陸上競技を行う上で常に上位の大会で決勝に残って好成績を残している選手っていますよね。今回はそんな選手の強さについて解説させていただきたいと思います!
ただ単に持ちタイムが速くてもいざ大きな大会になると全然好タイムが出せなくなってしまう選手も中にはいます。ではなぜその様になってしまうのかを述べていきたいと思います。
では速い選手と強い選手の違いについて詳しく見ていきましょう。
極度の緊張を感じてしまう選手
こちらはよく小さい大会や記録会などでは自分の実力をフルに出すことが出来るのですが大きな大会だと緊張して別人の様な走りになってしまう人です。
確かに陸上競技を始めた当初など大会に慣れていないうちであれば仕方ないことですがこれがずっと続く様であればスピード強化の練習意外にも別の練習をしてみる方が結果への近道であるかも知れません。本来であればしっかりと上位に入れる成績にもかかわらず大会によって波が出てしまうともったいないですからね。
怪我の多い選手
こちらの場合は持ちタイムは早いのですがいざ大きな試合になると怪我が治りきってなかったりと非常にもったいないパターンと言えるでしょう。
肉離れなどの怪我はなかなか治りにくい上に再発しやすいとも言われているのでしっかりと柔軟性や筋力を高めて怪我をしにくい体づくりというのも大切になって来ます。
もしくは普段の練習から最新の注意を払って大切な大会に合わせるなどの調整方法を身につけるなどがいいでしょう。
強い選手とは
速い選手と違って特に速い持ちタイムを持っているわけではありませんが、常に安定して自己ベストくらいのタイムをいつでも出せて、勝負強い選手のことを指します。確かに持ちタイムがずば抜けて速くても大切な試合で負けてしまっては意味ありませんので強い選手という方が評価されるでしょう。
また、短距離種目であれば1日に予選、準決勝、決勝と3本走らなければならない場合も多々あります。400mなどであれば体力的な問題にも直結してきます。
そんな中強い選手であれば3本目でもしっかりとタイムを上げることができて安定した結果を残せるということでしょう。
1本だけ速い選手が悪いというわけではありませんがいざ本数勝負になるとなかなか勝てないということもあるのです。
強い選手になるためには?
ではどの様な練習をしたら強い選手になれるのかというと常日頃から大きな大会を意識して練習に取り組むと行ったところが大切です。
例えば練習で走るにしてもトップでゴールするだけではなくライバルは自分よりも多く練習していると自分に言い聞かせてさらに速いタイムで走るなどいつでも見えないライバルを意識したり頭の中でイメージトレーニングを行なって実際の練習に生かしてみたりとただ単純に走るだけではなく何かしら意識するということが大切になってきます。
本数に弱くて1本だけ強いという場合は普段の練習プラスアルファで本数を走ってみたりと試合に向けて耐性をつけることで少しずつ強い選手へと変わっていくでしょう。
オススメの練習方法
短距離選手で速い選手と強い選手について語らせていただきましたがそれぞれ種目によって練習方法は違います。
どの様な練習をしたら強くなれるのか種目ごとに細かく解説させていただいているページもございますのでぜひ自分の取り組んでいる種目のページをご覧ください。
強い選手の理由や速い選手との違いについてまとめ
今回は強い選手と速い選手の違いについてご説明させていただきました。
ただ単に持ちタイムが速いだけではいざ大切な試合に出場するとなってもなかなか結果が残せなかったりしますので強い選手になれるよう常に様々なことを意識して継続した練習を行なっていきましょう。