ウイスキーはお酒の中でも皆さんのイメージとして「ダイエット中でも楽しめるお酒のひとつ！」という印象を持たれている方も多いのではないでしょうか？ビールやワインと比べてもカロリーが低めな上、糖分もほとんど含まれていない事からスリムな体型をキープしつつ楽しむことができる唯一のお酒なんて思われている方も多い印象です。
ただ、そんなウイスキーですが飲み方によっては太ってしまう原因や、他のお酒よりもカロリーを多く摂取してしまうという事もあるので今回はウイスキーの太りやすさやカロリーについて細かく述べさせていただければと思います。
ダイエット中で日々ウイスキーを飲んでいるという方や、他のお酒からウイスキーに切り替えようと考えている方は是非参考にしてみて下さいね！
ウイスキーとはどんなお酒？
ではまず初めにウイスキーとはどんなお酒なの？という所から紹介していきます。普段からウイスキーを飲んでいる人でも、実際には細かくどんなお酒なのか分からずに飲んでいるという方も多いと思いますので合わせてご覧ください。
ウイスキーの原料は主に大麦やライ麦、コーンなどの穀物を使っており発酵させた後、蒸留と熟成を経て豊かな香りと味わいが引き立つウイスキーが生まれます。
種類も多くの方がご存じの通り、いろんな銘柄が存在しており、スコッチやバーボン、アイリッシュなど有名な種類がございますが、それぞれの地域や製法により風味が異なるのもウイスキーの特徴です。
そんなウイスキーですが、炭酸水で割ってハイボールとして飲む人も居ればロックで楽しむ方も多く、人それぞれの楽しみ方が出来るのもうれしいお酒ですね。
今回はロックで飲むウイスキーを元に太りやすさやカロリーなどを紹介させていただければと思いますのでハイボールが気になるという方はこちらの記事を参考にしていただければと思います。
ウイスキーのカロリーは高い？
では続いて本題の太りやすさにも繋がるウイスキーのカロリーについて見ていきましょう。
| 商品名 | アルコール度数 | 100ｇ当たりのカロリー |
| ウイスキー | 40％ | 237kcal |
| ウォッカ | 40％ | 240kcal |
| テキーラ | 45％ | 264kcal |
| ジン | 40％ | 224kcal |
| ワイン | 12％ | 77kcal |
| ビール | 5％ | 40kcal |
ざっと同じくらいのアルコール度数のお酒とワイン、ビールをそれぞれ並べてみました。基本的にはどの種類のお酒でもアルコール量が高くなれば高くなるほどカロリーの数値が上がるというイメージになります。
中でもウイスキーは40％のお酒で100ｇ当たり237kcalと他のお酒と比べても多くも少なくもない位置となります。というのも40％ほどアルコールが入っているお酒の場合、多くの種類で糖質が含まれていなかったりするので同じくらいのカロリーとなるようですね。
ただ、ワインやビールをウイスキーと同じだけアルコール摂取するとなるとワインは257kcal、ビールは320kcalとウイスキーよりも上回るカロリー数となります。
よって、ワインやビールをたくさん飲んで同じアルコール量を摂取する形で考えると、糖質の入っていないウイスキーを飲む方が摂取カロリーを抑えることが出来るという答えになります。
他の種類のお酒が気になるという方は是非こちらも参考にしていただければと思います。
ウイスキーを1か月間毎日飲むとどうなる？
では続いてウイスキーを1か月間毎日飲むとするとどのくらいのカロリー数を摂取する事になるのか、また体の変化はあるのかといった点を紹介していきます。まず1か月間ウイスキーを飲む量ですが、お酒好きの人であれば毎日200mlほどロックで飲む方が多いのではないでしょうか。
そうなると、1か月間の摂取カロリーは「237kcal×2×30日＝14,220kcal」という計算式が出来上がります。こうしてみるとカロリー数に驚く方もいらっしゃると思いますが、数字に表してみるとウイスキーだけでかなり摂取していることが分かります。
成人男性の1日の摂取カロリーの目安が大体2,200kcalほどとなるので6.5日分くらいをウイスキーだけで摂取してしまっていることになります。単純計算で1日200mlとたとはいえ、これだけの量を摂取してしまうとやはり太ってしまう傾向にある事は間違いないでしょう。
また、人間は7200kcal消費することで体重が1kg減るとも言われている為、14,220kcalという数値で見ると約2kg体重が変わってくると言っても過言ではありません。
実際にはもしウイスキーをその分摂取していなかったとしたら他の飲み物や食べ物でカロリーを摂取する事になるとは思いますが、お酒だけで2kg太ってしまうと考えると飲みすぎはあまり良くありませんね。
ウイスキーはダイエット中に飲んでもOK？
では次にウイスキーはダイエット中に飲んでも大丈夫かという疑問についてお答えしていきます。
正直な意見で申し上げると、「ダイエット中は極力飲まないに越したことは無い」というのが回答になります。ただ、「外せないお酒の付き合い」や「どうしても1杯だけ飲みたい！」と言った場合に他のお酒を飲むくらいであればウイスキーをゆっくりと嗜む形がダイエット中は良いのではないかと思います。
また、そこまで本気でお酒を完全に断ち切ったダイエットほどではないという事であれば、ウイスキーはある程度ダイエット中だという事を頭の中に入れた状態で嗜み、食事の方を豆腐や納豆、鶏ささみなど高たんぱく低脂質の食べ物をおつまみにする形が良いと考えます。
ただやはりお酒を飲むという行為はダイエット中どうしても妨げにはなってしまいますので、目標があるのであればなるべく避ける形が望ましいことは間違いありません。
ウイスキーは太るのかまとめ
今回はウイスキーについてダイエット中の注意点やカロリー、太りやすさについて紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか？
基本的にはやはりウイスキーはアルコール度数の高いお酒ではあるので、太りにくいお酒と言いつつもカロリーが比較的高いお酒となります。
しかし、ビールやワインをたくさん飲むくらいであればウイスキーを飲んだ方が糖質も含まれていない為ダイエット中は嬉しいお酒となるでしょう。
また、毎日ウイスキーをある程度の量飲んでいるという方は1か月で換算してみるとかなりのカロリー数となる事がわかりましたので、飲みすぎにはお気を付けください。
