今回は陸上競技の大会などの電光掲示板や記録用紙などに記入されている略語についてどんな意味があるのかをご紹介させていただこうとおもいます。
世界陸上やオリンピックの際に選手の名前の横にDNSであったりDNFと書かれていたりするのを見かけたことがあると思いますが一体どんな意味なの?と疑問に思った方へ詳しく解説させていただければと思います。
一度は目にしたことがあるものからほとんど馴染みのないものまでありますので確認してみてください!
では陸上のDNSとは?DNFの意味や【Qとq】の違いについて詳しく見ていきましょう。
DNSやDNFなど選手やチームに対する略語
まずはスタートリストやリザルトに用いられ、個人の選手やチームに向けた内容を解説致します。
DNS(欠場)
おそらくこちらが1番よく見かけるのではないでしょうか?
意味としては試合を棄権したときなど欠場した選手に記される文言となります。
DNF(途中棄権)
こちらは試合には出場したもののゴールせず途中で棄権してしまった選手に記される文言となります。この場合は記録なしとなり表記はDNFとなります。
NM(記録なし)
こちらはフィールド競技などで記録がつかないまま試技が終わってしまった場合などに使われる文言となります。
試技の最も低い高さをクリアできなかった場合やパスをし続けたものの1度も成功することがなかった場合などに記載されます。
DQ(失格)
フライングや線を踏んでしまったなど様々な理由でフライングになってしまった場合に使われる文言となります。
失格になった詳しい内容などはそれぞれ細かく分かれていますがここでは大まかにDQ=失格ということだけご紹介させていただきます。
Q(着順のラウンド通過)
予選や準決勝などから次のラウンドに進む際に着順で通過した際リザルトに記される文言となります。
例)3着+2の場合「3着」で着順で次のラウンドへ進んだの選手にQという大文字が付きます。
q(タイムで拾われた際の通過)
こちらは記録によって次のラウンドへ進出される際リザルトに記される文言となります。
例)3着+2の場合「+2」のタイムで拾われた選手にqという小文字が付きます。
記録についての略語
続いて記録についてその記録が何を表しているかの略語になります。
GR(大会記録)
おそらくこちらが最も目にする記録の略語だと思います。
ゲームレコードの略で様々な大会で塗り替えられることが多いでしょう。
NR(日本記録)
ほとんど目にできることはないと思いますがこちらが表示された場合は日本新記録の誕生を意味しています。
WR(世界記録)
日本ではほとんど見ることが難しいとは思いますがこちらが表示されることで世界新記録の誕生を意味しています。
陸上短距離走における基礎から応用まで全般的に解説しているページもご用意させていただきましたので気になる方はこちらから参考にしてみてはいかがでしょうか。普段あまり行っていないようなトレーニング方法まで詳しく解説させていただいています。
陸上DNSなどの用語についてまとめ
今回はDNSなど様々な陸上競技の略語をご紹介させていただきました。
実際には紹介した略語以外にもかなり沢山の略語があるようです。
詳しく知りたいという方は是非調べてみてはいかがでしょうか。