今回は陸上の大会でも秋シーズンの大きな大会となる新人戦についてご紹介していこうと思います。
新人戦といえば中学生、高校生のそれぞれ1年生と2年生のみ出場できる大会となっており、基本的には9月~10月あたりに行われることが多い公式戦です。
この秋のシーズンの試合というのは来年の結果に大きく影響してくる時期でもあるので各項目にポイントを置いていければと思います。
上位の大会へ出場できる
普段の記録会などでは基本的に上の大会というのにつながっていませんが新人戦であれば関東大会や近畿大会など地方の大会へつながっています。
もちろん春先の総体ではインターハイなどの全国大会へつながる形となるので上位の地方大会などを経験できる唯一のチャンスになるわけです。
実際に県外の強い選手と戦う事によって自分の考えなどを見直すこともできるのでインターハイに向けていい経験となるでしょう。
新人戦のタイムや記録がモチベーションにつながる
まずは今回の新人戦において自分がどれくらいの結果を出せたかによって次の目標が見えやすくなるでしょう。
仮に高校生の男子であれば新人戦で400mのタイムが52秒00だったとしましょう。ラウンドは予選通過の準決勝敗退。このような形であれば例として春先は50秒台を目標にしよう!
ラウンドは決勝に進めるように冬季練習を頑張ろう!
などという明確な目標を思い浮かべることができるのではないでしょうか。
高い目標を掲げることは悪いことではありませんがまずは実現できそうなレベルの目標を設定し、達成したらまた次の目標へ。という形が望ましいでしょう。
ライバルとの関係性が明確になる
陸上競技をやっている人であれば少なからずライバルという存在がいるはずです。県大会や支部大会などでは同じ学年で同じ種目をやっている他校の人などだんだん分かってくるようになり、試合を通じて知り合う機会も多いはずです。
そんな時に自分と同じくらいのタイムや記録を毎回出すような選手が居れば自然とライバル関係になってもおかしくありません。
新人戦に出場した際にそのライバルには負けたくないという考えが自然と出てくるわけです。そこでいざ勝負した際に勝った場合と負けた場合での意識が大きく変わってくるでしょう。
ライバルに勝った場合は春先の大きい大会まで「自分のほうがライバルよりは上だ」と少なからず頭の片隅にあることでしょう。
しかしライバルに勝ったからと言って油断は禁物です。
逆に負けた時には「ライバルに勝つために冬の練習を頑張ろう」という気持ちが増え、春先の大会で大きくライバルを上回ることも少なくはないのです。
勝っても負けってもどちらにせよしっかりと冬季練習を積むことが切磋琢磨してお互い記録が伸びる理由となるでしょう。
また、冬季練習についてこちらに詳しくまとめさせていただきました。
頭の中に入れておくだけで役立つ方法なども記載していますので気になる方はご覧ください。
秋の新人戦についてまとめ
今回は秋に行われる新人戦について書かせていただきました。
来年のシーズンに向けてかなり重要になってくるこの新人戦ですが良くも悪くも結果次第で大きく変わることは間違いありません。
冬季練習に励んで来年の春や夏にいい結果を残したいのであればこの新人戦の結果を踏まえてみてください!