小腹が空いてしまって何かちょっとしたものを口に入れたい、などと感じた時に近くにあると便利な食べ物ってたくさんありますよね。
そのうちの一つにみなさん一度は食べたことがあるであろうカロリーメイトが存在します。
今回はそんなカロリーメイトについてのダイエット効果や食べ過ぎてしまったら太るのか、栄養や健康面的に見たらどうなのかなどをご紹介させていただければと思います。
普段からカロリーメイトを食べているという人や今後ダイエットを始めるにあたってカロリーメイトを活用していこうかなど考えている人はぜひ参考にしていただけたらと思います。
カロリーメイトとは
まず初めにカロリーメイトとはどんな食べ物?と言うところからご紹介させていただきます。
カロリーメイトは1983年に大塚製薬が発売した歴史ある商品となっており、お菓子感覚で食べられるブロックタイプに加えてゼリータイプや飲み物感覚で飲めるリキッドタイプなどが存在します。
主にみなさんの思い浮かべるカロリーメイトはおそらくブロックタイプではないでしょうか。
そのブロックタイプについて今回は述べさせていただくのですがお菓子のような食べ応えにもかかわらずしっかりと5大栄養素が含まてているバランス栄養食で手軽に短時間で栄養補給ができると言うのが魅力的な商品です。
ではそんなカロリーメイトについて細かく見ていきましょう。
カロリーメイトのカロリーはどのくらい?
まず初めにカロリーメイトのカロリーについてご紹介させていただきます。名前に「カロリー」とつくくらいなので他の同じような食べ物と比較するとカロリーが高めなのでは?と予想される人も多いかと思います。
実際にカロリーメイトのカロリーはと言うと1本あたり100kcalとなっており、通常販売されているものは4本入り又は2本入りの小さいタイプになります。
1本あたりの重量は20gとなっており、100gとなる5本を食べると500kcalになると言うそんな計算になります。
では実際にカロリーメイトのカロリーが他の類似商品と比較して多いのか少ないのかなどを見ていきましょう。
商品名 | 1袋あたりのカロリー | 100gあたりのカロリー |
カロリーメイト | 200kcal | 500kcal |
プロテインバー | 211kcal | 463kcal |
ソイジョイ | 145kcal | 483kcal |
1本満足バー | 195kcal | 527kcal |
クリーム玄米ブラン | 177kcal | 492kcal |
一通りカロリーメイトと比較できそうな商品と並べてみましたがいかがでしょうか。
こうしてみると特段カロリーが高いわけでも低いわけでもなく平均的な数値だと言うことが分かりますね。
比較した中で最もカロリーが低かったプロテインバーは比較的多くのタンパク質が含まれているためカロリーが抑えられているものかと思われます。
詳しく知りたいと言う方はぜひこちらもご覧ください。
カロリーメイトはダイエットに効果的?
続いては先程のカロリーを踏まえてカロリーメイトを食べることによってダイエット効果は見込めるのかと言う点についてご紹介させていただきます。
結論から言えばカロリーメイトを食べることによってダイエット効果を上げることは可能です。
というのもカロリーメイトは1袋(2本)で200kcalと意外と高く感じる方も多いですが実際に食べてみると結構お腹に溜まるので余計なカロリー摂取を抑えると言った意味ではダイエット中に食べることをお勧めできます。
しかしカロリーメイトを食べて且つ普通の食事も今まで通り食べるとなるとまた話は別でカロリーメイト分のカロリーがプラスされてしまうだけになるので逆効果となる場合もあります。
なのでもしダイエット中にカロリーメイトを食べるのであれば普段の食事を減らして多分カロリーメイトで補うようなイメージであれば良いかもしれませんね。
カロリーメイトって太るの?
