今回は陸上競技で最大のパフォーマンスができるのは起きてから何時間後なの？という疑問について質問をいただいたので解説させていただこうと思います。もちろん陸上競技だけではなく他の競技においても一緒ですのでぜひ参考にしていただければと思います！
また、起床時間によってどのくらいパフォーマンスが変わってくるのかなども合わせてお伝えできれば幸いです。
では試合の何時間前に起きるのが最もベストなのか細かく見ていきましょう。
試合当日の起床時間について
試合前日の夜などに何時に寝て何時に起きようなど考えたことがあるとは思いますが実際に何時に寝て何時に起きたらベストパフォーマンスができるのか。まで考えたことある人はそこまで多くはないはずです。
現実的には試合のスケジュールで自分が何時の競技に出場するのかなどを逆算して、自分の乗らなければならない電車やバス等の時間に合わせて起床するという方がほとんどだと思います。
そうなるとなかなかベストパフォーマンスができる時間に合わせて起きるというのは難しいかもしれません。しかしベストパフォーマンスができる時間帯は1つではなくしばらくの間持続する性質をもっているのでその時間内であれば全く問題ないでしょう。
試合4時間前に起床するのがベスト！
実際に陸上の試合では競技4時間前に起きるのがベストと言われているのにはしっかりとした理由があります。
こちらのグラフは人間の血圧と脈拍について起床から就寝までの推移を表したグラフとなっています。見ていただくとわかる通り起床してから約4時間の間は目は覚めていても体がまだ最大限のパフォーマンスができる値まで上がりきっていないことが分かります。
実際に4時間が経過するとほぼ最大値まで上昇し、12時間後までの8時間が人間が活発に行動できる時間帯となります。そして12時間が経過すると人間の体の構造としては睡眠の方向へ向かっていくという事も分かっています。
つまり起床してから4時間～12時間の間で競技を行うことができれば最大のパフォーマンスを実施することが可能と言えるでしょう。
こんな時はどうしたらいい？
起床時間について様々な詳細内容をお伝えしてきましたが実際にはいろんな問題点にあたってしまうことがあると思います。そんな場合はどうしたら最も効率がいいのかなどご紹介していきます。
起床は最初の種目に合わせたほうがいい？
陸上競技の特徴として他のスポーツとは少し違い予選、準決勝、決勝などと同じ日に時間帯を分けて行うことがほとんどです。そうなった場合に起床時間をどのラウンドに合わせるのが一番いいのかという事になります。
実際には1番最初の予選に合わせて起床した場合でも決勝が行われるまで8時間以上かかるという事はめったにないので陸上競技の場合は予選の4時間前に起床するのがベストと言えるでしょう。
4時間前に起きるとかなり朝が早くなってしまう
陸上競技の試合開始時間は朝早くから開始されていることが多く、例えば午前9時から競技がスタートし、その種目に出場するといった場合は朝5時以前の起床というのが必要になってきます。
早起きするのはとてもいいことになりますがそうなると普段より早く起きなければならないため寝る時間も早くしなければならないという影響まで出てきます。
そういった場合は無理に早く寝ようと思い込みすぎてなかなか眠ることができないなどといった影響まで出てきてしまうことがあるのであまり深く考えすぎずに普段と同じくらいの時間に布団に入って就寝という流れで問題ありません。
試合の日の朝に摂取すると効果的なもの
最後に少し余談にはなりますが私がスポーツを行っていた現役時代に必ず行っていた事としては何時間前に起きるかは確かに大事ですが、アミノバイタルプロのゼリータイプを必ず飲んでいました。
起きて朝食をとるタイミングなどに摂取しておくと試合で良いパフォーマンスができていました。個人差もあるとは思いますが少しでも興味があれば試してみるのがいいと思われます。
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陸上競技の起床時間まとめ
今回は試合何時間前に起床するのがベストなのかという観点についてご紹介させていただきました。
試合4時間以上前に起きるとパフォーマンスは最大限に発揮することができますが、試合当日だけではなく普段から早寝早起きというのを習慣化させておくことで自然と実行できるようになるので今現在不規則な生活をしているという方は改めてみてはいかがでしょうか。
