陸上競技の短距離選手なら必ず抑えておきたい筋トレとは
今回は短距離選手における筋トレについてご紹介させていただきたいと思います。簡単に筋トレと言っても数多くのものがございます。
筋トレ=筋力トレーニング
となるので大げさに言って仕舞えば走るという動作も足の筋力を上げてスピードをいかに伸ばせるかになって来るので筋トレと呼べてしまうわけです。
そんな中で皆さんがイメージしているであろう筋トレを種目別にご紹介して行こうと思います。
ジムで行うような筋トレ
筋トレにはウエイトトレーニングだったり体幹トレーニングだったり数多くのものが存在します。
要点をそのトレーニングごとに説明して行こうと思います。
ウエイトトレーニング
ウエイトトレーニングは思い浮かんでいるような筋トレとマッチしていると思います。ジムでマシンを使ったトレーニングやダンベルを持ってトレーニングして筋肉をつけるなどと言う形になります。
ウエイト=重り
という事なので重たいものを持って負荷をかける事で筋力をあげるトレーニングがこちらのトレーニングになります。
効果
常に重い負荷をかけてトレーニングしているのでその負荷に耐えられるよう筋肉自体がしっかりとついてきます。そのため走りにおいても脚から地面を蹴るパワーが増すなど直接スピードに関わって来る言わば軸となるトレーニングになります。
詳しくはこちらの方に専門的に書かせていただきましたので気になる方はご覧ください。

体幹トレーニング
体幹トレーニングは体のブレをなくして走るだけでは鍛えることのできない部分を強化する目的で行われます。
やり方としては一定の体制を1分間キープしたりと、ウエイトトレーニングのように回数ではなく時間と言うのがポイントになります。
より長くできればできるほどしっかりと体幹が鍛えられている証拠になります。
効果
体幹トレーニングを行うことでどのような効果が出て来るのかと言うと、走っている最中に体が左右に揺れてしまったりしていると無駄な力を使わなければなりません。
そこで体幹をしっかり鍛えてまっすぐしたフォームで走ることによって無駄な力を使わずそのままタイムにもつながってきます。
ウエイトトレーニングで体の軸を鍛えて、体幹トレーニングでブレた所を修正するようなイメージでしょうか。
体幹トレーニングのやり方など詳しくは下記の記事に記載致しましたのでぜひご覧ください。

効率的な腕ふりの方法やフォームの直し方などはこちらでご紹介しておりますので正しいフォームに直したいという方は是非ご参考ください。

サーキットトレーニング
サーキットトレーニングとは先ほどのウエイトトレーニングや体幹トレーニングを混ぜ、なおかつ心肺機能も取り入れたようなオールマイティーなトレーニング方法の1つです。
どのようなものかと言うと、メディシングボール、ミニハードル、鉄棒、ラダーなど数多くの種類の項目を次々と行い、それを何周かすると言うもの。実際にどの項目を行うなどは決まっていないので学校やチームによりサーキットトレーニングの方法が違うことがほとんどです。
できるだけ数多くの項目を取り入れて長い時間行なった方が様々な部位の筋肉を鍛えることができるのでオススメです。
詳しくはこちらに書いていますのでやり方など詳しく知りたい方は是非ご覧ください。

短距離選手の筋トレ方法についてまとめ
今回は筋トレという点について解説させていただきました。ただ筋トレといっても非常に多くの種類があり、説明しきれない部分もありますが重要な点をまとめさせていただきましたので全て見てもらえればと思います。
これからの練習も常に新しいことを取り入れながら取り組んで見てください。