正しい走り方の為にフォームと腕振りを意識しよう
今回は正しい走り方で走る為に必ず行意識したいフォームと腕振りについて解説していきます。実際にフォームを意識している人もいればまだ始めたばかりなどで無意識のまま走っている人など様々だと思います。
フォームを改善し、正しい走り方で走ることによってどのように変わっていくのかを解説していきます。
自分のフォームを確かめよう
まず正しい走り方にするには自分が今どのような走り方をしているのかを把握する必要があります。
そのためには自分の出ているレースのビデオを仲間に撮ってもらったり、練習中の走りを撮影してもらったりする必要があります。
実際に自分がどのような走り方をしているのかを把握した後にフォームの上手い人、日本代表の選手などの走りと自分の走りを比べてみるとどこが間違っているのかなどわかるかと思います。
しかしフォームは人それぞれなので必ずしも日本代表選手が上手かったり、素人の人が下手だったりということはありません。
ではどこをポイントにするのかというと走っているフォームにブレがあるかどうかをみてみるといいでしょう。
400mを例に例えさせていただくとラスト100mを走る場合を想像してみてください。多くの人がゴールまで走り切るという事に必死になってしまいフォームも腕ふりもバラバラとなり顎も上を向いてしまうのが想像できるのではないでしょうか。
そんなきつい400mのラスト100mでもしっかりと腕ふりやフォームを意識することでバラバラなフォームよりはいいタイムを出すことができます。
400mの走り方&練習メニューをご紹介!コツをマスターしよう
こちらの記事でも詳しく400mについて記載していますので気になった方は是非ご覧ください。
体幹がしっかりとしている選手は体のブレがなく綺麗な正しい走り方をできているのでフォームがよく見えるのです。つまり、まずはフォームが悪いと言われた方は体幹トレーニングを行いしっかりと体の軸を作り上げてみてください。
こちらに体幹トレーニングの基礎からやり方まで記載していますので気になった方は是非ご覧になられてはいかがでしょうか。
正しい走り方を意識してフォームを改善することのメリット
実際にフォームを改善したところで必ずしも早くなるのかと言われるとYESとは言えないのが難しいところ。中には無理に考えすぎず自分の走り方で走るほうがタイムもいい場合も。
フォームを意識しすぎて自分の走りが全くできなくなってしまうというのでは意味がありません。
私も実際あまりフォームが良い方ではなかったのですが、自分の走り方のままフォームをよくする方法はないかと考えた時に、私自身体がとても硬かったのでぎこちないフォームになってしまっていたと言う感じでした。
体の硬い人ほどあまりフォームがよくみられないということがありますので先ほど述べた体幹トレーニングと同時に毎日ストレッチをすることによって体の柔軟性をあげて滑らかな走りを実現することができるのです。
柔軟性を上げるには少し期間が必要になりますが必ず結果が出てくると思います。
「陸上競技【ストレッチ】絶対に知っておきたい柔軟性をあげる方法」
こちらにストレッチについて深く解説しておりますので是非試してみてください。
腕振りを意識しよう
フォームと同時に直接関わってくるのがこちらの腕振りについてです。腕振りがうまくできていないといくらフォームを改善しようとしてもなかなかうまくいかないはずです。
ではどのように腕振りを意識すれば良いのかをポイントごとにまとめてみました。
大きく腕振りをする
小さい腕振りではスピードに乗ることができず歩幅も狭くなってしまいます。
なので腕は大きく振り、歩幅も広げることでダイナミックな走りとともに結果がついてくるでしょう。
しっかり脇を締めて腕を振る
腕を横に広げた走りをしてしまうと余計な力を使ってしまいフォームが自然と乱れてしまいます。
まっすぐ縦に振ることでパフォーマンスにもつながりますので重点的に意識してみましょう。
この2つは最低でも押さえておきたいポイントになりますので練習から意識して取り組んでみてください。
いざ試合になるとフォームがまた戻ってしまうなどということもありますので自然と綺麗な走りができるようにしておきましょう。
正しい走り方やフォーム改善まとめ
今回はフォームや腕振りについてポイントをまとめさせていただきました。
陸上を始めたばかりなどでフォームが全然意識できていなかった人などはこれを機に改善してみてください。