スポーツや陸上のケツワレの意味とは?起こる原因をご紹介!

皆さんはスポーツや陸上競技をしているうえで「ケツワレ」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

400mなどの長い距離を全力疾走した後に起こる”ケツが割れるほど痛い”という現象になります。

今回はそんなケツワレについてどんなトレーニングをしたら解決できるのかなどを順次ご紹介させていただければと思います。

ケツワレとは?

冒頭で説明させていただいたケツワレという単語ですが、400mに慣れれば走り終わった後のケツワレも始めて走った時に比べるとだいぶ軽減されます。しかしこちらのケツワレも乳酸に耐える練習を重ねていかなければ毎回同じ痛みを引き出してしまうのです。

ケツワレ自体は体に害を与えるものではないのでいいのですが、予選、準決勝、決勝など1日に3本あるとしましょう。間隔が短かったりする時にしっかり回復しないうちに次のレースが始まって本領が発揮できないなどとなってしまいます。

せっかく次の日ラウンドに残り、本来であればもう一段階上や上位入賞できたはずなのに疲労が原因で敗退してしまっては勿体無いです。なので乳酸を早く体から取り除いてあげるという問題も出てくるでしょう。

乳酸を分解するには炭酸が良いと言われています。しかし数分後にレースを控えた状態で炭酸をガブガブ飲むのは走りに影響が出て来てしまいますので自分の体と向き合ってみてください。その日の最後のレースが終わった時には多めに摂取しても良いでしょう。

耐乳酸トレーニングでケツワレの原因を解決

今回は陸上競技の短距離をやっている人、特に400mや400mハードルの競技を中心に取り組んでいる人ならば必ず一度は経験したことがあるケツワレの原因は何?痛くならない方法はあるの?と言った内容や必ず知っておきたい耐乳酸トレーニングについてご紹介していきたいと思います。

陸上競技を始めたばかりで400mや400mハードルをやってみようと思うけど耐乳酸トレーニングって何?と言う方にでもわかりやすく解説しますのでぜひ今後の練習の参考にしてみてください。

 

乳酸について

まずは耐乳酸トレーニングの前に『乳酸』と言うものの解説からしていきたいと思います。

最初は乳酸菌と間違える人や何か関連性があるのかと思う方もいるのですが全く関係ないものになります。この乳酸という物質は、400mなどの長い距離を走るとラスト100mなどは足が思うように上がらなくなり、とても重く感じますよね?

この時体内の酸素が足りなくなり、乳酸という物質が発生して体の動きを制御しようとしてしまうのです。人間の無酸素運動の限界が40秒と言われているので走り始めてから40秒を超えたあたりで足がかなり辛くなってくることがわかります。

400mを走り終わった後は必ずお尻のあたりが謎の痛みに覆われて立てなくなったりしますよね。
こちらを陸上競技用語でケツワレと呼んでいます。お尻が割れるように痛いという意味でつけられたのだと言います。これも乳酸が原因で起こります。しかしこの乳酸というのは体に悪い影響を与えることはありませんので心配しくても大丈夫です。

 

耐乳酸トレーニングとは?

耐乳酸1

400mでは乳酸に耐えて走り切らなくてはならないので、いかに乳酸が発生しにくくてスピードの落ちない体づくりをするかがカギとなって来ます。

まずは乳酸に慣れるというところから始めてみましょう。

乳酸に慣れる練習

ではどのようにしたら乳酸に耐えられるのかというと、普段は試合が400mなのでそれ以上の450mや500mといった距離を練習でたくさん走りましょう。

そうすることで実際の試合で400mを走った時に普段の練習よりも短いため楽に走れるようになるのです。

乳酸に耐える練習

続いて乳酸に慣れる他にも耐えられる体づくりをしておきます。例えば試合で400mを走り終わった時ってお尻のあたりが痛くなるケツワレが起こります。この時体内は乳酸だらけなのです。

そこでその乳酸が溜まっている状態ですぐに走れと言われたらどうでしょうか?おそらく全くスピードが出ずにバラバラな走りになってしまうと思います。なので練習の段階ではケツワレが起きてから走るような練習を積めば本番にも強くなるということです。

 

メニューとしては、

・300mを本全力で走って止まった後1分以内に100mを全力でもう一度走る

・200m×4本で200mを自分の自己ベスト+2秒以内で全て走る

などのメニューが、主にあげられるかと思います。また、400mを例にとってご説明させていただいている機会が多いのでこちらも合わせてみていただければと思います。

≫400mの走り方&練習メニューをご紹介!コツをマスターしよう

 

陸上短距離走における基礎から応用まで全般的に解説しているページもご用意させていただきましたので気になる方はこちらから参考にしてみてはいかがでしょうか。普段あまり行っていないようなトレーニング方法まで詳しく解説させていただいています。

陸上ニュースで学ぶ陸上競技短距離種目の基礎から応用へ