
ホテル木暮にチェックイン
今回ホテル木暮には車で向かいました。車を目の前の第一駐車場に停めて館内へと入っていきます。
少し進むとめちゃくちゃ広いロビーがあり、そこで少し待っていてくれと言われたので色々と見てみることにしました。
奥には自然が一望できるように開けているスペースもありました。
この日はとても快晴だったので近くによってみると遠くまではっきりと景色を眺めることができました。
また、ウェルカムドリンクも用意されておりコーヒーなどを頂くことができます。
そしてチェックインを終えてロビーで無事鍵を受け取ったら部屋へ向かいます。
ホテル木暮のお部屋紹介
今回はお部屋おまかせプランとのことで部屋の指定はしなかったのでどんなお部屋なのか知らずに入らさせていただきました。
いざ入ってみると想像以上に部屋は広くてとても綺麗なお部屋でした。
広いベッドが2台に和室がついた和洋室です。
机の上にはお菓子とお茶のセットが置いてありました。
クローゼットも広くて半纏と浴衣も各サイズあります。
冷蔵庫にはあらかじめジュースなどが入っていますがこちらは課金制となっていますので注意が必要です。
お水はペットボトルで置いてあるタイプではなくピッチャーに冷たい水が入っています。ポットにはあらかじめお湯が沸かしてあるのですぐにでもお茶を飲むことができますね。
部屋のテレビはかなり大きめで50〜55インチくらいのサイズかと思います。
ベッドの足元にある机は開くと鏡が出てくるタイプの為女性の方にとっては化粧をする際にとても嬉しい心遣いです。
ソファーはしっかりと硬めですが個人的にかなり座り心地がしっくりくるタイプでした。
また洗面所に関してはほぼ全面鏡ばりとなっているため自分の後ろ側なども工夫すれば見ることができますね。
部屋のユニットバスはごく普通のタイプですが大浴場などに行ってしまったためこちらは使いませんでした。
また、トイレも普通のトイレでしたが便座やフタの開け閉めが自動で行われるタイプとなっておりかなり画期的なものを使っているといった印象です。
お部屋の中に関してざっくりと紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。続いては貸切風呂についてご紹介していきます。
ホテル木暮の貸切風呂『嬉しの湯』
では続いて今回は貸切風呂も予約して実際に入って見ましたのでそちらもご紹介させていただきます。まずは受付で嬉しの湯専用のカギを受け取ります。
そして通常の温泉とは違うルートを受付の人に案内してもらえるので奥へと進んでいきます。
そして無事嬉しの湯に到着。
早速中へ入ってみると広大な景色が広がる空間に温泉があります。
嬉しの湯はホテル木暮の中で最もハイグレードな貸切風呂となっており広々とした温泉に加えてヒップバスも貸切で使うことができます。
温泉は家族4人で入っても十分なほど広くこちらを貸し切れるのはとても贅沢ですね。
またヒップバスは肩の上からお湯が出るようになっており水圧マッサージもできるような仕組みとなっていました。
そして景色もとても良く今回はたまたま雨上がりということもあり虹を眺めることができたのは最高でした。
それにしてもこのような絶景を温泉につかりながら独り占めできるのはとても贅沢な時間です。
また他の旅館の貸切風呂などではあまり無いのですがホテル木暮の貸切風呂はお風呂だけでなく和室の空間に冷蔵庫やテレビと言った一休みできる空間も用意されているのです。
そして洗面台は2つありそれぞれのアメニティやタオルなども完備しています。
洗い場も2か所あるのはとても嬉しいポイントですね。
お風呂上がりに涼みたい場合などに利用できるのは嬉しいですね。また貸切にはウォーターサーバーも付いておりいつでも冷たい水を飲むことができるのも良いポイントです。
そしてPanasonicのドライヤーにスチーマーまで利用できるのでとてもサービスの行き届いた施設だなと感じます。
嬉しの湯は3,300円(税込)を追加することで60分間利用することができますのでぜひ気になる方は利用して見てはいかがでしょうか。
ホテル木暮の夕食
では続いてホテル木暮の夕食についてご紹介させていただきます。夕食はコース料理形式となっており、献立もしっかりと用意されております。
まず初めに煮物と前菜が6品ほど用意されておりました。
煮物はタコやナスといった食材を利用したもの。
前菜は普段なかなか食べないな料理がずらっと並んでおります。
そして前菜をいただいているとお造りが運ばれてきました。
肉厚の本鮪にカンパチ、サーモン、イカ、ホッキ貝と盛りだくさん。中でも本鮪はとろける様な食感でとても絶品でした!
