陸上競技で足が攣ってしまった際の対処法や原因とは?

足が攣る

陸上競技で走り込みの練習を行っている時や疲労が蓄積している時、そして最悪なケースとしては試合中に足が攣ってしまったなんて経験のある方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は陸上競技と向き合っていく中で多くの人が悩まされる「足が攣ってしまう現象」について私自身が陸上競技を現役で行っていた時の経験などを踏まえて対処法や原因をお伝えしていきますので是参考にしていただければと思います。

足が攣ってしまう現象とは?

まず初めに足の攣りについてどのような現象なのかという所からお伝えしていきます。実際に足が攣ってしまった事があるという方は多いと思いますが、陸上競技を行っている最中の場合、ふくらはぎがぴくぴくとし初め、筋肉が硬直してしまいそのまま走るのが難しい状態といえる現象となります。

おそらくこの記事をご覧になられている方は、練習中や試合中に足を攣ってしまう事が多く悩んでいる方もたくさんいらっしゃるかと思います。

一度足を攣ってしまうとなかなかすぐには元の状態に筋肉を戻すのは難しく、どんな対策を行っても1日中足の攣った感覚が戻らず次の日になるまで治らないという事もよくあります。

その為、一度足の攣りを引き起こしてしまうと走るどころか歩き方もぎこちなくなってしまう事もよく起こってしまいます。

足が攣ってしまう原因とは

足が攣る

では次に足をつってしまう要因について紹介していきます。練習中や試合中に足が頻繁に攣ってしまうという方は改善傾向となる可能性が高いので是非参考にしていただければと思います。

水分不足

まず挙げられるのが水分不足による足の攣りです。こちらは体内の水分が汗として体から外に出てしまう事により、体内が水分不足となった際に筋肉の収縮が行われ、結果的に足を攣ってしまうケースです

多くの方はこの水分不足による足の攣りを引き起こしてしまっている形となるので、しっかりとこまめに水分補給を行う事を意識して日々取り組んでみて下さい。

塩分不足

そして次に塩分不足でも足の攣りを引き起こしてしまうケースが多くございます。練習で汗をかくと水分だけではなく塩分も同時に抜けてしまう事になる為、水分はもちろんですが塩分もしっかりと補給するようにしましょう。

試合の30分ほど前に塩を一つまみ口の中に入れて体内に入れるなどを行うと比較的攣りにくくなるので是非試してみて下さい。

体が十分に温まっていない

しっかりとウォーミングアップできていない状態でいきなり走り出したりすると、筋肉がびっくりした状態になって攣ってしまうことがあります。

攣るだけではなく肉離れなどの怪我にもつながってしまいますので全力疾走する際は十分にウォーミングアップをして体を温めてから行う様にして見てください。

また、冬など寒い時期に起こりやすいので攣りやすいという方は走る前にふくらはぎをマッサージして見たりするのも効果的です。

どんな時に足は釣りやすい?

では実際にどんな状況で足を攣ってしまうことが多いのかと言いますと運動中やクールダウンの時などが多いと言われています。

実際に練習中に足を攣ってしまい練習を中断せざるおえなくなった事はあるのではないでしょうか原因としては水分不足が挙げられると思うのでセットごとの水分補給は必ずとる様にしましょう。また、試合中でも足が攣ってしまい途中棄権など見かけることがたまにあるかと思います。

おそらくこちらはレース前にウォーミングアップ不足や、ウォーミング後に時間が空いてしまい体が冷えてしまったなどが考えられます。

400mなど長い距離ではラスト100mに入るあたりでピクッとふくらはぎあたりが反応することがあります。

こちらは体内の酸素が無くなり、体が勝手に反応してしまうなどが考えられるでしょう。他には陸上競技部に入ったばかりで慣れない練習からクールダウンの時ゆっくりとしたペースでジョギングした時に起こってしまうこともよくあります。

こちらの場合はしばらく部の練習を続けて行く上で練習にも慣れてくると思いますのであまり心配しなくてもいいでしょう。

足が攣ってしまった時の対処法

では実際に足が攣ってしまったらどう対処していいのかを解説していきます。まずは攣ってしまったら箇所の筋肉をできるだけ伸ばします。攣るという事は筋肉が縮もうとして痛みを引き起こしているのであえて伸ばしてあげることによって緩和されるでしょう。

ふくらはぎが攣ってしまった時には他に誰かいれば足を持ってもらいつま先を上に上げる事で効率よく伸ばせます。1人の場合はアキレス腱を伸ばす様な形でふくらはぎを伸ばして行くといいでしょう。

攣ってしまった時の注意点

攣ってしまってから間違った対処法や行動をしてしまうとより悪化してしまうことがあります。通常怪我であれば氷で患部を冷やしますが、攣ってしまった場合に急激に冷やすと体がより冷えてしまい治りが遅くなってしまう場合がございます。

しかし足が攣ったと思い込んでいたらなかなか痛みが引かず、実際には肉離れしていたなどということもありますので痛みがひどい場合には冷やして様子をみるといいでしょう。

まとめ

今回は足が攣ってしまった時の原因やまとめ対処法などについて解説させていただきました。
実際に足が攣ってしまうのは主に短距離を中心にやられている方だとは思いますが水分不足や体の冷えなどに気をつければ大丈夫だと思いますので恐れずにガンガン練習して自己ベストを更新しましょう!

 

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