山形県の人気温泉地でレトロな街並み漂う銀山温泉へ行ってきました♪その中でもなかなか予約が取れないと言われている「仙峡の宿 銀山荘」へ1泊2日で宿泊してきましたのでブログ形式でお届けできればと思います。
では銀山温泉、銀山荘に着いて詳しくご紹介させていただきます。
銀山荘へ
私は首都圏在住の為銀山温泉へ向かうルートとして東京駅まで行き、そこから新幹線で約3時間ほどかけて山形県の大石田駅へ向かいます。
東京駅で牛タン弁当を購入して新幹線の旅を味わいます。
今回訪れたのは12月31日の大晦日で東京は全く雪が降っていなかったものの徐々に雪景色へと変わってきました。山形県内に入るとあたり一面雪景色ですね。
そして無事大石田駅へ到着するとそこからは今回宿泊すると銀山荘の送迎バスで30分ほど乗車すると目的地である銀山荘へたどり着きます。
首都圏在住の人だと場所にもよりますが家を出てから銀山温泉へ辿り着くまで5時間ほどはかかるので少し時間に余裕を持って計画すると良いかもしれませんね。
銀山荘へチェックイン&部屋紹介
無事送迎バスで銀山荘へたどり着いたら次はチェックインです。基本的には15時よりチェックインが可能なのでそれ以前に到着した場合は温泉街の方へ行ってみたりして時間を潰す方が多いようです。
玄関を入ると門松が飾られており正月の準備がしてありました。
通常ロビーのチェックインカウンターで手続きをするホテルが多いですが銀山荘はお部屋の中でチェックインを行います。従業員の方が部屋まで案内してくださり、一通り記入物などを終えたら部屋の案内をしてくれます。
では実際に部屋がどんな感じか見ていきましょう。扉を開けて玄関を上がると冷蔵庫が廊下側に設備されていました。
そして部屋の中へ入ると広い畳の部屋が現れます。
中央のテーブルには備え付けのお菓子が用意されていました。
通常1種類だけ置かれていることが多いですがこちらの銀山荘では2種類+筍のおつまみ的なものが用意されていました。
そして湯沸かし器にお茶を入れる急須なども当然あります。
テレビも比較的大きめのサイズのものが置かれています。
トイレもわりと広めで清潔感がありますね。
館内着はそれぞれのサイズが用意されており、たびもありました。
そして先ほどから少し見えていたかもしれませんが今回このお部屋を選んだ理由として最大の目的は部屋に備え付けの半露天寝湯です。
実際には寝湯といっても通常の浴槽とそこまで変わらず若干浅い程度かなというのが正直な所です。
また浴槽は2つあるようにも見えますが真ん中に柱が1本あるだけで中は繋がっているような形となっています。そして右側にはテレビも付いており、露天風呂を楽しみながらテレビも見ることができるという素晴らしい環境ですね。
ただこちらの露天風呂は温泉ではなく普通のお湯となっているためこちらの石板を沈めてラドン温泉として入浴します。
また、川側のお部屋のため露天風呂からも眺めることができます。
初めは窓が全て閉まっていますが左側に寄せて全開にすることもできるので露天風呂が好きな方は全開にすると良いかもしれませんね。
銀山荘の夕食
では続いて銀山荘の夕食についてご紹介させていただきます。夕食会場はロビーのエレベーターを2階に降りた所にあり、和食が似合う料亭個室という感じでした。
部屋に案内されるとすでに料理が用意されています。
まずはこちらの食前酒ですがハート型の入れ物となっていました。
中央には前菜が複数並んでおり、一口サイズ食事が複数並んでいます。
そしてメインの山形黒毛和牛のローストビーフです。
岩塩または焦ニンニク醤油をつけていただくのですがとても柔らかくて美味しかったです。
次に紅白饅頭という事で何やら餡がかかった一品。特に中に何かが入っているというわけではありませんが美味しかったです。
続いてサラダにサーモンのカルパッチョと鮑です。