次に土瓶蒸しをいただきます。中にはエビや松茸、鶏肉といった食材。
あっさりとした出汁が体に染み渡ります。
次に鮑の踊り酒蒸しという事で今回のコースのメインとも言えるでしょうか。
実際に火をつける前は鮑が動いておりまだ生きていることが確認できました。
火をつけてから10〜15分ほどで火が消え、実際に食べてみるとしっかりとした弾力のある鮑をいただくことができました。
普段あまり鮑を食べる機会がないので少し食べ方などに戸惑いましたがしっかりと堪能させて戴きました。
続いてサーモンの西京焼きが運ばれてきます。こちらは鮭本来の味に加えてちょっぴり甘さが加わった風味がとても絶品でした。
まだまだ料理は運ばれてきます。次に来たのは上州名物のうどんです。今までに見たことないくらい太いうどんで出汁もしっかりと染み込んでいてとても美味。
味的に言うと豚汁に近い様な感じでした。
そして上州牛のしゃぶしゃぶをいただきます。
こちらも火をつけてからしばらくして鍋が煮立ってきたらサッとお肉をしゃぶしゃぶして召し上がります。
サシの入った綺麗なお肉は脂がほどよくのっていてまさに絶品でした。
白米と香物も一緒にいただくことができて満足です。
そして最後にデザートのブドウとメロン、プリンの3品です。
中でもプリンは自家製の卵プリンとのことで卵黄まで白いものを使っているそうでとてもおいしかったです。
また、今回は注文しませんでしたがアルコール類などお酒もいただくことができる様でした。
ホテル木暮の温泉
では次にホテル木暮の温泉についてご紹介させていただきます。大浴場は2種類あり、朝と夜で男女入れ替え制となっています。
実際に温泉の写真を撮ることはできませんので気になった特に気になったお風呂を宿泊予約サイト「じゃらん」から写真をお借りしてピックアップさせていただきました。
まずは2種類あるうちの1つ千楽の湯についてご紹介させていただきます。
千楽の湯は露天風呂がまるで庭園の様になっておりかなり多くのお風呂があちこちに広がっていると言う印象を受けました。
出典:じゃらん
また奥の方には隠れ湯がありこちらの入り口は1つお風呂の中を渡らないとたどり着けない様な仕組みとなっておりこの様なアスレチック感のある温泉は初めて体験することができました。
出典:じゃらん
そして絶景を楽しみながら入れる展望の湯も露天で温泉ではなくジェットバスとなっておりこちらも人気のエリアでした。
出典:じゃらん
また内湯には深さ1mを超える立ち湯もあり、露天風呂だけではなく楽しめるお湯がたくさんございました。
出典:じゃらん
次にもう1種類の千遊の湯についてご紹介させていただきます。こちらは先程の千楽の湯とは違い露天風呂が庭園風ではなく大きなゆったりと疲れる温泉が2つあるといったイメージですね。
出典:じゃらん
また内風呂はシルキーバスやライブラバスなどといった千楽の湯にはないお風呂もございました。
出典:じゃらん
そしてこちらの展望の湯は寝湯ではなく半身浴という事でほとんど違いはなさそうでしたが若干異なるお湯のようでした。
出典:じゃらん
ホテル木暮の温泉は全体的に見て種類も多くかなりクオリティの高い印象を受けました。
最近のホテルはあまり露天風呂に豊富な種類のお湯が無い印象なので沢山の温泉を楽しめて満足でした。
ホテル木暮の朝食
では一晩明けてホテル木暮で堪能できる朝食についてご紹介させていただきます。夕食はコース料理形式でしたが朝食はバイキング形式となっており好きなものをいただけるスタイル。
ではどんなメニューがあったかをざっくりとご紹介させていただきます。
朝食バイキングにもかかわらずマグロやイカのお刺身などもございました。また朝食の定番とも言える明太子もありますね。
そしてソーセージやベーコンといったこちらも朝食の定番。
漬物なども沢山あります。
鮭と鯖の焼き魚に豚の大和煮、奥にはかぼちゃやキノコの蒸し物もありました。
パンの種類は5種類ほどで回転式のトースター?でした。
デザートも朝から豊富でティラミスやチーズケーキ、写真にはありませんがチョコレートフォンデュなんかもありましたよ。
ジュースやコーヒーもお好きなものをいただけます。
こんな感じのメニューでしたが写真には納められなかったもののカレーや蟹の味噌汁なんかもあり朝食バイキングとしては結構豪華なのでは無いかなと感じました。
ホテル木暮その他施設
そしてその他ホテル木暮にはこんな場所もございましたのでそれぞれご紹介させていただきます。
まずは温泉の入り口あたりに大きな足湯がございました。テーブルなども目の前にあるのでこちらで湯上がりの1杯を飲むなんて言うのも良いかもしれませんね。
また湯上がりのスペースとしては広々とした空間にリラックスできるチェアが沢山ございますのでこちらを利用するのも良いでしょう。
またお土産屋さんも入り口のすぐそばにあるので何か購入していきたいと言う方はおちらのお店を利用して見てはいかがでしょうか。
伊香保温泉ホテル木暮のまとめ
今回は伊香保温泉で400年の歴史あるホテル木暮に宿泊しリポート形式でお届けさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
個人的な感想としては建物自体は少し古いですが館内の至る所がリノベーションされていて全く古さを感じることなくとても綺麗な空間で過ごすことができました。
また、温泉も広くてずっと浸かっていたくなるような空間でとても満足です。食事に関しても鮑など高級食材を利用しており好印象でした。
価格としては休日で1人2万円ちょっとと言う料金でしたが高いと感じることもなく比較的良心的な値段での提供では無いかと感じられました。
また機会があれば別の部屋や料理のプランで訪れて見たいなと思います。