今回は日本国内における陸上競技の競技人口はどのくらいいるの?という観点について解説させていただこうと思います。
陸上競技の競技人口とはいえジョギングやランニングを日ごろ行っている人なども正確には人口に含まれますが今回対象とする競技人口は日本陸連の登録を行っている人を基準にさせていただきました。
中学・高校などの部活動で陸上競技部に入っていれば必ず日本陸連の登録は学校側で行ってくれるので市の大会や公式戦などに出場できるようになっています。
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陸上競技の競技人口は何人?
では実際にどのくらいの人が日本陸連の登録を行って陸上競技の競技者として活動されているのかというと2018年度のデータで約43万人という事が明らかになっています。
皆さんが思っていたよりも多いですか?少ないですか?
下記のグラフが中学・高校・大学・社会人の日本陸連登録者の数となっています。
出典:https://www.jaaf.or.jp/about/entry/
中学生の陸上競技人口
2018年度の中学生の日本陸連登録者数は201,397人となっています。
2000年を超えてから中学生の陸上競技人口がかなり増えている傾向にあり、ここ数年で10倍以上の競技人口になるなど若い世代には陸上競技のブームが来ていることもうかがえます。
確かに以前よりもかなり中学生など若い世代における好記録の更新などレベルがとても上がってきているようにもうかがえます。
この先も人口が増え、中学記録の更新など非常にハイレベルな争いが行われることが予想されています。
高校生の陸上競技人口
2018年度の高校生の日本陸連登録者数は114,391人となっています。
中学生のおよそ半分くらいの人口となり、中学と大きく違う点として高校によっては陸上競技部に力をかなり入れているところも多く県外から選手をスカウトしてくることもあるでしょう。
相対的な人口として全国の高校生が3,226,017人に対して114,391人となり、約30人に1人は陸上競技部員という形で見ると実感がわくのではないでしょうか。
クラスに1人くらい陸上部がいるという感じですね。
大学生の陸上競技人口
2018年度の大学生の日本陸連登録者数は20,742人となっています。
中学生、高校生に比べて大きく人口が減っているのは高校までと決めており大学に進むと同時に陸上競技をやめてしまったり、大学に進学せずに就職などという人も多く出てくるためです。
なかなか大学まで本格的に陸上競技を続けている人も多くなく、高校時代のおよそ5分の1という割合になっています。
長距離選手などでは箱根駅伝に出場したいなど大きな目標を掲げて陸上競技で大学を決めて入学する選手もいます。
社会人の陸上競技人口
2018年度の社会人の日本陸連登録者数は93,604人となっています。
大学生の競技人口から比べて大きく伸びているのは年代関係なく何歳でもこの枠に当てはまることや、長距離種目を本格的に行っている人が多いことが理由となります。
一方短距離種目では社会人になってなかなか実業団などに入っていない限り難しい種目ではあるのでどうしても人口は少なくなってしまうと言えます。
都道府県ごとの陸上競技人口
続いてと都道府県ごとの陸上競技の競技人口についてご紹介させていただきます。
日本陸連の発表している2018年のデータが下記の通りとなります。
出典:https://www.jaaf.or.jp/pdf/about/entry/memberbrakedown-2018.pdf
実際に都道府県ごとに見てみるとやはり一番多いのは東京都と全体の人口に沿った結果となっています。
やはり全体的に中学生の競技人口というのは前年に比べてかなり増えてきているのがうかがえますね。また、一般の割合が増えているのも大学を卒業してそのまま社会人になっても競技を続けるという人が毎年増えていくのでこちらも毎年増え続けている印象です。
皆さんも自分の都道府県でどのくらいの人が陸上競技を行っているのかチェックしてみるといいでしょう。
陸上競技の人口についてまとめ
今回は陸上競技における年代別の人口、そして都道府県ごとの競技人口についてお話させていただきました。
実際にグラフや表で見るとあまり実感わかないとは思いますが個人的に思っていたよりも多くの人が日本陸連に登録して陸上競技を行っているのだと感じました。
中には高校に入学して陸上競技部に入ったけど幽霊部員になってしまって1度も試合に出場していない人なんかも数に含まれているのかもしれませんが登録者の数としては現在日本で43万人程度という事です。