カルパッチョもしっかり味がサーモンとマッチしていて鮑もポン酢のジュレと相性抜群で美味しくいただきました。
次にフグの鍋です。普段あまり食べる機会が無いフグですが高級食材としても有名ですよね。
少し骨が多めで食べにくい魚ではありますが身がしっかりと引き締まっていて食べ応えがありました。
続いては本マグロ、勘八、帆立、牡丹海老の御造りです。
個人的には勘八が好みでとても弾力があり美味しくいただけました。
まだまだ続きます。次に運ばれてきたのはカレイの煮付けです。
運ばれてきた段階では紙にくるまった状態で用意されて、中を開けていただきます。味噌ベースの味で白米ととても良く合いました。
そして宿泊したのが大晦日ということだったので年越し蕎麦も用意してくれました。
中にはお肉やきのこなどの具材がたっぷりと入っており、普段はおそらく出ないメニューの為1年に1回の提供になるのかと思います。
そして最後にデザートの杏仁豆腐やリンゴのコンポートなどをいただきます。
杏仁豆腐は自家製なのかブルーベリーソースとマッチしていてとても美味しかったです。
そして夕食を終えてお部屋に戻ると布団が準備されており、久々の敷布団でした。
銀山荘の温泉(大浴場)
では次に銀山荘の温泉についてご紹介していきます。銀山荘の温泉は内湯と露天の2種類ありますが浴槽自体は繋がっているという珍しいタイプの大浴場でした。
露天風呂からは幻想的な雪景色を一面に眺めることができるので思わず見入ってしまいます。
夜は照明が灯され、煌びやかな空間で温泉に浸かることができます。
出典:https://www.ginzanso.jp/onsen
ただ雪が降っていると屋根が小さい為常に顔や頭に振ってくるので注意が必要です。
内湯は「宝の湯」と呼ばれる温泉で最も温かみを感じられるお湯だそうです。
出典:https://www.ginzanso.jp/onsen
※温泉内の写真は撮影不可の為銀山荘公式ページよりお借りしています。
また、湯上がりにはウォーターサーバーも用意されており好きにいただくことができる為嬉しい設備です。
また、湯上がりのスペースはかなり広々としておりおしゃれな空間が広がっておりました。もしかしたら時間帯によってはラウンジのような場所になるのかもしれませんね。
銀山荘の朝食
では続いて銀山荘の朝食についてご紹介していきます。朝食も昨夜の会場と同じ個室で提供され、初めから沢山の小鉢が用意されておりました。
そして今回は元旦ということもありお雑煮の提供も。
さらにはちょっとしたお節料理も準備されお正月気分を味わうことができました。
ご飯ときのこのお味噌汁もあり、健康的な朝ごはんという感じですね。
その為銀山荘のまとめ
銀山荘で過ごす1泊2日の様子をお届けさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
その他にはロビーの横にお土産コーナーもあるので何か購入したいという方はみて回ると良いかもしれませんね。
そして今回銀山荘に宿泊してみて思った感想をまとめてみました。
客室露天風呂にテレビがある
大浴場の露天風呂に外気浴スペースがない
と言ったところでしょうか。特にお酒が売店で売っていないのは少し予想外で仮にホテル内で飲むとすると自販機の数少ない種類のものを購入するかルームサービスで注文するしかないので沢山飲みたいという人はあらかじめ持っていく必要があります。
ちなみに自動販売機で販売されているお酒はこんな感じです。
そして最後チェックアウト時に新年だからという事で千歳飴をいただきました。
寅年のかわいいデザインですね♪
そして銀山荘では無料でベンチコートや長靴の貸し出しも行ってくれていました。
普段雪国の環境に慣れていない人だと身軽な格好で旅行に訪れる人も多いのでこのような貸し出しは大変助かりますね。
そんな自分もそのうちの一人です…笑
これで安心して温泉街の散策ができますね。