皆さんはお酒のお供に好きなおつまみはございますでしょうか。その中でもカルパスが最も好きという方は多いと思います。
今回はそんなカルパスについて「高カロリーだから食べすぎると太ってしまう?」「原料は肉だしタンパク質豊富で意外と大丈夫なのでは?」「ダイエット中にカルパスはやめておいた方がいいのかな?」など体型を気にされている方に向けての内容をご紹介させていただきます。
ではカルパスについて詳細を見ていきましょう。
カルパスとは
まず初めにカルパスとはどんな食べ物なの?と言うところからご紹介させていただきます。
なんと無くイメージで「肉を加工して味をつけたおつまみでしょ?」と思い浮かぶ方は多いと思いますが、実際になんの肉が使われていてどんなものが入っているのかまで細かく知っている人は少ないかと思います。
実際にカルパスに使われている肉としては牛肉、豚肉、鶏肉など物によって様々なお肉がミンチ状で本物の肉が使われています。また、発祥地はロシアで水分量は55%以下になるように作られているようです。
カルパスとよく似たものでサラミがありますが、こちらは牛肉、豚肉のみの使用で鶏肉は使われておらず水分量が35%以下とカルパスよりも硬めの食感の為薄く切られているものを口にする機会が多いようです。
カルパスのカロリーについて
次にカルパスのカロリーってどのくらいなの?という点をご紹介させていただきます。
カルパスと言っても様々な種類があるので一概にどのくらいのカロリーというのは難しいですが平均的にみると100gあたり470kcalあると言われています。
このカロリー数だけ見てもどのくらいの多いのか、または意外と少ないのかなど判断するのが難しいと思いますので他のおつまみや食べ物と比較してみたものがこちらになります。
商品名 | 100gあたりのカロリー |
カルパス | 470kcal |
チータラ | 399kcal |
ファミチキ | 280kcal |
チーカマ | 128kcal |
チキンナゲット | 270kcal |
フライドポテト | 303kcal |
柿ピー | 470kcal |
ポテトチップス(ピザポテト) | 552kcal |
上記のようにカルパスのカロリーは柿ピーと同じくらいということが分かりました。ただ柿ピーはお煎餅状の食べ物の為比較的軽く、同じ100gでもかなり量が多くなります。ポテトチップスも同じ理由ですね。
こうしてみると同じように水分量のあるチータラやチーカマなどのおつまみと比較するとかなり高カロリーということが分かります。
カルパスを食べ過ぎると太る?
続いてカルパスを食べすぎると太るの?と言う点についてご紹介させていただきます。先ほどもカロリーが高めだと述べさせていただいた通りたくさん食べるとその分確実に太る傾向に進んでいく事は間違いありません。
ただどのくらいの量からが食べ過ぎかという定義などはなく、一般的にコンビニなどで売られている20cmくらいのカルパス1本とかであれば食べ過ぎには値しないのでそこまで問題はないでしょう。ただ1日に3本も4本も毎日食べるという事であれば少し注意が必要ですね。
ダイエット中にカルパスはOK?
では次にダイエット中でもカルパスを食べても大丈夫?と言った疑問になりますが、正直カルパスは高カロリーな部類ではあるのでダイエットに専念しているという方はあまりお勧めしません。
ただ先ほどと同様にコンビニなどで売られている20cmくらいのスティック1本程度であればカロリー的にも100kcalほどかと思いますのでそこまで過度に心配しなくても良いでしょう。
100kcalをもし仮に運動で消費するとなれば体重60kgの人で約1.7kmのランニングが必要となります。走る速さにもよりますが一般人の平均的なスピードだとおよそ10分かかるかかからないかくらいの時間になると思います。
また100kcalという事であれば運動で減らさずに他に摂取する食べ物を抑えるという方法もあります。仮にダイエット中で1日の摂取カロリーを1200kcal程度に抑えているというのであればカルパスで摂取した100kcal以外の所を1日に1100kcalでうまく回すことができれば良いというわけです。
また、お米など炭水化物を摂取しているのであれば極力少なくした食事を心がけるなども大切ですね。
カルパスの栄養成分について
では続いてカルパスの栄養成分についてみていきましょう。カルパスは何となくイメージで「塩っ気が強いので塩分が高そう。」「かなり脂を使っていそうなので脂質が高いのでは?」「ほとんど肉でできているから以外とタンパク質が豊富かも?」と思われる方も多いでしょう。
では実際のカルパス(100gあたり)の栄養成分はというと下記の通りになります。
エネルギー | 470kcal |
たんぱく質 | 20.7g |
脂質 | 39.9g |
炭水化物 | 7.1g |
食塩相当量 | 4.3g |
実際に見てみると脂質が最も多くその次にタンパク質が多いという形になっています。ダイエット向いているという食材は高たんぱく低脂肪と言われているためタンパク質の20.7gは比較的食材の中では高い数ですが脂質も39.9gと多くなってしまっている為カルパスは高たんぱく高脂質の食べ物と言えるでしょう。
なのでやはりダイエットに向いている食材かと言われるとそうではないことが分かりますね。ただポテトチップスのような高カロリーで低たんぱく、高脂質の食べ物と比較すればだいぶマシかもしれません。
カルパスは体に悪い?
では最後にカルパスを食べる方の多くが気にされている「カルパスって体に悪いのでは?」という部分をご紹介させていただきます。先ほども述べさせていただいた通りカルパスには多くの脂質、塩分などが含まれています。また、保存食という事もあり添加物もかなり豊富に含まれているようですね。
実際に塩分は成人男性で1日8.0gまでが目安と言われている中カルパスを100g食べると半分以上の4.3gを摂取してしまうことになります。ただ1日にカルパスを100g食べるという人はそこまでいないかと思いますので大量に食べ過ぎなければ問題ないはずです。
なのでカルパスは体に悪いと言われておりますが少量食べるくらいではほとんど体に悪影響を及ぼすことはないと思っていただければ大丈夫です。
カルパスは太る?まとめ
カルパスについてカロリーや太りやすさ、ダイエット中の注意点などについてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。カルパスはビールなどお酒のお供として人気の高い食材ですが脂質が高かったりするのであまり食べ過ぎはよくないという事が分かりましたね。
また、カルパス自体が体に悪いのでは?といった懸念点もありましたが太る点も踏まえて食べ過ぎるような事をしなければ大きな問題点はないので量には注意しながら健康的な範囲内で食べるようにしましょう。