続いてはカロリーメイトって太るの?という点についてですが先程ダイエット効果も見込めるとお話ししましたが摂取量によっては逆に太ってしまうということも十分に考えられます。
というのもカロリーメイトは栄養食品でもあるためしっかりとエネルギーを体内に取り込めるようカロリー含めいろんな栄養素が含まれています。
なのでやはり過剰に摂取し過ぎてしまうと太ってしまうということにもなりかねません。
仮に毎日2袋入りを2箱食べたとするとカロリー数としては800kcalとなります。
これがご飯前に食べたとすると食事の量は嫌でも少なくなるのでまだ良いですが、食事を食べ終えた後の夜食などにこの量を食べてしまうと良くありません。
食事してから少し時間が経つと意外と食べれてしまったりする為、カロリーメイトに限らずそう言った行動が太る原因とも言えるでしょう。
カロリーメイトの栄養素について
では続いてカロリーメイトの栄養成分についてご紹介させていただきます。
先ほども述べさせていただいた通りカロリーメイトはバランス栄養食として豊富な栄養が含まれています。その中でも今回のテーマに沿ったダイエットに関わる糖質や脂質といった項目について詳しく見ていきます。
カロリーメイトの糖質について
サロリーメイトの糖質は味によっても異なってきますが大体1袋(2本)あたりで20g前後の糖質が含まれています。最も糖質の少ない味がチョコレート味で19.9g、逆に最も多い味はプレーンの20.9gとなっています。
40gあたりで約20gの糖質となるのでカロリーメイトの半分は糖質でできているという計算になりますね。
この数値は先程述べた他の食品と比較してみると多いのでしょうか、少ないのでしょうかという疑問を感じる方もいらっしゃると思いますので先程同様にまとめさせていただきました。
商品名 | 1袋あたりの糖質 | 100gあたりの糖質 |
カロリーメイト | 20g | 50g |
プロテインバー | 11.4g | 25.9g |
ソイジョイ | 7.6g | 25.3g |
1本満足バー | 22g | 59.4g |
クリーム玄米ブラン | 17g | 47.2g |
各製品の糖質は上記のような値になります。こうしてみるとカロリーメイトの糖質は比較的高いのでカロリーだけにとらわれず糖質も意識する必要がありそうです。
そして最も糖質が少なかったのはソイジョイでカロリーメイトの約半分ほどの糖質となっているようです。
※カロリーメイト同様に味によって多少異なるため良く見かける味のものを1つ選ばせていただきましたので多少誤差などは生じるかもしれません。
カロリーメイトの脂質について
続いてカロリーメイトの脂質についてです。こちらも糖質同様に摂取し過ぎてしまうとダイエットには逆効果となります。
実際にカロリーメイトに含まれている糖質はチョコレート味で1袋(2本)あたり11.2gとなっており他の味も大体同じような数値になっています。
脂質に関しても糖質同様他の食品と比較してみた結果がこちらになります。
商品名 | 1袋あたりの脂質 | 100gあたりの脂質 |
カロリーメイト | 11.2g | 28g |
プロテインバー | 11g | 25g |
ソイジョイ | 9.7g | 32.3g |
1本満足バー | 10g | 27g |
クリーム玄米ブラン | 9.4g | 26.1g |
上記のように1袋あたりの糖質ではカロリーメイトが1番高いですが100gあたりで見ると真ん中くらいの数値となっているのが分かります。
カロリーメイトについてよくある質問
では続いてカロリーメイトに関してよくある質問や疑問などをご紹介させていただきます。
カロリーメイトは食べ過ぎると良くない?
実際に食べ過ぎてしまっても体に悪い影響などはあまり見られないかとは思います。ただどうしても栄養やカロリーが多く含まれる食べ物にはなるのであまりにも多く食べてしまうと太る原因には間違いなくなるでしょう。
カロリーメイトは毎日食べても大丈夫?
次に毎日カロリーメイトを食べても大丈夫?という点についてですがこちらは特に体への悪影響はないでしょう。ただ先程同様にたくさんの量を毎日食べるのはあまり良くありません。
多くても1日に4本入りのものを1箱とかにしておきましょう。
カロリーメイトって健康に悪いの?
カロリーメイトを食べると健康的に悪いなどということはないかと思われます。他の普通のお菓子などと比較すると栄養素がたくさん含まれているのでお菓子を食べるくらいならカロリーメイトを食べた方が栄養面的にも良いでしょう。
カロリーメイトで置き換えダイエットは可能?
最後にカロリーメイトで置き換えダイエットはできる?といった疑問ですがこちらに関してはできるとしてみていいかと思います。
というのも冒頭でも触れた通りカロリーメイトは比較的お腹にたまりやすい食べ物なので夜ご飯などをカロリーメイトにすることで本来多めに摂取してしまうカロリーを一定の量を摂取することができます。
ただ置き換えダイエットといっても多くの量食べてしまってはいけません。
1袋(2本)で我慢するのは難しいですが2袋(4本)では抑えておきたいところです。
4本でも400kcalとなるので普通の夜ご飯と比較すれば少なく抑えることができるのではないでしょうか。
カロリーメイトについてまとめ
今回はカロリーメイトについてダイエット目線でお届けさせていただきましたがいかがだったでしょうか。
私自身もカロリーメイトは時間がない時など手軽に食べることができるのでたまに購入するのですがとても助かっています。
簡単にまとめるとカロリーメイトは栄養分が多くカロリーはそこそこ含まれているので食べすぎるとカロリーオーバーとなると可能性があります。ただ夜ご飯などに置き換えて決められた量を摂取するのであればダイエットにも効果的な食べ物だと言えるでしょう。
もしカロリーメイトを食べながらダイエットを行おうと思っている方がいましたらぜひ今回ご紹介させていただいた内容を参考にしてみてくださいね。