陸上競技の種目の選び方や練習メニューを詳しく解説
今回は初心者の方やまだ自分の種目が定まっていない人などにも分かりやすく陸上競技について細かく種目ごとにご説明して行きたいと思います。
陸上競技とは大きく分けでトラック種目とフィールド種目に分けられるのですが、トラック種目は同時に複数の人と競い合い、フィールド種目は自分のタイミングで始まり、個人のペースでできるというのが特徴的です。
まずはトラック種目についてご説明して行きます。
トラック競技
トラック競技は、1周400mのトラックを走る、又は競歩で歩くというように行われる競技を指します。
その中でも大きく5つに分類されるので気になるポイントなどを参考にしてみてください。
短距離走
短距離走は陸上競技の花形とも言われる100m走を始め、200m、400mと3つの種目が公式に存在します。
こちらの種目は瞬発力の強い人や400mなどの長い距離なら瞬発力を持続させることが得意な人に向いていると言われています。
こちらに詳しく解説したものをご用意しましたのでご参考ください。
また、ウエイトトレーニングや注意事項、ウォーミングアップの仕方など効果があるものをご用意しましたので合わせて読んでおくといいでしょう。
最後に冬の期間どんな練習をしたら効率的かをまとめたものもご用意しましたので参考にしてみてはいかがでしょうか。
中距離走
中距離走は主に800mと1500mが該当します。
短距離の瞬発力と長距離の持続力を兼ね備えた力が必要になるので難しい種目とも言われています。
また、800mからは短距離走で使っていたスターティングブロックも無くなると言った特徴もあります。
こちらに詳しく解説したものをご用意しましたのでご参考ください。
長距離走
長距離走は主に5000m、10000mが該当します。
トラック競技としてはこちらの2つの種目になるのですが、ロードレースやマラソンなど長距離走は距離の限界が定まっていないのも特徴的です。
また、ウルトラマラソンのように100kmなどの長い距離も種目として存在していますので同じ長距離走の中でも得意不得意が現れてきそうです。
5000m、10000mについてはこちらをご参照下さい。
「陸上競技【5000m、10000m】の走り方と練習メニューを解説」
障害
こちらは110mH、400mH、3000mSCの3つが当てはまります。
主に110mHと400mHは短距離選手、3000mSCは長距離選手が取り組んでいることが多く見受けられます。
110mH、400mHについてはこちらをご参照下さい。
競歩
競歩はトラックを走らずにいかに早く歩けるかという競技になります。
ルールとしては同時に両足を浮かせてはならないなど細かい規則がありますので審判が至る所で見ているという形になります。
3回警告を受けてしまうと失格ということになってしまうので気をつけながら競技に取り組む必要があります。
フィールド競技
フィールド競技は主に跳躍、投擲に分類されます。
トラック競技と違って自分のタイミングで跳んだり投げたりということができるので同時に競うより自分の世界に入れる人が向いています。
跳躍種目
跳躍は走り幅跳び、走り高跳び、三段跳び、棒高跳びがあります。
どの競技も自分がどれくらい飛ぶことができるのかで他の選手と競うことになるのでトラック競技の同時に走ったりというような試合形式とは一味違うものになります。
こちらに詳しく解説したものをご用意しましたのでご参照下さい。
投擲種目
投擲はいかに遠くに投げることができるかで勝負を競います。
ハンマー投げ、砲丸投げ、槍投げ、円盤投げが存在し、全て重さが決められており、さらに決められた範囲内に投げなければならないなどルールが少し厳しいのが特徴的です。
主に練習方法はウエイトトレーニングなど実践よりも体を鍛えることが中心的になるのが他の種目と違う点になります。
十種競技
こちらの種目はトラックもフィールドも全て混ぜて10種目で構成された競技になります。
実際には2日間で行われ、1種目ごとに得点が決められており、記録によって配点があります。
その得点の10種目の合計で競うと言った少し特徴的な種目となります。
全般的になんでも難なくこなせる人であれば十種競技に出場してみるのもいいかもしれませんね。
陸上競技の種目の選び方や練習メニューまとめ
各競技それぞれ特徴があり、それに向いている人は得意な部分を伸ばすことで記録向上も見込めます。
まずはやって見たい競技を中心に行っていい感じに記録が出たり、やっていて楽しいと思える競技を自分の種目として継続していくことが大切です。