2020年に年を明けてから何度もニュースなどで騒がれているコロナウイルスについて今回は述べさせていただこうと思います。
実際に2020年2月頃からコロナウイルスの影響で全国的にイベントが中止になったり、外出について自粛するような命令が出たりとかなり影響が出てきています。
そんな中2020年といえば7年前から開催が決定していた東京オリンピックという大イベントが開催される年でもありますね。現在コロナウイルスの影響で様々な悪循環が出ている中今回は東京オリンピック、そして陸上競技に与える影響というのを予測してお話しさせていただければと思います。
東京オリンピックは開催される?
本サイトでは陸上競技をメインに解説させていただいておりますがそもそも東京オリンピック自体は無事に開催されるのかという点においてまず考えなければならないと思われます。
2020年2月の段階では開催地を東京ではなくロンドンで行うなどという案が出ております。しかしこちらの案は決定したものではなくあくまでも代替えという形で今後日本国内でオリンピックを開催できないほどコロナウイルスの感染者が増加してしまった際に考えられる1つの事例に過ぎないでしょう。
また、東京オリンピックの開会式は2020年7月24日という事で時間はまだ多く残されているので現段階ではこれ以上感染を広げないように国民1人1人の意思が開催を左右するのではないかと思われます。
東京マラソンは一般参加者の出場を中止
陸上競技界のオリンピック種目でもあるマラソンの日本代表を決める選考レースの東京マラソンが2020年3月1日に開催されました。
通常であれば毎年3万人を超える多くの参加者で盛り上がる大会となっていましたが今年に限ってはコロナウイルスの感染拡大のリスク回避として一般参加者の出場を全員中止という形で開催されることになりました。
そんななか日本国内のトップ選手・海外招待選手のみで開催された東京マラソンではマラソンの日本記録保持者でもある大迫傑選手が自身の日本記録を塗り替える2時間5分29秒という記録をたたき出し東京オリンピックのマラソン日本代表候補としてかなり濃厚な状況になっております。
そんな大迫選手は早稲田大大学の陸上競技部出身で大学時代から箱根駅伝などで活躍する素晴らしいランナーでしたがマラソンでも日本記録を2度更新しております。
陸上競技以外の競技では無観客試合を実行
コロナウイルスが国内でも流行し始めてから感染拡大のリスクを回避するとして野球や相撲など多くのスポーツでは観客を動員しない無観客試合というものが実施されております。
陸上競技の場合はまだシーズンではないので無観客試合が行われたという事例はまだありませんが東京マラソンでは一般出場者を中止させたものの無観客試合とはいかず歩道などから観戦する多くのお客さんも見られている状況です。
どうしてもスタジアム内などで行われる競技とは違い、マラソンに関しては公道などを走ってゴールへ向かうため無観客試合というように制限をかけることは大変難しいのです。
陸上競技もシーズンに入って陸上競技場内で行われる競技会などの場合は無観客試合というものが見られる場合もございますがそのころにはコロナウイルスも終息していれば幸いですね。
コロナウイルスで陸上競技で中止にせざる終えない大会
現段階ではまだなんともいえる状況ではございませんが、このままコロナウイルスが終息せずに日本国内で感染が広まっていくと様々な大会を中止にせざる終えない状況にまでなっていくでしょう。
東京オリンピックの選考レースでもある6月に行われる日本選手権なども現状のまま回復状態が見られなければ無観客試合、最悪の場合は中止という事も考えられるのではないでしょうか。
高校生の大会であればインターハイなどの全国大会も夏には控えているので早いうちにコロナウイルスの状況が回復してくれることを祈っております。