皆さんはトレーニングする際にダンベルなど手軽な道具は使ったことがあるかと思います。また、ジムなどに行けば大型のマシンなども置いてあるので様々な器具を使って体を鍛えることができます。
そこで今回はあまり馴染みのない自宅にベンチプレスを置いてトレーニングを本格的にしたい!と思っている方や、家にベンチプレスを置きたいけどどんな注意点があるのか知りたいなど考えている方に向けて様々なことをご紹介させていければと思います。
では実際に家にベンチプレスを購入してトレーニングしていた感想なども含めご紹介させていただきます。
ベンチプレスの値段はいくらくらい?
まずはベンチプレスを購入する所からご紹介していきたいと思います。購入する段階で最初に気になると思いますがベンチプレスっていくらで買えるの?というところです。
正直こちらはプレートの枚数や重量によってかなり大きく変わってきます。
大体の値段としては全てセットでそろえるのであれば4万円前後~5万円程度となる場合が多いでしょう。
何キロの重量を買えばいい?
自分が購入するべき重量ですが、今現在ベンチプレスのMAXが何キロなのかによって選別していく形になります。
主にベンチプレスを購入するとなるとベンチ台、シャフト、プレートの3点セットのものになるかと思いますが、ベンチ台とシャフトについてはほとんどの人が基本セットの物で十分かと思われます。
(シャフトによっては140㎏までしか耐えられないと記載してあるものもございます。)
そしてプレートの方ですが、基本シャフトの重さで10㎏ありますので10㎏+プレートの重さのセットを購入する形となります。
仮に例として今現在ベンチプレスのMAXが60キロだと仮定します。
その場合主にベンチプレスのセットとして多いのが70㎏のセットまたは100kgのセットなどでしょうか。この時に今のMAXが60㎏なので70㎏のセットがあれば十分!とお考えの方が多いかと思います。
実際にはトレーニングを始めた直後は十分足りるかと思います。
しかし日々トレーニングを続けていくうちに70㎏は比較的すぐに上がるようになってしまうのが予想できます。
(自分自身も自宅にベンチプレスを購入してトレーニングしていくうちにあっという間にMAX重量を更新していくことができました。)
なのでトレーニングする頻度にもよると思いますがこの場合100kgのセットを購入しておくのが良いかと思われます。このように自分のMAX重量よりも少し重めの重量まで対応している物を購入すると安心できるでしょう。
70㎏のベンチプレスセット
現在MAX重量が40㎏~50㎏程度の方であればこちらの重量がオススメです。
(プレートのつけたし可能)
100㎏のベンチプレスセット
現在MAX重量が60㎏~80㎏程度の方であればこちらの重量がオススメです。
(プレートのつけたし可能)
ベンチプレスを家に置く際他に必要なものは?
ただベンチプレスを行うだけであれば上記のセットで問題ないかと思います。
しかしオプション品で合ったほうが確実に便利だなと思われるアイテムをご紹介させていただきます。
セーフティーバー
こちらは万が一潰れてしまったときに安全第一という事で設置しておくのが望ましいです。
1人でベンチプレスを行うのであれば必ず置いておいたほうが良い器具となります。
プレートラック
こちらはベンチプレスの重さを変える際に必要なプレートをバラバラにならずしまえるアイテムです。
床に置いておいてもいいのですが、重いプレートを床から持ち上げるのってなかなか大変ではないですか?そんな時に便利なのがこちらのプレートラックです。
シャフトパッド
ベンチプレスを行う際に必ず胸までバーベルを下げると思いますが、その際に何度も行っていると胸とシャフトが当たって痛くなってしまいます。
そんな時に便利なのがこのシャフトパッドで、柔らかい素材のものをシャフトにくっつけることで胸へのダメージを軽減させてくれます。
何か月でどのくらいの重量が伸びるようになる?
個人的な実体験でもありますが、もともとMAXが80㎏の時に自宅にベンチプレスをセットで購入いたしました。購入してからはベンチプレスを追い込んで筋肉痛が取れるたびにまた追い込む、、
という形で日々家でトレーニングしていましたがおよそ1年弱程度でMAX150㎏まで伸ばすことができましたのでしっかりと追い込むことができれば比較的すぐに伸びていくことが予想できます。
ベンチプレスの重さで床は抜けない?
続いて心配になるところではあると思いますが、ベンチプレスをいざ置くとなると床が抜けてしまわないか心配、、と思われる方も多いです。
実際にかなりの重量が1点に集中することになるので気を付けたほうが良いのは確かです。
成人男性が100kgの重量を上げると仮定すると
ベンチ台の重さ(約30kg)、バーベル+プレートの重さ(100㎏)、本人の体重(約75kg)
となればこれだけで200㎏以上の重さが1点にかかってくることになります。
しかし一般的な家であれば問題ないでしょう。
仮に成人男性(平均70㎏)が3人が家に遊びに来て同じ箇所に集まるとするとそれだけで210kg。
しかし床が抜けてしまうとはあまり思わないですよね。重量的には200㎏程度であればおそらく問題ございません。
ですがあまりにも築年数が経っていたり、耐震強度の低い家等であれば少し気を付けたほうが良いかもしれませんね。。
広さはどのくらい必要なの?
続いては家にベンチプレスを置くとなるとどのくらいの広さが必要になるのかという疑問についてご紹介させていただきます。
ベンチプレスを行う場合にはしっかりとしたスペースを設けることが望ましいですが、最低限横幅250㎝、縦180㎝程のスペースはあったほうが良いでしょう。
横幅250㎝が必要な理由としてはベンチプレスのシャフトを横にするとおよそ180cm程度あります。
そのためプレートのつけ外しを余裕もって行うのであれば最低でも250㎝程の幅が必要となってきます。
縦幅180㎝が必要な理由としては実際にベンチ台の上に寝た際に余裕もって足を置いて踏ん張れる姿勢を取れるのがこのくらいの長さになるでしょう。
身長や体系にもよると思いますが自分の身長くらいとっておけば問題なさそうです。
ベンチプレスを自宅に置く際のまとめ
今回はベンチプレスを家に置くときにはどのようなことに注意したらいいかなどを述べさせていただきました。実際にはジムや施設で行うのと変わりありませんが、自宅となると1人で行うことが多くなると思いますので安全には十分に注意して行うようにしましょう。
また、賃貸などに置く際は近隣の部屋の人への配慮や壁に穴などをあけてしまわないように十分に気を付けてくださいね。